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本文またはその一部をInstitut Straumann AGの書面による許可なくして複製または発行することはできません。Straumann® および他の商標とStraumann® のロゴは、Straumann Holdings AGおよびその関連会社の商標および登録商標です。

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Technical Information

Straumann® Variobase®

Basic Information

1. 一般情報

2. 歯科技工所でのStraumann® Variobase® の使用手順

3. 歯科医院での手順

4. 製品一覧

2.1 準備

2.2 補綴物の設計及び製作―デジタルワークフロー

2.3 補綴物の設計及び製作―従来法ワークフロー

2.4 接着

1.1 本書の目的

1.2 Straumann® Variobase® のご紹介

1.3 デジタルワークフローのオプション

1.4 軟組織マネジメントと歯肉高さの選択

3.1 チェアサイドでのStraumann® Variobase® Cへのインプラントクラウンの装着

3.2 Variobase® 補綴物の最終装着

4.1 システムの概要

4.2 補助インスツルメント

　　注）インプラント修復による上部構造は、口腔内の清掃性を保つことが必要となります。補綴物の設計

の際には、この点をご考慮ください。

本書は、Straumann® Variobase® を用いてスクリュー固定式又はセメント固定式のカスタマイズ

補綴物（コーピング、クラウン、ブリッジ、オーバーデンチャーなど）を設計する歯科技工士や歯科

医師の皆様を対象として作成されたものです。Straumann® Variobase® を用いた工程について、

順を追って説明します。

本書で説明する手順に従われない場合、患者に危害が及ぶ恐れや、次のような問題につながる可能

性があります。■ コンポーネントの誤飲■ 破損■ 感染

1. 一般情報

1.1 本書の目的

Straumann® インプラントの適応や禁忌に関する情報（必要最小限のインプラント本数、インプラントの種類、直径、荷重プロトコルなど）については、『ベーシックインフォメーションSURGICAL

PROCEDURES　Straumann® Dental Implant System』をご参照ください。

参考資料：

JPC0024

1. 一般情報

4. 製品一覧

2.1 準備

2.4 接着

1.1 本書の目的

3.1 チェアサイドでのStraumann® Variobase® Cへのインプラントクラウンの装着

3.2 Variobase® 補綴物の最終装着

　　注）インプラント修復による上部構造は、口腔内の清掃性を保つことが必要となります。補綴物の設計

の際には、この点をご考慮ください。

本書は、Straumann® Variobase® を用いてスクリュー固定式又はセメント固定式のカスタマイズ

補綴物（コーピング、クラウン、ブリッジ、オーバーデンチャーなど）を設計する歯科技工士や歯科

医師の皆様を対象として作成されたものです。Straumann® Variobase® を用いた工程について、

順を追って説明します。

本書で説明する手順に従われない場合、患者に危害が及ぶ恐れや、次のような問題につながる可能

性があります。■ コンポーネントの誤飲■ 破損■ 感染

1. 一般情報

1.1 本書の目的

Straumann® インプラントの適応や禁忌に関する情報（必要最小限のインプラント本数、インプラントの種類、直径、荷重プロトコルなど）については、『ベーシックインフォメーションSURGICAL

PROCEDURES　Straumann® Dental Implant System』をご参照ください。

参考資料：

JPC0024

Straumann® Variobase® では、単独歯、複数歯、及び無歯顎症例のカスタマイズ補綴修復物のための治療オプションをご提供し

ます。歯科技工所（ラボサイド）から歯科医院（チェアサイド）に至るまでの望ましいインプラント修復ワークフローの新たな選択

肢となり、効率性をもたらします。さらにVariobase® は、Straumann社オリジナルのインプラントコネクションに対応しています。

次の表では、レギュラー CrossFit®（RC）Variobase® の代表的なポートフォリオをご紹介しています。全ポートフォリオの一覧に

ついては、4.1項「システムの概要」をご参照ください。

シングルユニット（クラウン用）

クラウン用Variobase®

■ ティッシュレベル/ボーンレベル用のプラットフォーム■ アバットメント高さは3.5 mm、5.5 mmの2種類■ AH 5.5 mmは3.5 mmまで調整可能（従来法の場合）■ ボーンレベル用GHは1 mm、2 mm、3 mmの3種類

クラウン用Variobase® AS

■ 最大20度の角度付きスクリューチャネル■ ティッシュレベル/ボーンレベル用のプラットフォーム■ アバットメントの高さは3.5 mm、5.5 mmの2種類■ AH5.5 mmは3.5 mmまで調整可能（従来法の場合）

Variobase® C

■ ティッシュレベル/ボーンレベル用のプラットフォーム■ Sirona® 社ソフトウェアのライブラリに統合■ Sirona® 社スキャンボディや、マテリアルブロックに事前に付与されたスクリューチャネルの形状に適合するチムニーデザイン

ブリッジ／バー用Variobase®

■ ティッシュレベル/ボーンレベル用のプラットフォーム■ ブリッジ／バー用Variobase® では、セメンテーションエイドで確実なセメント接着をサポート■ インプラントとの接続部はノンエンゲージのコニカル形状

マルチユニット（ブリッジ／バー用）

1.3.1 補綴物のデジタル製作Straumann® CARES® は、歯科技工所や歯科医師の皆様に、スキャンから製作に至るまで検証済みのデジタルワークフローをご提供し、皆様のニーズに応じたフレキシブルなソリューションをお届けします。

Straumann® Variobase® アバットメントに装着するデジタル製作の補綴物を、多様なラインナップでご用意しています。

詳細については、以下のカタログをご参照ください。■ Straumann® CARES® インプラント修復　ベーシックインフォメーション（JPC0248）■ Straumann® CARES® 天然歯修復　ベーシックインフォメーション（JPM4019）

1.3.1.1 CARES® システム及びCARES® X-Stream

Straumann® CARES® では、ストローマンオリジナルのVariobase®

アバットメントを入手することができます。CARES® Visualソフトウェア

には、Variobase® アバットメントライブラリーが搭載されているため、

Variobase® アバットメントとそれに対応する補綴物（コーピング、クラ

ウン、ブリッジ、オーバーデンチャー）の正確な設計が可能です。

ミリングマシンによる補綴物は、様々なマテリアルやアプリケーションに

対応しており、歯科技工所又は歯科医院でのミリングが可能です。

CARES® X-Stream

ワンステップ補綴ソリューション：スキャン、設計、納品を1回で完了CARES® X-Streamは、効率の良いデジタルワークフローの一つです。

1回のスキャンで補綴物の設計ができます。これにより、Variobase®

アバットメントとそれに対応するクラウン又はブリッジなどを

Straumann社認証の環境で製造し、適合に優れた補綴物をまとめて

お届けします。この様なワークフローの簡易化により、コストの削減

や製作時間の短縮が可能です。

CARES® X-Stream修復オプションCARES® X-Stream™のワークフローでは、Variobase® アバットメントのマテリアルをご利用いただけます。

CARES® X-Stream™のVariobase® アバットメントへの対応状況についての詳細はカタログ、

Straumann® CARES® インプラント修復　ベーシックインフォメーション（JPC0248）をご参照ください。

Straumann® Variobase® では、単独歯、複数歯、及び無歯顎症例のカスタマイズ補綴修復物のための治療オプションをご提供し

ます。歯科技工所（ラボサイド）から歯科医院（チェアサイド）に至るまでの望ましいインプラント修復ワークフローの新たな選択

肢となり、効率性をもたらします。さらにVariobase® は、Straumann社オリジナルのインプラントコネクションに対応しています。

次の表では、レギュラー CrossFit®（RC）Variobase® の代表的なポートフォリオをご紹介しています。全ポートフォリオの一覧に

ついては、4.1項「システムの概要」をご参照ください。

シングルユニット（クラウン用）

クラウン用Variobase®

■ ティッシュレベル/ボーンレベル用のプラットフォーム■ アバットメント高さは3.5 mm、5.5 mmの2種類■ AH 5.5 mmは3.5 mmまで調整可能（従来法の場合）■ ボーンレベル用GHは1 mm、2 mm、3 mmの3種類

