家づくりノート starter guide - the skeleton house1 家づくりノート starter guide...
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家づく りノート Starter Guide
「家」は誰がつくるのだろう。
大工さん?設計士?デザイナー?
昔から家づくりのことを「普請する」と言うように、家を完成させるためには、たくさんの人の力を借りることが必要だ。
でも、自分にとって何か大切なものをつくり上げようとする時に欠かせないのは、「こんなものをつくりたい!」という、自分自身の熱い気持ちではないだろうか。それがエンジンとなって、みんなに動いてもらう力になる。
家は人生の舞台だ。世界でいちばん大切な家族や自分が、イキイキとしあわせな時間を過ごせる場所にするために、誰よりもこの家のことを想い、考える。
それが、自分の家をつくるっていうこと。
本気でコミットしよう。「じぶんの家づくり」に。
「家づくりノート」とは? 自分の家は、自分でつくる
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「家づくりノート」へようこそ
このノートは、あなたが思い切り「家づくり」に取り組むためのツールです。家づくりを進めるにあたって必要なこと、考えるべきことはたくさんありますが、このノートは特に「自分らしい家づくり」のポイントとなる項目で構成されています。
エンジョイワークスが提案するのは、「次世代まで長く使えて、かつ、自分達らしいライフスタイルを変化に応じて実現できる家づくり」それを、『スケルトンハウス』という新しいやり方でご提供しています。
そのやり方とは、こうです。次世代まで住み継がれるための丈夫でシンプルな家の外側(スケルトン)を、エンジョイワークスがプロフェッショナルとして責任を持ってつくります。そして家の内側(インフィル)は、あなた自身が自由に考えたり、つくったりすることができます。
これは、スケルトン部分が、家内部の柱や壁に頼らずに強度をキープできるシンプルな構造となっているために、インフィル部分の間仕切りや仕上げをいかようにも柔軟につくることが可能となるからです。この特性によって、スケルトンハウスはあなたや家族が未来にわたって住みこなせる家になります。
見方を変えればこの家は、あなたらしく個性的でありながら、住まい手が変わっても対応できる優良な社会の資産でありストックとも言えるでしょう。
スケルトン部分の仕様をある程度合理化することでコストパフォーマンスを高め、その分、ライフスタイルや暮らしやすさに直結するインフィル部分に思い切り力を注げるようにしたのがスケルトンハウスです。
さあ、このノートを使って、一緒に「家づくり」を始めましょう。エンジョイワークスは、あなたの家づくりのいちばんのサポーターです。
スケルトンハウスは「スケルトン&インフィル」の考え方を取り入れた家づくりの仕組みです。詳細については、別途資料をご案内しております。またご不明点などございましたら、お気軽にお問合せください。
全 40P!家づくりノートは日々進化中!
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目次
・「家づくりノート」とは?
・スケジュールを把握しよう
・どういう家をつくりたいか
・スクラップブック
・お金のこと
・土地を見つけよう
・間取り、プランニング[平面図]
・窓、玄関扉[立面図]
・仕上げ、内部扉[仕上表]
・キッチン、お風呂[設備計画]
・照明、コンセント[電気計画]
・デッキ、植栽[外構計画]
・まとめ
・工事中メモ
・完成してからが、はじまり[メンテナンス]
書けるところから、描けるところからが原則です!
