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CARGO APRIL 2008 43 リポート CARGO APRIL 2008 42 今年も路線・機材を拡大 現在、カタール航空の就航地数は、旅客 便が81都市、貨物便が19都市。昨年は米 国線の運航開始やストックホルムへの乗り 入れなど、新規路線を相次ぎ開設した。こ れによって、アジア、欧州、アフリカ、北米の 4大陸にネットワークが広がり、残すところ、 南米、オセアニアの2大陸のみとなっている。 今夏季スケジュールでは、中国4番目の 就航都市となる広州への乗り入れをはじ め、11月からは米国のヒューストンに直行 便を運航することが決まっている。またロ ンドン・ヒースロー空港への直行便を1日 3便から4便に増便するほか、夏季中に合 計12路線でキャパシティ拡大を予定してい る。バクルCEOによると、2010年末までに 就航都市を100都市に拡大する計画があ るという。今後は、ブラジルのサンパウロ など南米への路線拡大も予想される。 また、同社の機材計画も注目だ。 現在、保有している機材は合計62機。 このうち、3機が貨物専用のA300-600RF。 今後、受領する機材数は合計161機。貨 物機では、今年ローンチ予定のB777Fを 2機導入する。旅客機ではB787、A380、 A350など最新機種を導入予定だ。 マーケット認知度アップ 日本での展開を見てみると、同社の関 西乗り入れが始まったのが06年5月。つま り、今年夏季で3年目に突入することにな る。就航当初は週4便の運航だったが、 現在はデーリーに拡大。就航以来、日本 での販売・営業を自社で行っており、その 成果は3年経過した現在、マーケットでの 認知度向上という形で現れてきているとい う。 日本地区の貨物営 業を担当する高橋篤 史カーゴ・セールス・エ グゼクティブは「就航当 時と比べ、フォワーダ ー、シッパーの間でも “カタール”というブラン ドが浸透してきた」「07 年貨物取扱実績の伸びは、前年比で2倍 近かった。これまで日本でのシェアは関西 が中心となっていたが、ここのところ、関東 の顧客からの需要も増えだした」と現状を 説明する。同社の日本での貨物部門拠点 は大阪オフィスのみだが、同氏を中心に継 続してきた全国営業がシェア拡大という形 で現れてきたのだ。現在、関西からの貨物 が7割を占める一方で、関東オリジンの貨 物も3割まで拡大。ロードファクターも順調 に推移している状況だ。 中東・アフリカ向けで9割 カタール航空が戦略として挙げるのは、 ドーハ空港をハブとしたハブ&スポークに よる輸送だ。高橋カーゴ・エグゼクティブが ペルシャ湾西岸の都市ドーハを拠点とするカタール航空。設立は今から 14年前の1994年。初便就航後、しばらくは業績が伸び悩む時期が続いたも のの、1997年の現CEOのアブドゥル・アル・バクル氏就任とともに経営方 針を転換し、体質を改善。老朽化した機材の退役とともに、最新のエアバ ス機をそろえて体制建て直しに成功した。以来、世界に向けてネットワーク を拡大してきた。今後も最新機材の導入を背景に、さらなる事業拡大が予 想される。また、同社の拠点空港であるドーハ国際空港では、世界の航空 物流ハブを目指し、09年開港となる新空港建設が進められている。さらに エアバスなどとともに、GTL燃料の開発に取り組むなど、話題は尽きない。 注目のカタール航空にフォーカスを当てた。 Carrier Carrier 「日本発の貨物需要としてドーハ接続の中 東、アフリカ向けに9割程度の需要が集中 している」と語るように、日本からは直行 便キャパシティが少ない仕向地への輸送 に大きなアドバンテージがある。アフリカ 向けでは、今夏季の8月からデーリーに増 便するヨハネスブルク線をはじめ、北アフ リカのチュニス、カサブランカなどへの輸 送が多いという。また、近隣の中東都市向 けフライトも充実しており、すべてエアー接 続での対応となっている。 中東マーケットの好況について、高橋カ ーゴ・エグゼクティブは「プチ・バブルのよ うな状況。旺盛な購買力を背景に需要が 伸びている」と語る。旅客面では、「多くの 日系メーカー、商社が駐在員事務所を設 置するところまで至っていないため、日本 と中東を往来するビジネス客の需要が高 い」のだという。 新空港が10年オープン カタール航空の拠点であるドーハ国際 空港は、06年のアジア総合競技大会開催 の際に拡大工事が行われ、貨客両面でキ ャパシティが増強された。