sm pro audio v-machine - tacsystem.com · 2013. 5. 21. · sm pro audio v-machine...
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SM PRO AUDIO
V-Machine
簡易セットアップマニュアル
Revision: 0.3
Table of Contents
ご使用になる前に 1
VFXソフトウェアのダウンロード 1
VFXソフトウェアのインストール 1
V-Machineのファームウェア・アップデート 2
V-MACHINEとVFXについて 1
V-MACHINEとは 1
VFXソフトウェアとは 1
V-MACHINEへFactory Library をダウンロード 2
Factory Libraryのダウンロード及びインストール 2
V-MACHINEへのダウンロード 3
MIDI SYNCによるダウンロード 3
Exportによるダウンロード 3
V-MACHINE本体へのインポート 4
T1-10013 V-MACHINE簡易セットアップ
Tac system,Inc. 141-0021 東京都 品川区上大崎 3-5-1 T 03-3442-1525 F 03-3442-1526 http://www.tacsystem.com
VSTプラグインのインストール 5
使用可能なVSTプラグイン 5
インストーラーを用いてプラグインを仮想PCへインストール 5
プラグイン・アクティベーション 5
VSTプラグインのインポート 6
VSTプラグインを呼び出す 6
VFX仮想PCのファイル構造 7
Mac上でのVFX環境 7
VFX Library.vfxlibrary 7VFX Wine VM.vfxwinevm 7
VFXソフトウェアの使い方 8
VFXソフトウェア外観 8
V-MACHINEへダウンロードするPRESETデータのセットアップ 9
BANK/PRESET選択 9
新しいBANK/PRESETの作成、RENAME、DELETE 9
Pluginのインサート 9
Mixerパネルの使用法 10
スプリットの設定 10
Pluginコントロールパネル 11
VST EDITORによるプラグインのコントロール 11
T1-10013 V-MACHINE簡易セットアップ
Tac system,Inc. 141-0021 東京都 品川区上大崎 3-5-1 T 03-3442-1525 F 03-3442-1526 http://www.tacsystem.com
ご使用になる前に
VFXソフトウェアのダウンロードV-Machineのセットアップを行うためには、まず下記のサイトからVFXソフトウェアをダウンロードします。
Windows PCをお使いの場合
http://www.smproaudio.com/index.php/en/products/v-machines/v-machine-downloads#win-xp-vista-7
Macをお使いの場合
http://www.smproaudio.com/index.php/en/products/v-machines/v-machine-downloads#mac-osx
現在のソフトウェアバージョンは、
VFX version 2.0 (20101204) : 2013年5月現在
また、OSX Mountain Lionでご使用になる方は、http://bit.ly/MGXsDx より「X11」アプリケーションをダウンロードして
インストールしてください。
VFXソフトウェアのインストール
Macをお使いの場合
VFXソフトウェアのインストールは、ダウ
ンロードし解凍した
VFX_Application_Installer_20101204.dmgをオープンし表示されているVFXアイコンを
Applicarionアイコンにドラッグ&ドロップし
ます。
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SM Pro Audio V-MACHINE簡易セットアップマニュアル
V-Machineのファームウェア・アップデートV-Machine本体をUSBケーブルでPCに接続し、
VFXソフトウェアを立ち上げます。
右の図のように、File>V-MACHINE>Update V-
MACHINE Firmwareを選択します。
右図下のV-MACHINE Update用のダイアログボッ
クスが開きます。
V-MACHINE本体のLEARN2つを押しながら電源を
入れ、本体のディスプレイに「V-MACHINE
Update・・・」と表示されたらはなします。
ダイアログボックスの「OK」を押すとファームウ
ェアがPCからV-MACHINEへダウンロードされ、
アップグレードが実行されます。
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SM Pro Audio V-MACHINE簡易セットアップマニュアル
V-MACHINEとVFXについて
V-MACHINEをご使用になるに当たり、VFXソフトウェアの構造とV-MACHINEとの関係を理解していただく事が様々な
VSTプラグインをインストールしてご使用になる上で非常に重要です。