ご来社頂いた方のみに配布しております
ご来社頂いた方のみに配布しております
「家づくりノート」は今回ダウンロードいただいた一部ページを除きまして、ご来社頂いた方のみの配布とさせていただいております。それは一度お会いしてスケルトンハウスの基本的な考え方を説明させていただき、その上で、個々の状況、ご要望などを踏まえて、具体的な実施例のお話などを交えながら、中身をご覧いただきたいためです。
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スケジュール感を把握しよう 土地を決める~お引渡しまで
・自分にマッチした土地を見つけるのは、そう簡単ではありません。 一般的な商品とは違って、個々の土地はまさに一品モノ。 皆が良いと思うものはすぐに売れてしまいますので、 時に「ご縁」のようなグッドタイミングな出会いで自分の土地に出会うこともあります。 そのため、スケジュールとしては読めない部分が大きいですが、 いつでも決断できる状況をつくっておくことが重要です。
・まず融資予定額も含めた全体予算の把握、 それと建物本体金額や諸経費、その他の付帯工事がかかる可能性など 土地と家を含めた全体像を把握する必要があります。 詳しくは後述の「お金のこと」や「土地を見つけよう」をお読みください。
・設計で検討していく主な項目は、この「家づくりノート」に盛り込んでいますが、 工事着工までには、実際に工事を行うための図面作成、行政関係の手続き、 確認申請の手続き、そして見積とその金額調整など、多くの行程があります。
・細かいところでは、工事が開始した後に決定しても支障がないものもありますし、 ある程度併行して進めていける部分もありますが、このノートの多くの内容がまとまってから、 おおむね「2ヶ月程度」は前述の各種作業、手続きにかかると考えてください。 ※文化財包蔵地などの土地条件や、見積調整の長期化などによって、 目安以上に着工までに時間を要する場合があります。
・スケルトンハウスの場合、ある程度施工内容が標準化されている部分もあり、 おおむね着工から「4ヶ月程度」の工事で、お引渡しできている場合が多いです。
・オーダーキッチンや輸入機器など発注から納期までに時間がかかるものは、 着工前の段階で確定し、発注を済ませておくと工程の遅れを防ぐことができます。
・工事請負金額のお支払いタイミングは、 基本的には着工時、上棟時、お引渡し時の3回に分かれます。 上棟とは、建物の柱や梁など主要な構造部が組み上がった状態を指します。 着工から上棟までは、おおむね1~1.5ヶ月程度、 上棟からお引渡しまでがおおむね2.5ヶ月~3ヶ月程度が工期の目安です。
土地を決めるまで
設計開始から工事着工まで
工事着工からお引渡しまで
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どういう家をつくりたいか
①家に「タイトル」をつけてみましょう。
②家の「コンセプト(基本方針)」を考えてみましょう。
③「家族」のことをまとめてみましょう。 例)・お父さん、38歳、自分だけの秘密基地がほしい ・お母さん、36歳、キッチンにパントリーがほしい! ・子ども、長男 7歳、庭にサッカーゴールを置きたい ・タマ(猫)、キャットタワーがほしい
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④「ライフスタイル」について考えてみましょう。 ・普段の生活で大切にしていること ・新しい家で実現したいこと ・もしくは今のお住まいで不満になっていて解消したいこと、など
⑤導入してみたい仕上げ、設備、持ち込みまたはご購入予定の家具や照明設備など
種別 メーカー・品番 サイズ・仕様・備考
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間取り、プランニング[平面図] 平面検討のポイント
・基本は 910mmを長さの単位として考えます。 スケルトンハウスは最新の金物工法を採用していますが、 ベースは在来木造工法のため、尺貫法による寸法体系(モジュール)が 寸法決定の基本となっています。 ・1階は中央付近に柱(基本的には1本)がありますが、 位置のプランによって調整可能です。 2階は柱無しで自由に間仕切りが検討可能です。 構造上必要な壁は外壁側で確保しますので、 窓と壁のバランスは設計士と相談しながら決めていきます。
・LDKは1階か2階か、まず決めるべきポイントです。 ロケーションや暮らし方によって、決めてください。
・天井高さは 2.7Mと 2.4Mの組合せが標準です。 一般的には LDKのある階の天井を高くすることが多いです。 またオプションで1、2階とも 2.7Mとすることも可能です。
・階段の配置は1階と2階、両方に関係してくるため 検討する上で重要なポイントです。 過去事例のプランなど参考に考えてみてください。
・次の立面図の検討では主役になってきますが、 この時点で窓の配置も考えてみてください。 窓の大きさや向きで同じ部屋でも印象が変わってきます。
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新居で使用予定のダイニングテーブルやソファ、テレビ、ベッド等のサイズ感を把握するために、ここに書き出しましょう!靴の数や衣類のボリューム感もイメージしておくと good !
★持ち込み家具リスト
種別 サイズ 種別 サイズ
<見本>次項からさっそくプランニングにトライ!
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