クラウン用Variobase® AS

■ 最大20度の角度付きスクリューチャネル■ ティッシュレベル/ボーンレベル用のプラットフォーム■ アバットメントの高さは3.5 mm、5.5 mmの2種類■ AH5.5 mmは3.5 mmまで調整可能（従来法の場合）

Variobase® C

■ ティッシュレベル/ボーンレベル用のプラットフォーム■ Sirona® 社ソフトウェアのライブラリに統合■ Sirona® 社スキャンボディや、マテリアルブロックに事前に付与されたスクリューチャネルの形状に適合するチムニーデザイン

■ ティッシュレベル/ボーンレベル用のプラットフォーム■ ブリッジ／バー用Variobase® では、セメンテーションエイドで確実なセメント接着をサポート■ インプラントとの接続部はノンエンゲージのコニカル形状

マルチユニット（ブリッジ／バー用）

1.3.1 補綴物のデジタル製作Straumann® CARES® は、歯科技工所や歯科医師の皆様に、スキャンから製作に至るまで検証済みのデジタルワークフローをご提供し、皆様のニーズに応じたフレキシブルなソリューションをお届けします。

Straumann® Variobase® アバットメントに装着するデジタル製作の補綴物を、多様なラインナップでご用意しています。

詳細については、以下のカタログをご参照ください。■ Straumann® CARES® インプラント修復　ベーシックインフォメーション（JPC0248）■ Straumann® CARES® 天然歯修復　ベーシックインフォメーション（JPM4019）

1.3.1.1 CARES® システム及びCARES® X-Stream

Straumann® CARES® では、ストローマンオリジナルのVariobase®

アバットメントを入手することができます。CARES® Visualソフトウェア

には、Variobase® アバットメントライブラリーが搭載されているため、

Variobase® アバットメントとそれに対応する補綴物（コーピング、クラ

ウン、ブリッジ、オーバーデンチャー）の正確な設計が可能です。

ミリングマシンによる補綴物は、様々なマテリアルやアプリケーションに

対応しており、歯科技工所又は歯科医院でのミリングが可能です。

CARES® X-Stream

ワンステップ補綴ソリューション：スキャン、設計、納品を1回で完了CARES® X-Streamは、効率の良いデジタルワークフローの一つです。

1回のスキャンで補綴物の設計ができます。これにより、Variobase®

アバットメントとそれに対応するクラウン又はブリッジなどを

Straumann社認証の環境で製造し、適合に優れた補綴物をまとめて

お届けします。この様なワークフローの簡易化により、コストの削減

や製作時間の短縮が可能です。

CARES® X-Stream修復オプションCARES® X-Stream™のワークフローでは、Variobase® アバットメントのマテリアルをご利用いただけます。

CARES® X-Stream™のVariobase® アバットメントへの対応状況についての詳細はカタログ、

Straumann® CARES® インプラント修復　ベーシックインフォメーション（JPC0248）をご参照ください。

Straumann® ボーンレベルインプラント及びボーンレベルテーパードインプラントは、審美部位に適した製品です。それぞれの適

応に応じた軟組織の形成とメインテナンスのためのソリューションをご提供します。

ボーンレベルのクラウン用Variobase® には3種類の歯肉高さがあり、コニカルヒーリングアバットメントの形状と一致しています。

各症例の計画に基づいて、適切なボーンレベルクラウン用Variobase® とそれに対応するヒーリングアバットメントを選択してくだ

さい。H3.5 mm、H5.5 mmそれぞれの製品で、3種類のGHからお選びいただけます。

2.1 準備

前提条件歯の色調を確認し、記録しておく必要があります（カラーチャート又はデジタル色調測定器を使用してください）。色調の情報と

印象の双方を歯科技工所に送付しておきます。

必要に応じ、マスター模型の原型となるこれまでの印象、又はデジタル模型を製作するための口腔内スキャンデータを歯科医院

から送付します。

■ クラウン用Variobase®

■ クラウン用Variobase® AS

■ ブリッジ／バー用Variobase®

通法により、タイプ4の歯科用超硬石膏（ISO 6873適合品）を用いてマス

ター模型を製作します。高品質の補綴物を製作するため、次の必要事項

についてご考慮ください。■ 新品のStraumann社オリジナルのインプラントアナログのみを使用

してください。■ 最適なエマージェンスプロファイルを得るため、必ず歯肉マスクを使用

してください。■ 歯肉マスクには、スキャンに対応したマテリアルを使用してください。

マスター模型の製作

2.2.1 スキャンボディを使用したスキャン及び設計Straumann® スキャンボディは、CAD/CAMによるスキャン工程で、各インプラント（アナログ）の位置及び方向を再現するもので

す。その後のCAD/CAM補綴物の位置をCAD/CAMソフトウェアで正しく調整するのに役立ちます。

　　注）Straumann® スキャンボディ及びすべてのコンポーネントは再使用禁止です。インプラントが十分に安定しており、スキャンボディのスクリュー固定や取り外しに耐えられることを確認してください。スキャン

スプレーは不要です。

ナローCrossFit®（NC）レギュラーCrossFit®（RC）

GH 2 mmGH 1 mm GH 3 mm GH 2 mmGH 1 mm GH 3 mm

プラットフォーム

歯肉高さ

ヒーリングアバットメント

クラウン用

アバットメント

高さ

Straumann® ボーンレベルインプラント及びボーンレベルテーパードインプラントは、審美部位に適した製品です。それぞれの適

応に応じた軟組織の形成とメインテナンスのためのソリューションをご提供します。

ボーンレベルのクラウン用Variobase® には3種類の歯肉高さがあり、コニカルヒーリングアバットメントの形状と一致しています。

各症例の計画に基づいて、適切なボーンレベルクラウン用Variobase® とそれに対応するヒーリングアバットメントを選択してくだ

さい。H3.5 mm、H5.5 mmそれぞれの製品で、3種類のGHからお選びいただけます。

2.1 準備

前提条件歯の色調を確認し、記録しておく必要があります（カラーチャート又はデジタル色調測定器を使用してください）。色調の情報と

印象の双方を歯科技工所に送付しておきます。

必要に応じ、マスター模型の原型となるこれまでの印象、又はデジタル模型を製作するための口腔内スキャンデータを歯科医院

から送付します。

■ クラウン用Variobase®

■ クラウン用Variobase® AS

■ ブリッジ／バー用Variobase®

通法により、タイプ4の歯科用超硬石膏（ISO 6873適合品）を用いてマス

ター模型を製作します。高品質の補綴物を製作するため、次の必要事項

についてご考慮ください。■ 新品のStraumann社オリジナルのインプラントアナログのみを使用

してください。■ 最適なエマージェンスプロファイルを得るため、必ず歯肉マスクを使用

してください。■ 歯肉マスクには、スキャンに対応したマテリアルを使用してください。

マスター模型の製作

2.2.1 スキャンボディを使用したスキャン及び設計Straumann® スキャンボディは、CAD/CAMによるスキャン工程で、各インプラント（アナログ）の位置及び方向を再現するもので

す。その後のCAD/CAM補綴物の位置をCAD/CAMソフトウェアで正しく調整するのに役立ちます。

　　注）Straumann® スキャンボディ及びすべてのコンポーネントは再使用禁止です。インプラントが十分に安定しており、スキャンボディのスクリュー固定や取り外しに耐えられることを確認してください。スキャン