V-MACHINEとはV-MACHINEは、様々なVSTプラグインを本体の中にインストールし、音源モジュールまたはエフェクターとして使用す
る事の出来るハードウェアユニットです。
V-MACHINEは、カスタマイズされたWindowsベースのハードウェアユニットです。
VFXソフトウェアとはVFXソフトウェアは、V−MACHINEにVSTプログラムを実装、セットアップするため、PC上に仮想のV-MACHINEを作り
上げるPCアプリケーションです。VFXソフトウェアは、Windows PC、Macどちらでもご使用することが出来ます。
VFXソフトウェア上でVSTプラグインのインストールセットアップを行い、V-MACHINEへコピーします。
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SM Pro Audio V-MACHINE簡易セットアップマニュアル
VST Synth
VST Synth
Mac
仮想Windows
V-MACHINEへFactory Library をダウンロードSM Pro Audio社で用意されているFactory Libraryを用いることで、すぐにV-MACHINEをお使いいただく事が可能です。
Factory Libraryのダウンロード及びインストールV-MACHINEには、すぐに様々な機能をお使い頂くために、あらかじめ20種類ものバーチャルインスツルメントをFactory
Libraryとして用意されています。Factory Libraryは、下記よりダウンロードすることが出来ます。
http://www.smproaudio.com/index.php/en/products/v-machines/v-machine-downloads#the-new-v-machine-factory-library
Factory Libraryは、すでに各種のVSTプラグインを含んだVFXLibraryファイルとして全てのパッチが組まれていますので、
インストールすればすぐにお使いいただく事が可能です。下記の手順でインストールしてください。
File>Import from VFX Libraryを選択し、Importを
クリックするとVFX上にインストールが完了し
ます。
Importが終了するとVFXソフトウェア上では、右
のように各種プラグインがパッチが組まれた状
態でインストールされます。
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V-MACHINEへのダウンロードVFXソフトウェアからV-MACHINEへのダウンロードの方法は、MIDI接続によるSYNCとUSBメモリーを用いたExportの2
種類があります。
MIDI SYNCによるダウンロード
• V-MACHINEに電源を入れUSBでPCに接続します。
• VFXソフトウェアのV-MACHINEメニューからSYNCを選
択します。
• 全てダウンロードする場合は、All Banksを選択してSync
ボタンをクリックします。
• ダイアログボックスが開き、ダウンロードにかかる時間
が表示され、Syncまたは、Export(次項)するかを選択するようにな
ります。
• ダウンロード時間が問題なければ、Syncをクリックしてダウンロ
ードを実行します。ダウンロード時間がかかりすぎるとお思いの
場合には、次項のExportの方法で行う事をお勧めします。
ダウンロードには、ダウンロードする量によって時間が変わりますので、必要なパッチだけをダウンロードしたい場合
には、それぞれの項目を選択して実行してください。
Exportによるダウンロード
• Exportによるダウンロードの場合は、V-MACHINE本体を
PCに接続する必要はありません。
• VFXソフトウェアのV-MACHINEメニューからSYNCを選
択します。
• 全てダウンロードする場合は、All Banksを選択してSync
ボタンをクリックします。 必要なパッチだけをダウンロ
ードしたい場合には、それぞれの項目を選択して実行して
ください。
• ファイルネームと保存先を指定してExportを実行すると保存先に’フ
ァイルネーム.vfxlibrary’のファイルが作成されます。
• USBメモリーにExportしたVFXライブラリーファイルをコピーし、V-
MACHINE本体に挿すと、自動的にデバイスを検知してパッチを使用する事が出来ます。
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V-MACHINE本体へのインポートUSBメモリー上のVFXライブラリーファイルをV-MACHINE本体へインポートするには、下記の手順で行います。
• MENUボタンを両方同時に押し、「MENU:Import」のメニューに入りま
す。
• SAVEボタンによって
「Bank」<>「Bank+Plugins」<>「All Banks」<>「All Banks
+Plugins」を選択します。
• LEARNボタン「<」を押してLOADを実行します。
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Load
