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Disk イメ ジング・リカバリーソリュ ション 101-0035 東京都千代田区神田紺屋町8アセンド神田紺屋町ビル TEL.03-5256-0877 FAX.03-5256-0878 ホームページ https://www.netjapan.com/jp E-mail アドレス [email protected] © 2015 NetJapan, Inc. All rights reserved. ActiveImage ProtectorActiveImage Protector for Hyper-V with SHRActiveImage Protector for Hyper-V EnterpriseReZoomは、株式会社ネットジャパンの商標です。 MicrosoftWindowsWindowsロゴは米国および諸外国におけるMicrosoft Corporationの商標または登録商標です。その他のブランド名および製品名は、それぞれ帰属する所有者の商標または登録商標です。 for Hyper-V Enterprise for Hyper-V with SHR Hyper-V仮想環境に特化した革新的バックアップソリューション バックアップファイルから仮想マシンの直接起動、復元を待た ずに運用再開可能(SHR機能) バックアップイメージに含まれる仮想マシンを個別に抽出、自 由由にリストア(ReZoom機能) Windows Server 2012/2012 R2, Windows 8.0/8.1対応 -クラスターの共有ボリューム(CSVFS)のバックアップに対応 -ReFS、ストレージスペースに対応 ・重複排除圧縮機能により保存容量を大幅に縮小 ReZoom機能とSHR機能を無償版のHyper-V Server上で使 用可能 ReZoom機能とSHR機能をWindows 8クライアントHyper-V 上で使用可能 3 .5 SHR機能を使うとバックアップイメージファイル内の仮想マシンを シームレス仮想マシンとして起動できますので、仮想マシンの復 元の完了を待たずに運用を再開できます。同時にバックグラウン ドで仮想マシンの復元もおこないます。 Case 2 指定の仮想マシンのみをひとつ前のバックアップに戻す 仮想マシンのアップデートに失敗したり、何かの理由で壊れてしま った場合に、ActiveImage Protector for Hyper-Vを使って、ホスト の増分バックアップイメージをとっておけば、対象の仮想マシンだ けをひとつ前のバックアップ時の状態にリストアできます。 Case 3 :複数の仮想マシンをまとめて別のホストに移行 障害が発生したホストの仮想マシンを別のホストへ簡単に復元 して移行できます。ReZoom機能を使えば、ホスト全体の復元を しなくてもバックアップイメージ内の複数の仮想マシンだけを一 度に別のホストへ復元して移行できます。 Case 4 :障害時、代替環境に必要な仮想マシンのみを すぐに運用再開 クラウド構成で、仮想マシンの提供をおこなっている場合、バック アップをActiveImage Protector for Hyper-Vで作成しておけば、 ミッションクリティカルなケースでも、柔軟な対応が可能です。何 かの障害が発生した場合、本番環境全体のリストアをおこなって いる間に、代替環境にてSHR機能で最優先で必要な仮想マシン を即座に起動してサービスを再開できます。 Case 5 :クラスター環境への対応 Windows Server 2012のクラスター環境でHyper-Vを運用して いる場合、仮想マシンはクラスターの共有ボリューム(CSVFS) に保存するのが一般的です。 ActiveImage Protector for Hyper-Vは、CSVFSにも対応し、スマートセクターバックアップ をおこないますので一貫性を持ってバックアップの運用ができ ます。 Case 6 サーバー障害時、最小のダウンタイムとコストで運用再開 物理サーバーがクラッシュした場合の対策として、ダウンタイム をゼロにするためのHA (High Availability) やFT (Fault tolerance) 構成するケースがありますが、これらの構築のためにかなりの 投資と手間が必要です。SHR機能を使用すれば、直近に取得し たバックアップイメージの中から必要な仮想マシンのみを、ク ラッシュしていない他の物理サーバー(Hyper-V 2.0/3.0ホスト)で 短時間にて起動できますので、最小のダウンタイムとコストで 運用を再開することができます。 