スプレーは不要です。

ナローCrossFit®（NC）レギュラーCrossFit®（RC）

GH 2 mmGH 1 mm GH 3 mm GH 2 mmGH 1 mm GH 3 mm

プラットフォーム

歯肉高さ

ヒーリングアバットメント

クラウン用

高さ

使用する設計ソフトウェアにStraumann® Variobase® インプラントライブラリーが搭載されていない場合は、ソフトウェア製造

元の取扱説明書に従ってライブラリーをソフトウェアにインポートしてください。

▼ ステップ1 – 取り付け■ スキャンボディがアナログにしっかりと嵌合していることを確認し、

内部スクリューを手締めしてください（最大15 Ncm）。■ スキャンボディをアナログに固定する際は、Straumann® SCSスクリ

ュードライバーを使用してください。■ スキャンボディがしっかりと嵌合しており、緩んで回転したり、縦に

動いたりしないことを再確認してください。■ 単独歯修復を計画している場合は、スキャンボディの傾斜面を頬側

（唇側）に向けてください（近遠心側に向けないでください）。■ スキャンボディが隣在歯に接触しないようにしてください。

▼ ステップ2 – スキャン及び模型製作■ 他社のCADソフトウェアを使用する場合、スキャンの方法及びスキ

ャンボディの認識方法については、ソフトウェア製造元の取扱説明

書に従ってください。■ CARES® Visualソフトウェアでは、スキャンボディのマッチング工

程はオートで行われます。■ ソフトウェア製造元の取扱説明書に従って、コーピング又はクラウ

ンの模型を製作してください。

2.2.2 スキャンボディ使用せずに行うスキャン及び設計Variobase® ライブラリが使用するソフトウェアに搭載されていない場合は、スキャンボディを使用することができません。

　　注）■ クラウン用Variobase® ASでは、スキャンボディなしでスキャンを実施することはできません。角度付きスクリューチャネルを付与

したクラウンの設計及びミリングには、クラウン用Variobase® AS用のライブラリが必要です。■ スキャンボディなしのダイレクトスキャンでは、スキャンボディを使用したスキャンと同じ精度は得られません。そのため、本項で

推奨されるワークフローは、使用するCADソフトウェアでVariobase® ライブラリをご利用いただけない場合に限ります。

▼ ステップ1 – スキャン■ Variobase® アバットメントをスキャンしてください。

▼ ステップ2 – 模型製作ソフトウェア製造元の取扱説明書に従って、フレームワーク又はフルカントゥア補綴物を製作してください。

スクリューチャネルの直径については以下の表をご参照ください。

2.2.3 ミリング

▼ ステップ1 – ミリングの準備使用するCADソフトウェア及びミリングマシンの製造元の取扱説明書に従って、設計データをミリングマシンに転送してくだ

さい。

▼ ステップ2 – ミリング使用するミリングマシンの製造元の取扱説明書に従って、補綴物を

削り出してください。

　　注）■ スキャンスプレーが使用可能です。■ 使用するソフトウェアにアンダーカットを仮想ブロックアウトする

機能がない場合は、スキャン前にアンダーカット及びスクリューチャ

ネルをワックスでブロックアウトする必要があります。■ スキャン結果をテンプレートとして保存可能なソフトウェアでは、

以後のブロックアウトが不要になります。保存したテンプレートを、

マッチング工程によりVariobase® アバットメント模型のスキャン

結果とマッチングすることができます。

　　注）■ 使用するCAMソフトウェア及びミリングマシンの製造元の取扱説明書に従って、マテリアルに応じた適切な設定を使用してく

ださい。■ クラウン用Variobase® では、回転防止溝の4か所のデザインを正確に削り出すため、直径1 mm以下のバーを使用してください。

　　注）カスタマイズした（削合した）Variobase® アバットメントを使用する場合は、アバットメントにスプレーしてからスキャンを実施す

る必要があります。

クラウン用Variobase® ブリッジ／バー用Variobase®

2.7 mm

2.2 mm

2.3 mm

2.7 mm

2.3 mm

レギュラーネック（RN）

ワイドネック（WN）

ナローCrossFit® （NC）

レギュラーCrossFit® （RC）

スクリューチャネル直径

使用する設計ソフトウェアにStraumann® Variobase® インプラントライブラリーが搭載されていない場合は、ソフトウェア製造

元の取扱説明書に従ってライブラリーをソフトウェアにインポートしてください。

▼ ステップ1 – 取り付け■ スキャンボディがアナログにしっかりと嵌合していることを確認し、

内部スクリューを手締めしてください（最大15 Ncm）。■ スキャンボディをアナログに固定する際は、Straumann® SCSスクリ

ュードライバーを使用してください。■ スキャンボディがしっかりと嵌合しており、緩んで回転したり、縦に

動いたりしないことを再確認してください。■ 単独歯修復を計画している場合は、スキャンボディの傾斜面を頬側

（唇側）に向けてください（近遠心側に向けないでください）。■ スキャンボディが隣在歯に接触しないようにしてください。

▼ ステップ2 – スキャン及び模型製作■ 他社のCADソフトウェアを使用する場合、スキャンの方法及びスキ

ャンボディの認識方法については、ソフトウェア製造元の取扱説明

書に従ってください。■ CARES® Visualソフトウェアでは、スキャンボディのマッチング工

程はオートで行われます。■ ソフトウェア製造元の取扱説明書に従って、コーピング又はクラウ

ンの模型を製作してください。

2.2.2 スキャンボディ使用せずに行うスキャン及び設計Variobase® ライブラリが使用するソフトウェアに搭載されていない場合は、スキャンボディを使用することができません。

　　注）■ クラウン用Variobase® ASでは、スキャンボディなしでスキャンを実施することはできません。角度付きスクリューチャネルを付与

したクラウンの設計及びミリングには、クラウン用Variobase® AS用のライブラリが必要です。■ スキャンボディなしのダイレクトスキャンでは、スキャンボディを使用したスキャンと同じ精度は得られません。そのため、本項で