そして今、さらな る需要の伸びに対応すべく、現空港の5㎞ 東の海上で4000m級滑走路2本を備えた 新ドーハ国際空港が建設されている。総 工費約55億ドル、年間利用客5000万人、 貨物取扱量約200万㌧を誇る巨大空港と なる予定だ。カタール航空が新空港のマ ネジメントを行うことになる。 その第1・2フェーズは総費用25億㌦、 旅客規模1200万人、貨物量75万㌧で10年 中の完成となる。新空港はスーパージャ ンボ機A380に対応して設計された初めて の空港。第1・2フェーズの完成時点で、 現空港の機能はすべて新空港に移管され る。最終段階の第3フェーズが完成する のは15年となる。滑走路は3本。新空港 の建設には日本のゼネコン大手、大成建 設が主要コントラクターとして加わってい る。 共同GTL燃料開発に参加 現在、カタール航空が取り組んでいる事 業にエアバス、ロールスロイス、シェル石 油、カタール・ペトロリアム、カタール科学技 術団地、カタールフューエルの6社との共 同で進めている天然ガス利用のGTL燃料 開発がある。これまでのジェット燃料に比 べ炭素排出物の量が極めて少なく、かつ 既存のエンジンや給油施設での取り扱い が可能な燃料だ。 GTL開発にカタールが適している理由 に、単一の非随伴ガス田で世界最大の埋 蔵量を誇るノースフィールドガス田の存在 がある。そのため、カタール政府が主導 となって同ガス田の開発を進めているの だ。原油の枯渇を目前に控えるドバイで リゾート開発や金融センターとしての都市 開発が進む一方、カタールでは天然ガス を利用したビジネスが今後の柱として考 えられている。 カタールでは10年ごろまでに年間LNG 出荷数量を7700万㌧以上に増加させ、世 界最大のLNG輸出国になることを目標と している。そして前記6社のうち、カター ル・ペトロリアムとシェル石油では、10年を めどに巨額を投じてGTLコンプレックス建 設に乗り出している。新ドーハ空港の建 設が進む中、カタール航空は新機材導入、 代替燃料開発と航空業界が抱える環境問 題に先手を打とうとしている。 (山本佳典) 10 カタール航空航空の就航拠点 ニューヨーク ワシントンD.C. D.C. ニューヨーク ワシントンD.C. 上海 上海 香港 香港 ホーチミンシティ シンガポール クアラルンプール ヨハネスブルク バンコク モスクワ ミュンヘン フランクフルト ベルリン 大阪 大阪 大阪 上海 香港 ホーチミンシティ バリ バリ ジャカルタ ジャカルタ シンガポール ジョホールバル ジョホールバル ジョホールバル クアラルンプール モルディブ セイシェル コチ トリバンドラム バンガロール ハイデラバード モルディブ ヨハネスブルク ケープタウン ケープタウン セイシェル ナイロビ ダルサラーム ナイロビ ラゴス カサブランカ マドリッド ラゴス アレキサンドリア ルクソール カルトゥーム アルジェ トリポリ アレキサンドリア カイロ ベイルート アテネ チュニス イスタンブール カイロ ベイルート ダマスクス アンマン ドーハ サナア テヘラン ダマスクス アンマン ルクソール カサブランカ カルトゥーム ダルサラーム コロンボ コロンボ コチ トリバンドラム ムンバイ アーメダバッド カラチ マシャド ムンバイ アーメダバッド バンガロール チェンナイ チェンナイ イスラマバード ペシャワール ラホール イスラマバード ペシャワール ハイデラバード ナグプール ナグプール カトマンズ カトマンズ ダッカ ダッカ ラホール バンコク ヤンゴン ヤンゴン マニラ マニラ セブ セブ デリー デリー カラチ クウェート ダンマン ドーハ ジェッダ リヤド バーレーン クウェート ダンマン アブダビ マスカット ドバイ アブダビ ドーハ マスカット ジェッダ リヤド ドバイ バーレーン ドーハ サナア モスクワ アテネ ロンドン (ヒースロー・ガトウィック) マンチェスター アムステルダム ルクセンブルク ジュネーブ チューリッヒ パリ ロンドン (ヒースロー・ガトウィック) マンチェスター アムステルダム ルクセンブルク マドリッド チュニス アルジェ トリポリ ローマ ミラノ ウィーン ローマ ミラノ ジュネーブ チューリッヒ ウィーン ミュンヘン フランクフルト ベルリン イスタンブール ストックホルム ストックホルム ソウル ソウル 北京 北京 北京 旅客便の就航地 貨物便の就航地 旅客便・貨物便の就航地 テヘラン マシャド パリ 高橋エグゼクティブ