VSTプラグインのインストールV-MACHINEは、VFXソフトウェアをもちいて様々なVSTプラグインをインストールすることで音源モジュールまたはエフ
ェクターとして使用する事が出来ます。
使用可能なVSTプラグインVFXソフトウェアは、仮想のWindowsマシンとしてPC上に構成されています。従って、Windows/Macに関わらず
Windows版のVSTプラグインをV仮想V-MACHINEとしてのVFXソフトウェアの中にインストールすることが出来、それ
を前項と同じ方法でV-MACHINE本体にダウンロードすることで使用する事が出来る様になります。
また、SM Pro Audio社でテストされ公表されている使用可能なVSTプラグインは、下記で確認することが出来ます。
http://www.smproaudio.com/index.php/en/products/v-machines/wizard-file-database
インストーラーを用いてプラグインを仮想PCへインストールVFXソフトウェアにインストールできるのは、Windows VSTプラグインですのでWindows用のインストーラーを用いて
VFXソフトウェア内の仮想Windows上に通常のインストール作業でインストールすることが可能です。
VFXソフトウェアのFileメニューから、Run VST Plugin Installer...を選択します。
右のようなファイル選択ウィンドウが出ますので、インストーラーのファイルを選択して、Runボタンをクリックしま
す。
インストーラーが起動すると、通常のWindowsマシンと同じ
インストール・ウィザードが起動しますので、その手順に従
ってインストールを実行してください。
インストーラーによってインストールされたVSTプラグイン
をVFX上で動作させるためには、次項のVSTプラグインのイン
ポートが必要です。
プラグイン・アクティベーションプラグイン・ライセンスを有効化するアクティベーションの
方法もインストールウィザードに則って行います。VFXソフトウェアでは、シリアルナンバー及びチャレンジ&レスポン
ス認証が対応可能です。Pace社のiLOKアクティベーションには対応しておりません。
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VSTプラグインのインポートVSTプラグインをVFXソフトウェア上で動作させ、V-MACHINEで使用するためにはVFXソフトウェアにVSTプラグインを
インポートする必要があります。
VFXソフトウェアのFileメニューから、Import
VST Plugin...を選択します。
右図のインポート用のウィンドウが開きます
ので、VST Plugin DLLの欄に対象のVSTプラ
グインのDLLファイルを指定します。
Wizard Fileの欄には、あらかじめ用意されて
いるWizard File(パラメータなどの指定ファ
イル)が存在する場合には、自動的に検索さ
れて入力されます。
Wizard Fileの用意されていないVSTプラグイ
ンの場合には、右図のようにWizard Fileの欄
に「<Don’t use a Wizard File>」と入力して
OKを押します。
対応できないVSTプラグイン、VSTプラグイン
として認識できないDLLファイルの場合に
は、読み込むことができません。
VSTプラグインを呼び出すインポートされたVSTプラグインは、VFXソフト
ウェア上のプラグインリス
トに表示され、VFXソフト
ウェア上で立ち上げること
が出来ます。
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VFX仮想PCのファイル構造VFXソフトウェアは、Windows/Macに関わらずV-MACHINEとコンパチブルな仮想Windowsシステムを作り上げます。
Mac上でのVFX環境VFXソフトウェアが起動するとミュージックフォルダ内に、下記のファイルが作られます。
VFX Library.vfxlibraryVFX Wine VM.vfxwinevm
VFX Library.vfxlibraryこのファイルの構成を表示すると右図の
ようにVFXソフトウェアにインポートさ
れたVSTプラグインが格納されています。
各プラグインのフォルダには、プラグイ
ンDLLファイルとそれに対応した
vfxInfo.TXT(パラメータ等の構成リストフ
ァイル)が存在します。また、各プラグ
インに必要なパッチ情報ファイルなども
同じフォルダに入っている必要がありま
す。
もし、必要な関係ファイルがこのフォルダにインポートされない場合には、マニュアルで必要なファイルを各プラグイ
ンのフォルダ内にコピーしてください。
VFX Wine VM.vfxwinevmこのファイルの構成を表示すると右図のよ
うに、仮想Windowsの環境が構成されて
います。仮想CドライブのProgram Fileフ
ォルダには、インストラーでインストー
ルされたVSTプラグインが格納されてい
ます。
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VFXソフトウェアの使い方VFXソフトウェアは、V-MACHINEにダウンロードして音源モジュールとして使用できるようにするためのセットアップ