仮想環境のバックアップ / リストアの問題解決 ActiveImage Protector for Hyper-Vを使えば、バックアップ管理 対象の作業を90%以上削減できます。ActiveImage Protector for Hyper-VでHyper-Vホストをバックアップすれば、全ての仮想マシ ンを含んだバックアップになります。10台の仮想マシンがあって も、仮想マシンを一台ずつバックアップするのではなくHyper-V ホスト全体のバックアップをおこなうだけで済みます。仮想マシン を新しく追加しても、設定を変更する必要はありません。 Seamless Hot Restore (SHR)機能またはReZoom機能はHyper-V ホスト全体のバックアップイメージの中から、必要な仮想マシン を選択して個別にリストアできます。従来のように、仮想マシン 側でリストアしたり、ホスト全体を復元する必要はありません。 その 1 バックアップ管理工数を削減したい Case 1 仮想マシンの障害時、復元をする時間を待てない その 2 仮想マシンの柔軟なリストアをおこないたい SHR機能またはReZoom機能により、元のHyper-Vホストだけで なく、他のHyper-V 2.0/3.0ホストにもリストアして移行すること ができます。ホストの障害時にも一時的に他のホストにリストア して、サービスを継続させる、ということも可能になります。 その 3 仮想マシンの柔軟な移行をおこないたい 仮想マシンに障害が発生した時にSHR機能を使えば、バックア ップイメージから復元時間なしですぐに仮想マシンを起動でき ます。同時に復元もおこなうので、運用は継続しながら仮想マシ ンの復元も完了できます。また、ホスト障害時にも重要な仮想マ シンを他のホストですぐに起動できますので、高価なクラスタリ ングシステムや待機マシンを導入できない場合でも素早い運用 の再開を実現できます。 その 4 仮想マシンの障害に即時対応したい バックアップ時にインラインで重複排除圧縮をおこなうことで バックアップ容量を大幅に削減します。特に、仮想環境では複数 の仮想マシンが同一OSであることも多く、仮想ディスクによる重 複部分ができやすく絶大な効果を発揮し、元の容量の半分以下 に圧縮されます。 また、バックアップ時にインライン処理をおこ なうことで従来のストレージベースの重複排除と違い高速です ぐに結果を得られます。 その 5 バックアップの保存先の容量を削減したい ActiveImage Protectorが活用できると想定されるケース OS Hyper-V ホストとして構成されたWindows Server 2012/2012 R2,Windows Server 2008 R2、 メモリ(RAM): 768MB 必須 (1024MB 以上を推奨), ハードディスク: 250MBの空き容量、 CD-ROMドライブ: 製品インストール(製品起動) /復元環境の起動に必要 対応ファイルシステム: FAT16, FAT32, NTFS, exFAT, ReFS, CSVFS * MBR ディスク、および GPT ディスク上の左記ファイル システムに対応、* Windows Server 2012 以降の OS 上に構成された「記憶域(Storage Space)」から作成された仮想ディスク上の上記ファイル システムに対応。 その他: Intel Itanium (IA-64)ベースで稼働するシステムはサポートされません。重複排除機能使用時、バックアップイメージファイルの保存先以外に、 バックアップ対象の使用領域の2.5%以上の空き領域があるボリュームが必要、デュアルコア以上のCPU(推奨) 、2GB以上のメインメモリ(推奨) NetJapan-ActiveImageProtector-v35-sp6-hyperv-datasheet-jp-web-150319 システム要件 システム要件 ※最新のシステム要件についてはhttps://www.netjapan.com/jp/products/activeimage-protector/hyper-v/features/system-requirementsをご覧ください。 Fast Backup and Live Recovery Solutions for Real Protection in a Virtual World