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Page 1: Carrier カ - Daily-Cargo...ンボ機A380に対応して設計された初めて の空港。第1・2フェーズの完成時点で、 現空港の機能はすべて新空港に移管され

CARGO APRIL 2008 43

リポート

CARGO APRIL 200842

今年も路線・機材を拡大

現在、カタール航空の就航地数は、旅客

便が81都市、貨物便が19都市。昨年は米

国線の運航開始やストックホルムへの乗り

入れなど、新規路線を相次ぎ開設した。こ

れによって、アジア、欧州、アフリカ、北米の

4大陸にネットワークが広がり、残すところ、

南米、オセアニアの2大陸のみとなっている。

今夏季スケジュールでは、中国4番目の

就航都市となる広州への乗り入れをはじ

め、11月からは米国のヒューストンに直行

便を運航することが決まっている。またロ

ンドン・ヒースロー空港への直行便を1日

3便から4便に増便するほか、夏季中に合

計12路線でキャパシティ拡大を予定してい

る。バクルCEOによると、2010年末までに

就航都市を100都市に拡大する計画があ

るという。今後は、ブラジルのサンパウロ

など南米への路線拡大も予想される。

また、同社の機材計画も注目だ。

現在、保有している機材は合計62機。

このうち、3機が貨物専用のA300-600RF。

今後、受領する機材数は合計161機。貨

物機では、今年ローンチ予定のB777Fを

2機導入する。旅客機ではB787、A380、

A350など最新機種を導入予定だ。

マーケット認知度アップ

日本での展開を見てみると、同社の関

西乗り入れが始まったのが06年5月。つま

り、今年夏季で3年目に突入することにな

る。就航当初は週4便の運航だったが、

現在はデーリーに拡大。就航以来、日本

での販売・営業を自社で行っており、その

成果は3年経過した現在、マーケットでの

認知度向上という形で現れてきているとい

う。

日本地区の貨物営

業を担当する高橋篤

史カーゴ・セールス・エ

グゼクティブは「就航当

時と比べ、フォワーダ

ー、シッパーの間でも

“カタール”というブラン

ドが浸透してきた」「07

年貨物取扱実績の伸びは、前年比で2倍

近かった。これまで日本でのシェアは関西

が中心となっていたが、ここのところ、関東

の顧客からの需要も増えだした」と現状を

説明する。同社の日本での貨物部門拠点

は大阪オフィスのみだが、同氏を中心に継

続してきた全国営業がシェア拡大という形

で現れてきたのだ。現在、関西からの貨物

が7割を占める一方で、関東オリジンの貨

物も3割まで拡大。ロードファクターも順調

に推移している状況だ。

中東・アフリカ向けで9割

カタール航空が戦略として挙げるのは、

ドーハ空港をハブとしたハブ&スポークに

よる輸送だ。高橋カーゴ・エグゼクティブが

ペルシャ湾西岸の都市ドーハを拠点とするカタール航空。設立は今から

14年前の1994年。初便就航後、しばらくは業績が伸び悩む時期が続いたも

のの、1997年の現CEOのアブドゥル・アル・バクル氏就任とともに経営方

針を転換し、体質を改善。老朽化した機材の退役とともに、最新のエアバ

ス機をそろえて体制建て直しに成功した。以来、世界に向けてネットワーク

を拡大してきた。今後も最新機材の導入を背景に、さらなる事業拡大が予

想される。また、同社の拠点空港であるドーハ国際空港では、世界の航空

物流ハブを目指し、09年開港となる新空港建設が進められている。さらに