推奨されるワークフローは、使用するCADソフトウェアでVariobase® ライブラリをご利用いただけない場合に限ります。

▼ ステップ1 – スキャン■ Variobase® アバットメントをスキャンしてください。

▼ ステップ2 – 模型製作ソフトウェア製造元の取扱説明書に従って、フレームワーク又はフルカントゥア補綴物を製作してください。

スクリューチャネルの直径については以下の表をご参照ください。

2.2.3 ミリング

▼ ステップ1 – ミリングの準備使用するCADソフトウェア及びミリングマシンの製造元の取扱説明書に従って、設計データをミリングマシンに転送してくだ

さい。

▼ ステップ2 – ミリング使用するミリングマシンの製造元の取扱説明書に従って、補綴物を

削り出してください。

　　注）■ スキャンスプレーが使用可能です。■ 使用するソフトウェアにアンダーカットを仮想ブロックアウトする

機能がない場合は、スキャン前にアンダーカット及びスクリューチャ

ネルをワックスでブロックアウトする必要があります。■ スキャン結果をテンプレートとして保存可能なソフトウェアでは、

以後のブロックアウトが不要になります。保存したテンプレートを、

マッチング工程によりVariobase® アバットメント模型のスキャン

結果とマッチングすることができます。

　　注）■ 使用するCAMソフトウェア及びミリングマシンの製造元の取扱説明書に従って、マテリアルに応じた適切な設定を使用してく

ださい。■ クラウン用Variobase® では、回転防止溝の4か所のデザインを正確に削り出すため、直径1 mm以下のバーを使用してください。

　　注）カスタマイズした（削合した）Variobase® アバットメントを使用する場合は、アバットメントにスプレーしてからスキャンを実施す

る必要があります。

クラウン用Variobase® ブリッジ／バー用Variobase®

2.7 mm

2.2 mm

2.3 mm

2.7 mm

2.3 mm

ナローCrossFit® （NC）

レギュラーCrossFit® （RC）

スクリューチャネル直径

　　注）■ アバットメントをアナログに固定する際は、Straumann® SCSスクリ

ュードライバーを使用してください。■ クラウン用Variobase® がしっかりと嵌合しており、使用時に回転

したり、縦に動いたりしないか再確認してください。

バーンアウトコーピングを使用した工程では、スクリューチャネルの仕上がりが美しく、エッジがシャープに出るため、補綴物と

Variobase® アバットメントとの嵌合性が向上します。

▼ ステップ1 – クラウン用Variobase® をマスター模型に装着クラウン用Variobase® を模型のアナログに取り付け、スクリューを手

締めしてください（最大15 Ncm）。

2.3.1 クラウン用Variobase® を用いた単冠補綴物

5.5 –3.5mm

■ 従来法で補綴物を作成する場合にはチムニー部分をカスタマイズ

することができます。

■ AH5.5ｍｍのVariobase® は3.5ｍｍまで削合することが可能です。

▼ ステップ2 – バーンアウトコーピングの取り付け及びカット

■ バーンアウトコーピングをクラウン用Variobase® に取り付け、しっ

かりと嵌合していることを確認してください。■ クラウン用Variobase® 用のバーンアウトコーピングがしっかりと嵌

合している場合は、回転したり、縦に動いたりすることはありません。

■ 口腔内の状態に合わせて、バーンアウトコーピングを短くカットして

ください。■ カット後のバーンアウトコーピングが、クラウン用Variobase® の金属

部分を完全に覆った状態であることを確認してください。

ヒントバーンアウトコーピングの嵌合がきついと感じる場合は、クラウン用

Variobase® から一旦取り外し、また差し込んでください。これを数回繰

り返すと嵌合が緩くなり、設計したワックスアップを取り外しやすくなり

ます。

▼ ステップ3 – ワックスアップの設計■ 解剖学的特徴に合わせてワックスアップをしてください。

　　注）■ 使用する歯科用マテリアルの適応に応じて、リデュースアナトミック

設計又はフルカントゥア設計が可能です。■ アバットメントのワックス層に十分な厚みがあり（0.15 mm以上）、

加熱中にバーンアウトコーピングが膨張する余裕があることを確認して

ください。■ 使用する歯科用マテリアルの製造元の取扱説明書に従い、最小限必要

とされる厚みを順守してください。

ュードライバーを使用してください。■ クラウン用Variobase® がしっかりと嵌合しており、使用時に回転

したり、縦に動いたりしないか再確認してください。

バーンアウトコーピングを使用した工程では、スクリューチャネルの仕上がりが美しく、エッジがシャープに出るため、補綴物と

Variobase® アバットメントとの嵌合性が向上します。

▼ ステップ1 – クラウン用Variobase® をマスター模型に装着クラウン用Variobase® を模型のアナログに取り付け、スクリューを手

締めしてください（最大15 Ncm）。

2.3.1 クラウン用Variobase® を用いた単冠補綴物

5.5 –3.5mm

■ 従来法で補綴物を作成する場合にはチムニー部分をカスタマイズ

することができます。

■ AH5.5ｍｍのVariobase® は3.5ｍｍまで削合することが可能です。

▼ ステップ2 – バーンアウトコーピングの取り付け及びカット

■ バーンアウトコーピングをクラウン用Variobase® に取り付け、しっ

かりと嵌合していることを確認してください。■ クラウン用Variobase® 用のバーンアウトコーピングがしっかりと嵌

合している場合は、回転したり、縦に動いたりすることはありません。

■ 口腔内の状態に合わせて、バーンアウトコーピングを短くカットして

ください。■ カット後のバーンアウトコーピングが、クラウン用Variobase® の金属

部分を完全に覆った状態であることを確認してください。

ヒントバーンアウトコーピングの嵌合がきついと感じる場合は、クラウン用

Variobase® から一旦取り外し、また差し込んでください。これを数回繰

り返すと嵌合が緩くなり、設計したワックスアップを取り外しやすくなり

ます。

設計又はフルカントゥア設計が可能です。■ アバットメントのワックス層に十分な厚みがあり（0.15 mm以上）、

加熱中にバーンアウトコーピングが膨張する余裕があることを確認して

ください。■ 使用する歯科用マテリアルの製造元の取扱説明書に従い、最小限必要

とされる厚みを順守してください。

▼ ステップ4 – 補綴物の製作■ 通法により補綴物をプレス又は鋳造してください。■ コーピング、クラウン、ブリッジ、又はオーバーデンチャーを、フレー

ムワーク（リデュースアナトミック設計）又はフルカントゥア（フルアナ

トミック設計）で製作可能です。

■ 接着前に補綴物の仕上げを行ってください。

　　注）■ 急速加熱法用埋没材の使用は推奨されません。バーンアウトコーピ

ングのプラスチックを完全に焼却するため、十分に時間をかける必要

があります。

　　注）■ フレームワークに前装する場合は、前装材の熱膨張係数がコーピング

材の熱膨張係数と一致していることを確認してください。

オプション：セメント固定式の補綴物について■ 必要な場合は、通法に従ってクラウン又はブリッジ補綴物を個別に

製作してください。

2.3.2 クラウン用Variobase® ASを用いたシングルユニット補綴物クラウン用Variobase® ASを用いてキャスト用又はプレス用セラミックで補綴物を製作する場合は、角度付きスクリューチャネル

のソリューション用に設計された以下のコンポーネントを使用してください。

バーンアウトコーピングバーンアウトコーピングスクリュードライバーAS スクリューAS

ツーピースのバーンアウトコーピング。固定角度 20° のスクリューチャネルに対応。

Straumann® AS用スクリュー及びスクリュードライバー。カラーコードは緑

　　注）■ 補綴物の製作時には、取扱説明書をよくお読みください。■ スクリューAS及びスクリュードライバーASは、SCSスクリュードライバーとの互換性はありません。■ スクリューASは35 Ncmで締めてください。35 Ncm以上のトルクをかけるとスクリューASが損傷する可能性があり、取り外せ

なくなるおそれがあります。

　　注）■ クラウン用Variobase® ASとバーンアウトコーピング下部双方のカットアウト部が

そろっていることを確認してください。■ クラウン用Variobase® ASがバーンアウトコーピング下部にしっかりと嵌合して

おり、回転したり、縦に動いたりしないことを確認してください。

▼ ステップ1 – バーンアウトコーピング基部の取り付け■ バーンアウトコーピング下部をクラウン用Variobase® ASに取り付けます。■ 正しく装着されるとカチッとした感覚があります（スナップオン固定）。

▼ ステップ4 – 補綴物の製作■ 通法により補綴物をプレス又は鋳造してください。■ コーピング、クラウン、ブリッジ、又はオーバーデンチャーを、フレー

ムワーク（リデュースアナトミック設計）又はフルカントゥア（フルアナ

トミック設計）で製作可能です。

■ 接着前に補綴物の仕上げを行ってください。

ングのプラスチックを完全に焼却するため、十分に時間をかける必要

があります。

　　注）■ フレームワークに前装する場合は、前装材の熱膨張係数がコーピング

材の熱膨張係数と一致していることを確認してください。

オプション：セメント固定式の補綴物について■ 必要な場合は、通法に従ってクラウン又はブリッジ補綴物を個別に

製作してください。

2.3.2 クラウン用Variobase® ASを用いたシングルユニット補綴物クラウン用Variobase® ASを用いてキャスト用又はプレス用セラミックで補綴物を製作する場合は、角度付きスクリューチャネル

のソリューション用に設計された以下のコンポーネントを使用してください。

バーンアウトコーピングバーンアウトコーピングスクリュードライバーAS スクリューAS

ツーピースのバーンアウトコーピング。固定角度 20° のスクリューチャネルに対応。

Straumann® AS用スクリュー及びスクリュードライバー。カラーコードは緑

　　注）■ 補綴物の製作時には、取扱説明書をよくお読みください。■ スクリューAS及びスクリュードライバーASは、SCSスクリュードライバーとの互換性はありません。■ スクリューASは35 Ncmで締めてください。35 Ncm以上のトルクをかけるとスクリューASが損傷する可能性があり、取り外せ