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Page 1: ap35 hv ent shr cata€¦ · Hyper-V仮想環境の革新的バックアップソリューション. ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V は、Hyper-V仮想マシンの復元によるダウンタイムを最小限にできる画期的

D i s k イメ ー ジ ン グ ・ リ カ バ リ ー ソ リュー シ ョ ン

〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町8番 アセンド神田紺屋町ビル

TEL.03-5256-0877 FAX.03-5256-0878ホームページ https://www.netjapan.com/jp E-mailアドレス [email protected]

© 2015 NetJapan, Inc. All rights reserved. ActiveImage Protector、ActiveImage Protector for Hyper-V with SHR、ActiveImage Protector for Hyper-V Enterprise、ReZoomは、株式会社ネットジャパンの商標です。

Microsoft、Windows、Windowsロゴは米国および諸外国におけるMicrosoft Corporationの商標または登録商標です。その他のブランド名および製品名は、それぞれ帰属する所有者の商標または登録商標です。

for Hyper-V Enterprisefor Hyper-V with SHR

Hyper-V仮想環境に特化した革新的バックアップソリューション

・ バックアップファイルから仮想マシンの直接起動、復元を待たずに運用再開可能(SHR機能)

・ バックアップイメージに含まれる仮想マシンを個別に抽出、自由由にリストア(ReZoom機能)

・ Windows Server 2012/2012 R2, Windows 8.0/8.1対応-クラスターの共有ボリューム(CSVFS)のバックアップに対応-ReFS、ストレージスペースに対応

・ 重複排除圧縮機能により保存容量を大幅に縮小・ ReZoom機能とSHR機能を無償版のHyper-V Server上で使用可能

・ ReZoom機能とSHR機能をWindows 8クライアントHyper-V上で使用可能

3.5

SHR機能を使うとバックアップイメージファイル内の仮想マシンをシームレス仮想マシンとして起動できますので、仮想マシンの復元の完了を待たずに運用を再開できます。同時にバックグラウンドで仮想マシンの復元もおこないます。

Case 2:指定の仮想マシンのみをひとつ前のバックアップに戻す仮想マシンのアップデートに失敗したり、何かの理由で壊れてしまった場合に、ActiveImage Protector for Hyper-Vを使って、ホストの増分バックアップイメージをとっておけば、対象の仮想マシンだけをひとつ前のバックアップ時の状態にリストアできます。

Case 3:複数の仮想マシンをまとめて別のホストに移行障害が発生したホストの仮想マシンを別のホストへ簡単に復元して移行できます。ReZoom機能を使えば、ホスト全体の復元をしなくてもバックアップイメージ内の複数の仮想マシンだけを一度に別のホストへ復元して移行できます。

Case 4:障害時、代替環境に必要な仮想マシンのみを すぐに運用再開クラウド構成で、仮想マシンの提供をおこなっている場合、バックアップをActiveImage Protector for Hyper-Vで作成しておけば、ミッションクリティカルなケースでも、柔軟な対応が可能です。何かの障害が発生した場合、本番環境全体のリストアをおこなっている間に、代替環境にてSHR機能で最優先で必要な仮想マシンを即座に起動してサービスを再開できます。

Case 5:クラスター環境への対応Windows Server 2012のクラスター環境でHyper-Vを運用している場合、仮想マシンはクラスターの共有ボリューム(CSVFS)に保存するのが一般的です。 ActiveImage Protector for Hyper-Vは、CSVFSにも対応し、スマートセクターバックアップをおこないますので一貫性を持ってバックアップの運用ができます。

Case 6:サーバー障害時、最小のダウンタイムとコストで運用再開物理サーバーがクラッシュした場合の対策として、ダウンタイムをゼロにするためのHA(High Availability)やFT(Fault tolerance)を構成するケースがありますが、これらの構築のためにかなりの投資と手間が必要です。SHR機能を使用すれば、直近に取得したバックアップイメージの中から必要な仮想マシンのみを、クラッシュしていない他の物理サーバー(Hyper-V 2.0/3.0ホスト)で短時間にて起動できますので、最小のダウンタイムとコストで運用を再開することができます。