エアバスなどとともに、GTL燃料の開発に取り組むなど、話題は尽きない。

注目のカタール航空にフォーカスを当てた。

CarrierCarrier

「日本発の貨物需要としてドーハ接続の中

東、アフリカ向けに9割程度の需要が集中

している」と語るように、日本からは直行

便キャパシティが少ない仕向地への輸送

に大きなアドバンテージがある。アフリカ

向けでは、今夏季の8月からデーリーに増

便するヨハネスブルク線をはじめ、北アフ

リカのチュニス、カサブランカなどへの輸

送が多いという。また、近隣の中東都市向

けフライトも充実しており、すべてエアー接

続での対応となっている。

中東マーケットの好況について、高橋カ

ーゴ・エグゼクティブは「プチ・バブルのよ

うな状況。旺盛な購買力を背景に需要が

伸びている」と語る。旅客面では、「多くの

日系メーカー、商社が駐在員事務所を設

置するところまで至っていないため、日本

と中東を往来するビジネス客の需要が高

い」のだという。

新空港が10年オープン

カタール航空の拠点であるドーハ国際

空港は、06年のアジア総合競技大会開催

の際に拡大工事が行われ、貨客両面でキ

ャパシティが増強された。そして今、さらな

る需要の伸びに対応すべく、現空港の5㎞

東の海上で4000m級滑走路2本を備えた

新ドーハ国際空港が建設されている。総

工費約55億ドル、年間利用客5000万人、

貨物取扱量約200万㌧を誇る巨大空港と

なる予定だ。カタール航空が新空港のマ

ネジメントを行うことになる。

その第1・2フェーズは総費用25億㌦、

旅客規模1200万人、貨物量75万㌧で10年

中の完成となる。新空港はスーパージャ

ンボ機A380に対応して設計された初めて

の空港。第1・2フェーズの完成時点で、

現空港の機能はすべて新空港に移管され

る。最終段階の第3フェーズが完成する

のは15年となる。滑走路は3本。新空港

の建設には日本のゼネコン大手、大成建

設が主要コントラクターとして加わってい

る。

共同GTL燃料開発に参加

現在、カタール航空が取り組んでいる事

業にエアバス、ロールスロイス、シェル石

油、カタール・ペトロリアム、カタール科学技

術団地、カタールフューエルの6社との共

同で進めている天然ガス利用のGTL燃料

開発がある。これまでのジェット燃料に比

べ炭素排出物の量が極めて少なく、かつ

既存のエンジンや給油施設での取り扱い

が可能な燃料だ。

GTL開発にカタールが適している理由

に、単一の非随伴ガス田で世界最大の埋

蔵量を誇るノースフィールドガス田の存在

がある。そのため、カタール政府が主導

となって同ガス田の開発を進めているの

だ。原油の枯渇を目前に控えるドバイで

リゾート開発や金融センターとしての都市

開発が進む一方、カタールでは天然ガス

を利用したビジネスが今後の柱として考

えられている。

カタールでは10年ごろまでに年間LNG

出荷数量を7700万㌧以上に増加させ、世

界最大のLNG輸出国になることを目標と

している。そして前記6社のうち、カター

ル・ペトロリアムとシェル石油では、10年を

めどに巨額を投じてGTLコンプレックス建

設に乗り出している。新ドーハ空港の建

設が進む中、カタール航空は新機材導入、

代替燃料開発と航空業界が抱える環境問

題に先手を打とうとしている。

(山本佳典)

カタール航空

10年新空港開港でハブ機能強化へ

路線拡大・機材導入でさらに飛躍

図 カタール航空航空の就航拠点

ニニュューーヨヨーークク

ワワシシンントトンンD.C.D.C.