なくなるおそれがあります。

　　注）■ クラウン用Variobase® ASとバーンアウトコーピング下部双方のカットアウト部が

そろっていることを確認してください。■ クラウン用Variobase® ASがバーンアウトコーピング下部にしっかりと嵌合して

おり、回転したり、縦に動いたりしないことを確認してください。

▼ ステップ1 – バーンアウトコーピング基部の取り付け■ バーンアウトコーピング下部をクラウン用Variobase® ASに取り付けます。■ 正しく装着されるとカチッとした感覚があります（スナップオン固定）。

▼ ステップ2 – クラウン用Variobase® ASをマスター模型に挿入■ バーンアウトコーピング下部を取り付けたクラウン用Variobase®

ASをインプラントアナログに取り付け、スクリューを手締めしてく

ださい（最大15 Ncm）。■ スクリュー AS及びスクリュードライバー ASのみを使用してください

（カラーコードはいずれも緑）。

　　注）■ バーンアウトコーピングの上部と下部双方に割り出し用のエレメント

が付いており、バーンアウトコーピング上部のアバットメント軸周りの

回転を最大90°（±45°）に制限しています。■ バーンアウトコーピング上部の調整位置がずれていると、クラウン

の仕上げ後にスクリューを取り外せなくなる恐れがあります。

▼ ステップ3 – バーンアウトコーピングの組み立て■ バーンアウトコーピング上部をバーンアウトコーピング下部に取り付

けます（フリクション固定）。■ クラウン用Variobase® ASのカットアウト部とスクリューチャネル

の中心の位置が合っていることを確認してください。■ 組み立てたバーンアウトコーピングとクラウン用Variobase® ASが

しっかりと嵌合していることを確認してください。

▼ ステップ4 – バーンアウトコーピングの長さを調節■ 口腔内の状態に合わせて、バーンアウトコーピング上部の上側（青い

部分）を短くカットしてください。■ カット後のバーンアウトコーピングが、クラウン用Variobase® AS

の金属部分を完全に覆ったままであることを確認してください。

▼ ステップ5 – ワックスアップの設計■ 口腔内の解剖学的特徴に合わせてワックスアップしてください。

▼ ステップ6 – 補綴物の製作■ 通法により、補綴物をプレス又は鋳造してください。■ リデュースアナトミック又はフルカントゥアのクラウンの製作が

可能です。■ 接着前に補綴物の仕上げを行ってください。

　　注）■ バーンアウトコーピング上部の下側（赤い部分）をカットすると、スク

リューを取り外せなくなるおそれがあります。

設計又はフルカントゥア設計が可能です。■ アバットメント上のワックス層に十分な厚みがあり（0.15 mm以

上）、加熱中にバーンアウトコーピングが膨張する余裕があることを

確認してください。■ 使用する歯科用マテリアルの製造元の取扱説明書に従い、最小限必

要とされる厚みを順守してください。

ングのプラスチックを完全に焼却するため、十分に時間をかける必

要があります。■ フレームワークに前装する場合は、前装材の熱膨張係数がコーピング材

の熱膨張係数と一致していることを確認してください。

■ バーンアウトコーピング上部を回転させ、最終補綴物に最適な位置

に合わせてください（回転範囲は±45度まで）。■ バーンアウトコーピングの上部と下部双方にワックスアップし固定し

ます。

▼ ステップ2 – クラウン用Variobase® ASをマスター模型に挿入■ バーンアウトコーピング下部を取り付けたクラウン用Variobase®

ASをインプラントアナログに取り付け、スクリューを手締めしてく

ださい（最大15 Ncm）。■ スクリュー AS及びスクリュードライバー ASのみを使用してください

（カラーコードはいずれも緑）。

　　注）■ バーンアウトコーピングの上部と下部双方に割り出し用のエレメント

が付いており、バーンアウトコーピング上部のアバットメント軸周りの

回転を最大90°（±45°）に制限しています。■ バーンアウトコーピング上部の調整位置がずれていると、クラウン

の仕上げ後にスクリューを取り外せなくなる恐れがあります。

▼ ステップ3 – バーンアウトコーピングの組み立て■ バーンアウトコーピング上部をバーンアウトコーピング下部に取り付

けます（フリクション固定）。■ クラウン用Variobase® ASのカットアウト部とスクリューチャネル

の中心の位置が合っていることを確認してください。■ 組み立てたバーンアウトコーピングとクラウン用Variobase® ASが

▼ ステップ4 – バーンアウトコーピングの長さを調節■ 口腔内の状態に合わせて、バーンアウトコーピング上部の上側（青い

部分）を短くカットしてください。■ カット後のバーンアウトコーピングが、クラウン用Variobase® AS

▼ ステップ5 – ワックスアップの設計■ 口腔内の解剖学的特徴に合わせてワックスアップしてください。

▼ ステップ6 – 補綴物の製作■ 通法により、補綴物をプレス又は鋳造してください。■ リデュースアナトミック又はフルカントゥアのクラウンの製作が

可能です。■ 接着前に補綴物の仕上げを行ってください。

　　注）■ バーンアウトコーピング上部の下側（赤い部分）をカットすると、スク

リューを取り外せなくなるおそれがあります。

設計又はフルカントゥア設計が可能です。■ アバットメント上のワックス層に十分な厚みがあり（0.15 mm以

上）、加熱中にバーンアウトコーピングが膨張する余裕があることを

確認してください。■ 使用する歯科用マテリアルの製造元の取扱説明書に従い、最小限必

要とされる厚みを順守してください。

要があります。■ フレームワークに前装する場合は、前装材の熱膨張係数がコーピング材

の熱膨張係数と一致していることを確認してください。

■ バーンアウトコーピング上部を回転させ、最終補綴物に最適な位置

に合わせてください（回転範囲は±45度まで）。■ バーンアウトコーピングの上部と下部双方にワックスアップし固定し

ます。

2.3.3 ブリッジ／バー用Variobase® アバットメントを用いたマルチユニット補綴物ブリッジ／バー用Variobase® では、マルチユニット修復又は無歯症例の処置のためのオプションです。専用のバーンアウトコーピ

ングがあります。

ブリッジ／バー用Variobase® は、インプラントとの接続部はノンエンゲージングのコニカルコネクションを有します。

▼ ステップ1 – ブリッジ／バー用Variobase® アバットメントをマスター模型に装着■ ブリッジ／バー用Variobase® アバットメントを模型のアナログに取り

付け、スクリューを手締めしてください（最大15 Ncm）。

ュードライバーを使用してください。■ ブリッジ／バー用Variobase® アバットメントがしっかりと嵌合して

おり、使用時に回転したり、縦に動いたりしないかを再確認してください。

シリンドリカルタイプバーンアウトコーピング（スナップオン機構）

▼ ステップ2 – バーンアウトコーピングの取り付け

2a―ブリッジ／バー用Variobase® の場合■ ブリッジ／バー用Variobase® にバーンアウトコーピングを取り付け、

　　注）バーンアウトコーピングは、はじめフィットが緩くなっていますが、ワックス

アップをすることで、ブリッジ／バー用Variobase® に固定されます。

▼ ステップ3 – バーンアウトコーピングを短くカット■ 口腔内の状態に合わせて、バーンアウトコーピングを短くカット

してください。■ カット後のバーンアウトコーピングが、ブリッジ／バー用Variobase®

設計又はフルカントゥアの設計が可能です。■ アバットメント上のワックス層に十分な厚みがあり（0 .1 5 m m

以上）、加熱中にバーンアウトコーピングが膨張する余裕があることを

確認してください。■ 使用する歯科用マテリアルの製造元の取扱説明書に従い、最小限

必要とされる厚みを順守してください。

2.3.3 ブリッジ／バー用Variobase® アバットメントを用いたマルチユニット補綴物ブリッジ／バー用Variobase® では、マルチユニット修復又は無歯症例の処置のためのオプションです。専用のバーンアウトコーピ