仮想環境のバックアップ / リストアの問題解決

ActiveImage Protector for Hyper-Vを使えば、バックアップ管理対象の作業を90%以上削減できます。ActiveImage Protector for Hyper-VでHyper-Vホストをバックアップすれば、全ての仮想マシンを含んだバックアップになります。10台の仮想マシンがあっても、仮想マシンを一台ずつバックアップするのではなくHyper-Vホスト全体のバックアップをおこなうだけで済みます。仮想マシンを新しく追加しても、設定を変更する必要はありません。

Seamless Hot Restore(SHR)機能またはReZoom機能はHyper-Vホスト全体のバックアップイメージの中から、必要な仮想マシンを選択して個別にリストアできます。従来のように、仮想マシン側でリストアしたり、ホスト全体を復元する必要はありません。

その 1:バックアップ管理工数を削減したい Case 1:仮想マシンの障害時、復元をする時間を待てない

その 2:仮想マシンの柔軟なリストアをおこないたい

SHR機能またはReZoom機能により、元のHyper-Vホストだけでなく、他のHyper-V 2.0/3.0ホストにもリストアして移行することができます。ホストの障害時にも一時的に他のホストにリストアして、サービスを継続させる、ということも可能になります。

その 3:仮想マシンの柔軟な移行をおこないたい

仮想マシンに障害が発生した時にSHR機能を使えば、バックアップイメージから復元時間なしですぐに仮想マシンを起動できます。同時に復元もおこなうので、運用は継続しながら仮想マシンの復元も完了できます。また、ホスト障害時にも重要な仮想マシンを他のホストですぐに起動できますので、高価なクラスタリングシステムや待機マシンを導入できない場合でも素早い運用の再開を実現できます。

その 4:仮想マシンの障害に即時対応したい

バックアップ時にインラインで重複排除圧縮をおこなうことでバックアップ容量を大幅に削減します。特に、仮想環境では複数の仮想マシンが同一OSであることも多く、仮想ディスクによる重複部分ができやすく絶大な効果を発揮し、元の容量の半分以下に圧縮されます。 また、バックアップ時にインライン処理をおこなうことで従来のストレージベースの重複排除と違い高速ですぐに結果を得られます。

その 5:バックアップの保存先の容量を削減したい

ActiveImage Protectorが活用できると想定されるケース

OS:Hyper-V ホストとして構成されたWindows Server 2012/2012 R2,Windows Server 2008 R2、メモリ(RAM):768MB 必須 (1024MB 以上を推奨),ハードディスク:250MBの空き容量、 CD-ROMドライブ:製品インストール(製品起動)/復元環境の起動に必要対応ファイルシステム:FAT16, FAT32, NTFS, exFAT, ReFS, CSVFS * MBR ディスク、および GPT ディスク上の左記ファイル システムに対応、* Windows Server 2012 以降の OS 上に構成された「記憶域(Storage Space)」から作成された仮想ディスク上の上記ファイル システムに対応。その他:Intel Itanium (IA-64)ベースで稼働するシステムはサポートされません。重複排除機能使用時、バックアップイメージファイルの保存先以外に、バックアップ対象の使用領域の2.5%以上の空き領域があるボリュームが必要、デュアルコア以上のCPU(推奨) 、2GB以上のメインメモリ(推奨)

NetJapan-ActiveImageProtector-v35-sp6-hyperv-datasheet-jp-web-150319

システム要件システム要件 ※最新のシステム要件についてはhttps://www.netjapan.com/jp/products/activeimage-protector/hyper-v/features/system-requirementsをご覧ください。