ニューヨーク

ワシントンD.C.

上海上海

香港香港

ホホーーチチミミンンシシテティィ

シシンンガガポポーールル ククアアララルルンンププーールル

ヨヨハハネネススブブルルクク

ババンンココクク

モモススククワワ

ミミュュンンヘヘンン

フフラランンククフフルルトト ベベルルリリンン

大阪大阪 大阪 上海

香港

ホーチミンシティ

ババリリ バリ ジジャャカカルルタタ ジャカルタ

シンガポール ジジョョホホーールルババルル ジョホールバル ジョホールバル

クアラルンプール モモルルデディィブブ

セセイイシシェェルル

ココチチ トトリリババンンドドララムム

ババンンガガロローールル

ハハイイデデララババーードド

モルディブ

ヨハネスブルク

ケケーーププタタウウンン ケープタウン

セイシェル ナナイイロロビビ

ダダルルササララーームム

ナイロビ

ララゴゴスス

カカササブブラランンカカ

ママドドリリッッドド

ラゴス

アアレレキキササンンドドリリアア ルルククソソーールル

カカルルトトゥゥーームム

アアルルジジェェ トトリリポポリリ アレキサンドリア カカイイロロ

ベベイイルルーートト

アアテテネネ

チチュュニニスス

イイススタタンンブブーールル

カイロ

ベイルート ダダママススククスス アアンンママンン

ドドーーハハ

ササナナアア

テテヘヘラランン

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ルクソール

カサブランカ

カルトゥーム

ダルサラーム

ココロロンンボボ コロンボ コチ

トリバンドラム

ムムンンババイイ アアーーメメダダババッッドド

カカララチチ

ママシシャャドド

ムンバイ アーメダバッド

バンガロール チチェェンンナナイイ チェンナイ

イイススララママババーードド ペペシシャャワワーールル

ララホホーールル イスラマバード ペシャワール

ハイデラバード

ナナググププーールル ナグプール

カカトトママンンズズ カトマンズ ダダッッカカ ダッカ

ラホール

バンコク ヤヤンンゴゴンン ヤンゴン

ママニニララ マニラ

セセブブ セブ

デデリリーー デリー カラチ

ククウウェェーートト

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ドドーーハハ

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クウェート

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アアブブダダビビ ママススカカッットト

ドドババイイ

アブダビ ドーハ

マスカット ジェッダ

リヤド ドバイ バーレーン

ドーハ

サナア

モスクワ

アテネ

ロロンンドドンン ((ヒヒーーススロローー・・ガガトトウウィィッックク))

ママンンチチェェススタターー

アアムムスステテルルダダムム ルルククセセンンブブルルクク

ジジュュネネーーブブ チチュューーリリッッヒヒ パパリリ

ロンドン (ヒースロー・ガトウィック)

マンチェスター

アムステルダム ルクセンブルク

マドリッド

チュニス アルジェ トリポリ

ロローーママ ミミララノノ

ウウィィーーンン

ローマ ミラノ ジュネーブ

チューリッヒ ウィーン

ミュンヘン

フランクフルト ベルリン

イスタンブール

スストトッッククホホルルムム ストックホルム

ソソウウルル ソウル 北京北京 北京

ニュウーヨーク ニュウーヨーク

ワシントンDCワシントンDC

旅客便の就航地 貨物便の就航地 旅客便・貨物便の就航地

テヘラン マシャド

パリ

高橋エグゼクティブ