ングがあります。

ブリッジ／バー用Variobase® は、インプラントとの接続部はノンエンゲージングのコニカルコネクションを有します。

▼ ステップ1 – ブリッジ／バー用Variobase® アバットメントをマスター模型に装着■ ブリッジ／バー用Variobase® アバットメントを模型のアナログに取り

付け、スクリューを手締めしてください（最大15 Ncm）。

ュードライバーを使用してください。■ ブリッジ／バー用Variobase® アバットメントがしっかりと嵌合して

おり、使用時に回転したり、縦に動いたりしないかを再確認してください。

シリンドリカルタイプバーンアウトコーピング（スナップオン機構）

▼ ステップ2 – バーンアウトコーピングの取り付け

2a―ブリッジ／バー用Variobase® の場合■ ブリッジ／バー用Variobase® にバーンアウトコーピングを取り付け、

　　注）バーンアウトコーピングは、はじめフィットが緩くなっていますが、ワックス

アップをすることで、ブリッジ／バー用Variobase® に固定されます。

▼ ステップ3 – バーンアウトコーピングを短くカット■ 口腔内の状態に合わせて、バーンアウトコーピングを短くカット

してください。■ カット後のバーンアウトコーピングが、ブリッジ／バー用Variobase®

設計又はフルカントゥアの設計が可能です。■ アバットメント上のワックス層に十分な厚みがあり（0 .1 5 m m

以上）、加熱中にバーンアウトコーピングが膨張する余裕があることを

確認してください。■ 使用する歯科用マテリアルの製造元の取扱説明書に従い、最小限

必要とされる厚みを順守してください。

▼ ステップ5 – ワックスアップの取り外し■ ブリッジ／バー用Variobase® のスクリューを外してインプラントア

ナログから取り外してください。■ ワックスアップした補綴物をブリッジ／バー用Variobase® から取

り外してください。

　　注）■ アバットメントがマスター模型に装着されている状態でワックス

アップを取り外さないでください。アバットメント上部がシリンダー

形状のため、ワックスアップが損傷するおそれがあります。

▼ ステップ6 – 補綴物の製作■ 通法により、補綴物をプレス又は鋳造してください。■ ブリッジ又はオーバーデンチャーを、フレームワーク（リデュースア

ナトミック設計）又はフルカントゥア（フルアナトミック設計）で製作

可能です。

要があります。

　　注）■ フレームワークの着色やグレーズをする場合は、着色材やグレージ

ング材の熱膨張係数がフレームワーク材の熱膨張係数と一致して

いることを確認してください。

2.4 接着

2.4.1 一般的な推奨事治療前■ 必ず手袋を着用してください。■ コンポーネントはすべて油脂の付着がなく、乾いた状態であることを確認してください。■ スチームクリーナー、超音波洗浄機、又はアルコールで洗浄してください。■ 最大限の接合効果を得るため、補綴物のパッシブフィットが良好であることを確認してください。

2.4.2 クラウン用Variobase® 及びクラウン用Variobase® ASへの

シングルユニット補綴物の装着

▼ ステップ1 – Variobase® アバットメントをマスター模型に固定■ インプラントアナログにクラウン用Variobase® 又はクラウン用

Variobase® ASを固定します。クラウン用Variobase® の場合は

SCSスクリュードライバーでベーサルスクリューを手締めし、クラウ

ン用Variobase® ASの場合はスクリュードライバー AS（緑のカラー

コード）でスクリュー AS（緑のカラーコード）を手締めしてください。■ 余剰セメントの流入を防ぐため、スクリューチャネルを保護してく

ださい。

Variobase® アバットメントのサンドブラスト処理■ クラウン用Variobase® 、クラウン用Variobase® AS、又はブリッジ／バー用Variobase® を使用する場合は、接着を強めるため

のサンドブラスト処理は基本的には不要です。

歯科技工所での工程でサンドブラスト処理が必須となっている場合は、粒子径50 μmのAl₂O₃研磨材を使用し、最大2バー

ル圧で処理を実施してください。■ Variobase® Cではその設計上、サンドブラスト処理が必要となります。粒子径50 μmのAl₂O₃研磨材を使用し、最大2バール

圧で処理を実施してください。

セメント■ セメントの使用に際しては、異なる商標のコンポーネントを併用しないでください。■ セメント接着時には、セメント製造元の取扱説明書に従ってください。■ 修復材又はセメントの製造元の取扱説明書で適切なプライマーが指定されている場合は、必ず指定のプライマーを使用してください。

　　注）■ クラウン用Variobase® 又はクラウン用Variobase® ASに補綴物を正

しく装着するため、接着は必ずマスター模型上で実施してください。■ 4個のカムが左右対称に配置されているため、接着の前には、クラウ

ンの位置が口腔内の状態と一致していることを確認してください。

▼ ステップ5 – ワックスアップの取り外し■ ブリッジ／バー用Variobase® のスクリューを外してインプラントア

ナログから取り外してください。■ ワックスアップした補綴物をブリッジ／バー用Variobase® から取

り外してください。

　　注）■ アバットメントがマスター模型に装着されている状態でワックス

アップを取り外さないでください。アバットメント上部がシリンダー

形状のため、ワックスアップが損傷するおそれがあります。

▼ ステップ6 – 補綴物の製作■ 通法により、補綴物をプレス又は鋳造してください。■ ブリッジ又はオーバーデンチャーを、フレームワーク（リデュースア

ナトミック設計）又はフルカントゥア（フルアナトミック設計）で製作

可能です。

要があります。

　　注）■ フレームワークの着色やグレーズをする場合は、着色材やグレージ

ング材の熱膨張係数がフレームワーク材の熱膨張係数と一致して

いることを確認してください。

2.4 接着

2.4.1 一般的な推奨事治療前■ 必ず手袋を着用してください。■ コンポーネントはすべて油脂の付着がなく、乾いた状態であることを確認してください。■ スチームクリーナー、超音波洗浄機、又はアルコールで洗浄してください。■ 最大限の接合効果を得るため、補綴物のパッシブフィットが良好であることを確認してください。

2.4.2 クラウン用Variobase® 及びクラウン用Variobase® ASへの

シングルユニット補綴物の装着

▼ ステップ1 – Variobase® アバットメントをマスター模型に固定■ インプラントアナログにクラウン用Variobase® 又はクラウン用

Variobase® ASを固定します。クラウン用Variobase® の場合は

SCSスクリュードライバーでベーサルスクリューを手締めし、クラウ

ン用Variobase® ASの場合はスクリュードライバー AS（緑のカラー

コード）でスクリュー AS（緑のカラーコード）を手締めしてください。■ 余剰セメントの流入を防ぐため、スクリューチャネルを保護してく

ださい。

Variobase® アバットメントのサンドブラスト処理■ クラウン用Variobase® 、クラウン用Variobase® AS、又はブリッジ／バー用Variobase® を使用する場合は、接着を強めるため

のサンドブラスト処理は基本的には不要です。

歯科技工所での工程でサンドブラスト処理が必須となっている場合は、粒子径50 μmのAl₂O₃研磨材を使用し、最大2バー

ル圧で処理を実施してください。■ Variobase® Cではその設計上、サンドブラスト処理が必要となります。粒子径50 μmのAl₂O₃研磨材を使用し、最大2バール

圧で処理を実施してください。

セメント■ セメントの使用に際しては、異なる商標のコンポーネントを併用しないでください。■ セメント接着時には、セメント製造元の取扱説明書に従ってください。■ 修復材又はセメントの製造元の取扱説明書で適切なプライマーが指定されている場合は、必ず指定のプライマーを使用してください。