Fast Backup and Live Recovery Solutions for Real Protection in a Virtual World

テキスト ボックス
■お問い合わせ先 株式会社ア―ク・システムマネジメント プロダクト・ソリューション営業部 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-7-7 マツダビル3F Tel(03)5812-3381 Fax(03)5812-3382 URL www.ark-sm.com E-mail [email protected]
Page 2: ap35 hv ent shr cata€¦ · Hyper-V仮想環境の革新的バックアップソリューション. ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V は、Hyper-V仮想マシンの復元によるダウンタイムを最小限にできる画期的

Hyper-V仮想環境の革新的バックアップソリューション

ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V は、Hyper-V仮想マシンの復元によるダウンタイムを最小限にできる画期的なHyper-V仮想環境専用のバックアップソフトです。Hyper-Vホスト全体あるいはクラスタリングされた仮想環境全体の保護をおこないます。Windows Server 2012から新しく採用されたクラスターの共有ボリューム(CSVFS)のスマートセクターバックアップに対応し、バックアップイメージファイルから仮想マシンの直接起動や移行ができ、即座に運用できる新機能Seamless Hot Restore(SHR、シームレス・ホット・リストア)を実装しています。また、バックアップ時にイメージファイル全体をインラインで重複排除圧縮をおこなうことができますので、複数の仮想マシンがある環境では保存容量を大幅に削減できます。 ActiveImage Protector for Hyper-Vには、Enterpriseとwith SHRの2製品が用意されています。

for Hyper-V Enterprise/for Hyper-V with SHR 

仮想マシンを個別に抽出して、自由にリストア(ReZoom機能)ReZoom機能によってホスト全体のバックアップイメージから、仮想マシンを選択して個別に復元できます。障害が発生した仮想マシンの復元を、ホスト全体の復元をすることなく、バックアップイメージに含まれる仮想マシンを同一あるいは異なるHyper-Vホスト上にリストアできます。例えば、サーバーに障害が発生したがサーバー全体をリストアする時間がない、というようなミッションクリティカルな状況でも直近のバックアップイメージの中から必要な仮想マシンのみを他の物理サーバー(Hyper-V 2.0/3.0ホスト)にリストアする、という回避方法がとれます。これにより、最小のダウンタイムとコストで運用を再開することができます。複数の仮想マシンを復元する際に仮想マシンごとに復元先フォルダーを指定できるマルチプルディスティネーション機能を用意しました。さらに、ReZoom後も仮想マシンを停止したままにしておいて仮想マシンの追加設定やホストサーバーの設定をおこなえる、VMオートスタートオプションも搭載しています。

仮想マシン上のVSS(Volume Shadow Copy Service)対応のサーバーアプリケーションをサポートHyper-V VSS writer を使用しているため、SQL Server、Exchange Server、OracleといったVSS対応のアプリケーションが動作している仮想マシンも整合性の高いバックアップが可能です。

CSVFS(クラスターの共有ボリューム)のバックアップに対応Hyper-Vのフェイルオーバークラスターは可用性に加えてクイックマイグレーション、ライブマイグレーションを可能にします。Windows 2012から導入されたクラスターの共有ボリューム(CSVFS)は、以前からのCSVボリュームの問題を解決しましたが、ほとんどのバックアップソフトは対応しておらず、シンプルで有効なバックアップ方法がありません。ActiveImage Protector for Hyper-Vは、CSVFSに対応し、通常のNTFSボリュームと同様のスマートセクタバックアップとリストアを実現しました。

仮想マシンを直接起動してすぐに運用を再開(SHR機能)ActiveImage Protectorに新しく搭載されたSHR機能を使えば、保存してあるバックアップイメージから仮想マシンを直接起動してすぐに運用を再開できます。ダウンタイムは仮想マシンの起動にかかる時間だけだということになります。さらにSHR機能は、バックグラウンドで仮想マシンの復元もおこないますので、サーバーの運用は継続しながら、仮想マシンの復元ができます。仮想マシン上でおこなった変更はすべて復元した仮想マシンに引き継がれますので、そのまま継続して運用することができます。