を行います。VFXソフトウェアは、単に一つのVSTプラグインをアクティブにするだけでなく、いくつものプラグインを
スプリット、ミックスまた、エフェクトをかけて一つの楽器とするミキサー機能及び、必要なパラメータをMIDIコント
ローラからコントロール・チェンジによってコントロールできるようにマッピングを組むことが出来る様になっていま
す。VFXソフトウェアで設定を行う場合に、V-MACHINE 本体を接続しておく必要はありません。
VFXソフトウェア外観
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V-MACHINE Emulatorパネル
V-MACHINE本体と同じ表示が表示されます。
BANK選択、PRESET選択、パッチ/
パラメータ選択、プログラム/
バリュー設定が可能
Parameterコントロールパネル
各VSTプラグインのコントロール可能なパラメータが表示
されます。Priorityにチェックを入れておくとV-MACHINE
ディスプレイ上で呼び出し優先されます。MIDIコントロー
ラで制御したいパラメータは、MIDI CCの欄にコントロー
ル・チェンジナンバー(10進)を入力します。
Pluginインサートパネル
各BANK-PRESET毎に用いるプラグインをインサート
します。ミキサーに対応した4CHおよびFX、Master
にそれぞれ3つまでのプラグインをスプリット指定し
てセットすることが出来ます。
Mixerパネル
4CHの入力および2系統のFXセンド、Masterのレベ
ル、PAN設定が可能です。入力端子からの入力信号を
ミックスすることも出来ます。
V-MACHINEへダウンロードするPRESETデータのセットアップ
BANK/PRESET選択
V-MACHINE EmulationパネルのBANKセレク
トボタン<、>、およびPRESETセレクトボ
タン<、>にて使用したいBANK/PRESETを
選び、Loadボタン<で呼び出します。
新しいBANK/PRESETの作成、
RENAME、DELETE
BANK NAMEを右クリックすると右のメニューが表示されます。必要に応じて新
しいBANKの作成、RENAMEおよび削除が可能です。PRESTも同様の操作で新し
いPRESETの作成、RENAMEが可能です。
PluginのインサートPluginパネルのA,B,C部分をクリックするとプラ
グインリストが表示されますので、使用したいプ
ラグインを選択してインサートします。
Pluginインサートパネルには、1~4のCHと
FX1,2およびマスタートラックが存在しMixerパネ
ルに対応しています。
一つのCHには、A,B,C、3つのプラグインをインサート可能ですが、複数のプラグインをインサート
する場合には、後段(B,C)のプラグインはオーディオ入力に対応している(エフェクターなど)事が
必要です。通常のインスツルメントの場合にはA及びBにインサートした場合、Bの音しか再生され
ません。スプリットによって複数のプラグインを使用したい場合には、次項をご参照ください。
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BANKセレクト
PRESETセレクトLoad実行
右クリック
A
B
Bの音のみ出力
A
Aの音にBのエフェクトがかかった音を出力
B Effector
Mixerパネルの使用法Mixerパネルを用いることで、複数のプラグインをミックスしたり、スプリットを利用した演奏、トータルエフェクトを
かけるなどの応用が可能です。これによってV-MACHINEを非常に多彩な音源モジュールとしてセットアップすることが
出来ます。
Mixerパネルには、4CHのプラグイン入力チャンネルと2系統のエフェクトセンドおよびマスタートラックが用意されて
います。
スプリットの設定
各VSTインスツルメントをスプリット設定して用いるに
は、右のPluginインサートパネルのSPRITの部分をドラッグ
することで設定できます。また、TRは、入力MIDIノートに
対してキートランスポーズをかけます。
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入力トラック1~4 マスタートラック
エフェクトリターン
トラック1~2
オーディオ入力V-MACHINE 本体のオーディオ入力端子からの信号を生かします。
エフェクトセンド1~2
パンポット
ミックスゲイン
ドラッグしてスプリット範囲を設定
PluginコントロールパネルPluginコントロールパネルでは、各プラグインのパラメータが表示され、必要なパラメータをCC(コントロ−ル・チェン
ジ)に割り当てることが出来ます。
VST EDITORによるプラグインのコントロールWindowメニューからVST Editorを起動すると対象のプ
ラグインのGUIが表示されGUIを用いて音作りを行って
プリセットを作成していくことが出来ます。
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MIDI CC設定コントロールしたいMIDI Control Change ナンバー(10進数)を入力します。
Priority設定チェックを入れたパラメータは、V-MACHINE のメニュー呼び出し時に優先して呼び出されるようになります。