　　注）■ クラウン用Variobase® 又はクラウン用Variobase® ASに補綴物を正

しく装着するため、接着は必ずマスター模型上で実施してください。■ 4個のカムが左右対称に配置されているため、接着の前には、クラウ

ンの位置が口腔内の状態と一致していることを確認してください。

▼ ステップ2 – ポンディング■ クラウン用Variobase® 又はクラウン用Variobase® ASにセルフアド

ヒーシブ歯科セメントを塗ります。■ セメント製造元の取扱説明書に従ってください。■ 補綴物をVariobase® アバットメントに接着してください。

　　注）■ 余剰セメントはVariobase® アバットメントから直ちに除去してくだ

さい。■ セメントが固まったら、補綴物の下縁を研磨します。■ アバットメントの接合部を保護するため、必ずポリッシングエイドを

使用してください。■ 接着後にアバットメントを焼成しないでください。

2.4.3 ブリッジ／バー用Variobase® へのマルチユニット補綴物の装着

■ 補綴物をマスター模型に移動します。■ ブリッジ／バー用Variobase® をインプラントアナログに取り付け、

ベーサルスクリューで手締めします（最大締結トルク値：15 Ncm）。■ マスター模型に補綴物が正しく装着されていることを確認してくだ

さい。■ セメント接着の前に適合を最終確認してください。

- 隣接面のコンタクトを確認してください。

- パッシブフィットを確認してください。

2.4.3.1 ブリッジ／バー用Variobase® とセメンテーションエイドを併用したセメント接着法

セメンテーションエイドによる接着を行う際には、次の推奨事項をご確認ください。■ フレームワークの設計及び製作時には、スキャンボディ及びブリッジ／バー用Variobase® のインプラントライブラリを使用して

ください。これにより、スクリューチャネルの寸法をセメンテーションエイドの寸法に合わせることが可能です。■ キャストオン用又はプレス用セラミック製の補綴物では、補綴物のスクリューチャネルをセメンテーションエイドの寸法に合わ

せるため、バーンアウトコーピングを使用してください。■ 角度付きスクリューチャネルではセメンテーションエイドを使用しないでください。■ セメンテーションエイドは単回使用です。

▼ ステップ1 – ブリッジ／バー用Variobase® をマスター模型に装着■ マスター模型外で、仕上げ後のフレームワークにブリッジ／バー用

Variobase® を取り付けます。

　　注）セメント接着後は、フレームワークがアバットメントプラットフォームに均一

に負荷が分散されている必要があります。補綴物のパッシブフィットが得ら

れていない場合は、脱落につながるおそれがあります。

■ セメント接着の前に仕上げを行ってください（研磨など）。

▼ ステップ2 – ポンディング■ クラウン用Variobase® 又はクラウン用Variobase® ASにセルフアド

ヒーシブ歯科セメントを塗ります。■ セメント製造元の取扱説明書に従ってください。■ 補綴物をVariobase® アバットメントに接着してください。

　　注）■ 余剰セメントはVariobase® アバットメントから直ちに除去してくだ

さい。■ セメントが固まったら、補綴物の下縁を研磨します。■ アバットメントの接合部を保護するため、必ずポリッシングエイドを

使用してください。■ 接着後にアバットメントを焼成しないでください。

2.4.3 ブリッジ／バー用Variobase® へのマルチユニット補綴物の装着

■ 補綴物をマスター模型に移動します。■ ブリッジ／バー用Variobase® をインプラントアナログに取り付け、

ベーサルスクリューで手締めします（最大締結トルク値：15 Ncm）。■ マスター模型に補綴物が正しく装着されていることを確認してくだ

さい。■ セメント接着の前に適合を最終確認してください。

- 隣接面のコンタクトを確認してください。

- パッシブフィットを確認してください。

2.4.3.1 ブリッジ／バー用Variobase® とセメンテーションエイドを併用したセメント接着法

セメンテーションエイドによる接着を行う際には、次の推奨事項をご確認ください。■ フレームワークの設計及び製作時には、スキャンボディ及びブリッジ／バー用Variobase® のインプラントライブラリを使用して

ください。これにより、スクリューチャネルの寸法をセメンテーションエイドの寸法に合わせることが可能です。■ キャストオン用又はプレス用セラミック製の補綴物では、補綴物のスクリューチャネルをセメンテーションエイドの寸法に合わ

せるため、バーンアウトコーピングを使用してください。■ 角度付きスクリューチャネルではセメンテーションエイドを使用しないでください。■ セメンテーションエイドは単回使用です。

▼ ステップ1 – ブリッジ／バー用Variobase® をマスター模型に装着■ マスター模型外で、仕上げ後のフレームワークにブリッジ／バー用

Variobase® を取り付けます。

　　注）セメント接着後は、フレームワークがアバットメントプラットフォームに均一

に負荷が分散されている必要があります。補綴物のパッシブフィットが得ら

れていない場合は、脱落につながるおそれがあります。

■ セメント接着の前に仕上げを行ってください（研磨など）。

▼ ステップ3 – セメンテーションエイドの挿入とセメント注入

　　注）セメンテーションエイドの挿入前に、ブリッジ／バー用Variobase® をインプラントアナログにスクリューで手締めしてください。

■ セメンテーションエイドを各スクリューチャネルに差し込んでくだ

さい。■ スクリューヘッドに正しく装着されると、カチッという感覚があり

ます。

■ セメントを注入する前に、フレームワークがブリッジ／バー用

Variobase® に正しく装着されていることを確認してください。■ セメンテーションエイドのアクセスホールから、セメントを注入し

ます。■ アバットメントの基底部から余剰セメントが流出した時点で注入を

止めます。

　　注）■ アバットメントの基底部から余剰セメントが流出しない場合は、セメ

ンテーションエイドが正しく装着されていません。直ちにセメントの

注入を止め、セメンテーションエイドを取り外してください。■ 万一不具合があった場合は、新しいセメンテーションエイドを使用

してください。

▼ ステップ2 – 対応するセメンテーションエイドを選択

　　注）■ 補綴物が正常に機能するように、必ず指定のセメンテーションエイドを選択してください。■ セメンテーションエイドは非売品です。

セメンテーションエイド

■ セメントの注入後は、セメンテーションエイドをすぐに取り外して

ください。■ 余剰セメントを直ちに除去してください。

■ 補綴物を指で押し、フレームワークがブリッジ／バー用Variobase®

プラットフォームに正しく装着されていることを確認してください。

NC RC RN WNSRA用

NC / RC

SRA用RC

▼ ステップ3 – セメンテーションエイドの挿入とセメント注入

　　注）セメンテーションエイドの挿入前に、ブリッジ／バー用Variobase® をインプラントアナログにスクリューで手締めしてください。

■ セメンテーションエイドを各スクリューチャネルに差し込んでくだ

さい。■ スクリューヘッドに正しく装着されると、カチッという感覚があり

ます。

■ セメントを注入する前に、フレームワークがブリッジ／バー用

Variobase® に正しく装着されていることを確認してください。■ セメンテーションエイドのアクセスホールから、セメントを注入し

ます。■ アバットメントの基底部から余剰セメントが流出した時点で注入を

止めます。

　　注）■ アバットメントの基底部から余剰セメントが流出しない場合は、セメ

ンテーションエイドが正しく装着されていません。直ちにセメントの

注入を止め、セメンテーションエイドを取り外してください。■ 万一不具合があった場合は、新しいセメンテーションエイドを使用

してください。

▼ ステップ2 – 対応するセメンテーションエイドを選択

　　注）■ 補綴物が正常に機能するように、必ず指定のセメンテーションエイドを選択してください。■ セメンテーションエイドは非売品です。

セメンテーションエイド

■ セメントの注入後は、セメンテーションエイドをすぐに取り外して

ください。■ 余剰セメントを直ちに除去してください。

■ 補綴物を指で押し、フレームワークがブリッジ／バー用Variobase®

プラットフォームに正しく装着されていることを確認してください。

NC RC RN WNSRA用

NC / RC

SRA用RC

　　注）補綴物の加工には、チェアサイドでのインプラント修復ワークフローのオプションのあるCEREC® システムか、又はSirona® inLab

システムを使用できます。スキャン、設計、ミリング、及び仕上げ時の使用については、Sirona® 及びマテリアル製造元の取扱説明

書をご参照ください。

3.1 チェアサイドでのStraumann® Variobase® C へのインプラントクラウンの装着

Variobase® Cは、Sirona® スキャンボディ、Sirona® ScanPost® 、及びスクリューチャネルが事前に付与されたマテリアルブロック

と互換性があり、チェアサイド及びラボサイドでの修復時に、Sirona® CAD/CAMシステムでご使用いただけます。

▼ ステップ1 – コンポーネントの注文

■ Variobase® Cは、Straumann社にご注文ください。■ Sirona® スキャンボディやScanPost® は、Sirona® 社の販売ルートを通してご注文ください。■ スクリューチャネル付与済みマテリアルブロックは、マテリアル製造元の販売ルートを通して