3.5

バックアップ・オプション

整合性のとれたバックアップ

静止中のHyper-Vのホスト全体をバックアップ(コールドイメージング)(Enterpriseのみ)製品メディアからコンピューターを起動して、シャットダウンした状態のシステムボリュームをバックアップ可能です。これにより、出荷前のクリーンな状態(Windowsのインストール直後など)のバックアップイメージの作成や障害発生状態を保存しておきたい場合などに使用できます。

稼動中のHyper-Vのホスト、仮想マシンをバックアップ(ホットイメージング)使用中のOS、アプリケーション、ファイルや設定の全てを含めたバックアップをオンラインでおこなう、ホットイメージング機能を搭載しています。 Hyper-V に組み込まれているHyper-V VSS writer を使用することで、ホストだけではなく、稼働中の仮想マシンに対してもホットイメージングをおこないます。

ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V の基本機能

バックアップ機能

その他

ActiveImage Protector 3.5 for Hyper-V の特長

復元機能

Windows 8のクライアントHyper-V対応ReZoom機能とSHR機能をWindows 8上で使用できるので、サーバーを用意できない場合でも運用の再開が可能です。

無償提供されているHyper-V Serverに対応Hyper-V Server(Server Core)のバックアップをリモートでおこない、ReZoom機能とSHR機能をHyper-V Server上で使用可能です。

・ 保存先の容量を大幅に縮小できる重複排除圧縮機能イメージングバックアップ製品で初めて(注)バックアップ時にデータブロックの重複を排除する機能を実装しました。ボリュームやディスクをバックアップ時にインラインで重複排除圧縮したイメージファイルの作成が可能です。重複データが大量にあるHyper-V仮想環境では、ActiveImage Protectorを使えば、それらの重複部分を効率的に排除できます。イメージファイルの圧縮率は劇的に高くなり、保存先の消費容量を大幅に節約できます。 (注)当社調べ

・ マルチディスクイメージファイル機能作成するバックアップイメージファイルを1つにすることで、より効果的に重複排除圧縮をおこなえます。

・ 最小容量かつ高速なスマートセクターバックアップ使用済みセクターのみをバックアップするスマートセクター技術によって、高速かつ最小容量のバックアップが可能です。

・ コマンドライン実行可能(コマンドライン版を用意)コマンドラインやコマンドファイル内で各種パラメータを設定して起動できますので、お客様が社内で運用管理ツールを使用している場合、ActiveImage Protectorによるバックアップを統合できます。 ・ 独自のフィルタードライバ―により高速な増分バックアップ作成された増分ファイルには、ホスト変更点だけでなく、仮想マシンでの変更点もすべて含まれています。リコンサイル機能により、増分バックアップイメージファイルの破損を検出した場合でも、増分バックアップを正常に 継続できます。

・ リコンサイル機能(継続的増分バックアップ)リコンサイル機能により、増分バックアップイメージファイルの破損を検出すると、有効な増分バックアップイメージファイルをベースに、増分バックアップイメージファイルを自動生成しますので、増分バックアップを正常に継続できます。

・ バックアップイメージの圧縮化/暗号化・ Windows上からLinuxのExt2/3/4 パーティションのスマートセクターバックアップが可能Windows/Linuxのマルチブート環境でも、Windows上のActiveImage Protectorですべて対応できます。

・ 不良セクタースキップ機能一部が壊れた状態であっても不良セクター以外の無事な部分を取り戻すことができます。

・ バックアップイメージを様々なストレージへ柔軟に保存NAS、SAN(ファイバーチャネル)、USB、FireWire(IEEE 1394)、 eSATA、ネットワーク共有フォルダーなどに保存可能です。

・ バックアップのスケジュール化と世代管理バックアップの実行を、1回のみ、週単位、月単位でスケジューリングできます。また、世代管理機能を使用して、指定した世代(バックアップイメージのセット)以前のバックアップイメージを消去することで、ストレージ容量の消費を節約することができます。初回のフルバックアップ作成以降のバックアップを、増分イメージの作成のみとしたバックアップスケジュールも可能です。

・ スロットリング機能他の業務タスクと同時にバックアップをおこなう場合、スロットリング機能でバックアップタスクの負荷調整ができます。

・ バックアップ時のネットワーク帯域制御機能ネットワークストレージを保存先にしている場合など同一ネットワークへの負荷が問題になる時に負荷を抑えながらバックアップできます。

・ ディスク間コピー機能 (Enterpriseのみ)新しいハードディスクへの移行が簡単におこなえます。

・ オフサイトレプリケーション機能(遠隔地データ保存機能)バックアップイメージファイルを、遠隔地のWANネットワーク上の共有フォルダーやFTPディレクトリへレプリケーション(複製)できます。保存先として、WebDAV、セキュリティの高いSFTPとクラウドストレージ、Amazon S3やその互換ストレージ(ニフティクラウドやCloudianなど)に保存できます。

・Microsoft社標準のスナップショットドライバーを使用スナップショットドライバーとして、Microsoft社標準のドライバー(Volsnap)を用いるため、新たなドライバーの追加の必要がなく、ドライバーのコンフリクトを心配せずに運用することが可能です。

・複数ボリュームの同時スナップショット化データベースが複数のボリュームにまたがっている場合でも全てのボリュームのスナップショットを同時に作成できるためデータベースの整合性が取れ、正確な復元ができます。

・ディスクイメージベースによる高速で確実な復元バックアップイメージファイルをウィザード形式で復元するだけ

・Linuxベースの AIPBE*を同梱 (Enterpriseのみ)ディザスターリカバリーをおこなったり、コールドバックアップをおこなうことができます。*ActiveImage Protector Boot Environment

・仮想ディスク(vhdファイル)から必要なファイルのみをリストア障害が発生した仮想マシン内のある特定のファイルをすぐに復元したいが、そのために仮想マシンを復元する時間をかけたくはない、というような場合、Hyper-Vホストのバックアップイメージファイル内の仮想ディスク(vhdファイル)から必要なファイルを個別で直接、復元することができます。

・AIPBE作成ツール (Enterpriseのみ)Windows AIKおよび Windows 8.1 用 ADK を使用して Windows PE のAIPBEを作成できます。

・BMR(ベアメタルリカバリー)を短時間で実行・AIPBEのプリブート起動 (PE) (Enterpriseのみ)光学メディアなしでPEベースのAIPBE をハードディスクから直接起動できるプリブート機能が使用できます。

・シュリンクオンザフライ (Enterpriseのみ)NTFSのボリュームの縮小復元と縮小複製が可能なため、代替ハードディスクの容量が小さい場合でも復元が可能です。

・ V2P(仮想→物理マシン)、V2V(仮想→別の仮想マシン)、P2P(物理→別の物理マシン)とP2V(物理→仮想マシン)をサポート (Enterpriseのみ)

・ イメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元可能新開発技術のA.I.R.(Architecture Intelligent Restore)使用 (Enterpriseのみ)

・ 増分/差分バックアップをまとめるコンソリデーションバックアップ・ コンソリデーションを他のPCのActiveImage Protectorからできるリモートコンソリデーション機能

・オフサイトレプリケーションした増分バックアップを他のPCのActiveIm-age Protectorを使ってコンソリデーション可能

・ バックアップシリーズファイルを1つにするユニファイドバックアップ・ ファイル/フォルダー単位の復元(イメージマウント機能)・ Office 365などSSL/TSLが必要なメールサーバーを経由して、メール通知・ リモート管理機能 (Enterpriseのみ)・ VHDX形式への変換が可能・ イメージエクスプローラー機能搭載バックアップ イメージ ファイルを、Windowsエクスプローラーで直接開くことができます。

・ 全てのタスクが Windows イベント ログに記録