ご注文ください。

3.1.1 補綴物の設計及び製作

下表を参照して各パーツを選択してください。

Sirona®

スキャンボディのサイズSirona® ScanPost® の

型番マテリアルブロックの

スクリューチャネルのサイズ Variobase® C

ナローCrossFit®（NC）、GH 1 mm

S BL 4.1 L

S BL 3.3 L *

SSO 4.8 L

SSO 6.5 L

レギュラーCrossFit®（RC）、GH 1 mm

*Sirona® のScanPost® をスキャンに用いる場合は、スキャンボディのサイズLを使用してください。

▼ ステップ4 – 補綴物の仕上げ■ 仕上げのため、スクリューを抜いて補綴物を取り外します。■ セメントが固まってから、補綴物の下縁を研磨します。■ アバットメントの接合部を保護するため、必ずポリッシングエイドを

使用してください。

　　注）■ セメント接着後にアバットメントを焼成しないでください。

2.4.4 歯科医への納品前の補綴物の準備

仕上げ及び洗浄後、歯科医への納品前に補綴物をマスター模型に固定します。

　　注）補綴物の加工には、チェアサイドでのインプラント修復ワークフローのオプションのあるCEREC® システムか、又はSirona® inLab

システムを使用できます。スキャン、設計、ミリング、及び仕上げ時の使用については、Sirona® 及びマテリアル製造元の取扱説明

書をご参照ください。

3.1 チェアサイドでのStraumann® Variobase® C へのインプラントクラウンの装着

Variobase® Cは、Sirona® スキャンボディ、Sirona® ScanPost® 、及びスクリューチャネルが事前に付与されたマテリアルブロック

と互換性があり、チェアサイド及びラボサイドでの修復時に、Sirona® CAD/CAMシステムでご使用いただけます。

▼ ステップ1 – コンポーネントの注文

■ Variobase® Cは、Straumann社にご注文ください。■ Sirona® スキャンボディやScanPost® は、Sirona® 社の販売ルートを通してご注文ください。■ スクリューチャネル付与済みマテリアルブロックは、マテリアル製造元の販売ルートを通して

ご注文ください。

3.1.1 補綴物の設計及び製作

下表を参照して各パーツを選択してください。

Sirona®

スキャンボディのサイズSirona® ScanPost® の

型番マテリアルブロックの

スクリューチャネルのサイズ Variobase® C

ナローCrossFit®（NC）、GH 1 mm

S BL 4.1 L

S BL 3.3 L *

SSO 4.8 L

SSO 6.5 L

レギュラーCrossFit®（RC）、GH 1 mm

*Sirona® のScanPost® をスキャンに用いる場合は、スキャンボディのサイズLを使用してください。

▼ ステップ4 – 補綴物の仕上げ■ 仕上げのため、スクリューを抜いて補綴物を取り外します。■ セメントが固まってから、補綴物の下縁を研磨します。■ アバットメントの接合部を保護するため、必ずポリッシングエイドを

使用してください。

　　注）■ セメント接着後にアバットメントを焼成しないでください。

2.4.4 歯科医への納品前の補綴物の準備

仕上げ及び洗浄後、歯科医への納品前に補綴物をマスター模型に固定します。

▼ ステップ1 – 準備■ ヒーリングキャップ又はテンポラリー補綴物を取り外します。■ マスター模型から上部構造を取り外し、Variobase® アバットメントのスクリューを外してアナログから取り外してください。■ インプラントとアバットメントの内部をよく洗浄し、乾燥させます。

　　注）スクリュースレッドやスクリューヘッドの表面に汚れがないこと、また最終補綴に使用するスクリューが新品であることを必ず

確認してください。

3.2.1 クラウン用Variobase® 及びクラウン用Variobase® ASへのシングルユニット補綴物の最終装着

3.2.2 ブリッジ／バー用Variobase® へのマルチユニット補綴物の最終装着■ Variobase® アバットメントと補綴物をインプラントに取り付けます。■ 取り付けたすべてのアバットメントをスクリューで軽く手締めし、負荷分散が均一になるようにしてください。■ 35 Ncmのトルクでスクリューを締めます。対角線状に締めていきます。

オプションA：スクリュー固定式の最終補綴■ Variobase® アバットメントと補綴物をインプラントに取り付けま

す。SCS又はA Sスクリュードライバーと、ラチェット及びトルクコン

トロールディバイスを使用して、35 Ncmのトルクでスクリューを締

めてください。■ スクリューチャネルはシーリング材を使用して保護します。

オプションB：クラウン用Variobase® ―セメント固定式の最終補綴■ Variobase® アバットメントをインプラントに取り付けます。SCSス

クリュードライバーとラチェット及びトルクコントロールディバイスを

用いて、35 Ncmのトルクでスクリューを締めてください。■ スクリューチャネルはシーリング材で塞ぎます。■ 上部構造をアバットメントにセメントで接着します。■ 余剰セメントを取り除いてください。

　　ヒント）対角線上に締結をすることは大型の補綴物や全顎補綴物をブリッジ／

バー用Variobase® に装着する場合、緩みを避けるために非常に重要

です。

3.2 Variobase® 補綴物の最終装着▼ ステップ2 – 口腔内スキャン

▼ ステップ3 – 補綴物の設計及びミリング

■ 使用するSirona® CAD/CAMシステムのソフトウェアで、Straumann社製品のVariobase® Cを

選択します。■ 同システムのインプラントライブラリからVariobase® Cを選択し、補綴物を設計してください。■ 補綴物を削り出します。

Variobase® C又はSirona®

ScanPost® をインプラントに挿入します。

ScanPost® にSirona® スキャンボディを装着します。

口腔内スキャンを実施してください。

　　注）国によって対応状況が異なります。ソフトウェアの対応状況についてはSirona® 社の販売担当まで、

アバットメントの対応状況については弊社の販売担当までお問い合わせください。

3.1.2 接着

■ 補綴物とVariobase® Cとの接続状態を口腔内で確認してください。■ 通法により、補綴物の仕上げを行ってください。■ 2.4.2項「クラウン用Variobase® 及びクラウン用Variobase® ASへのシングルユニット補綴物の

装着」の指示事項に従って、補綴物をVariobase® Cに接着してください。■ 口腔内への最終装着を行います。

　　注）接着後にアバットメントを焼成しないでください。

Sirona® CEREC® ソフトウェアの選択画面

▼ ステップ1 – 準備■ ヒーリングキャップ又はテンポラリー補綴物を取り外します。■ マスター模型から上部構造を取り外し、Variobase® アバットメントのスクリューを外してアナログから取り外してください。■ インプラントとアバットメントの内部をよく洗浄し、乾燥させます。

　　注）スクリュースレッドやスクリューヘッドの表面に汚れがないこと、また最終補綴に使用するスクリューが新品であることを必ず

確認してください。

3.2.1 クラウン用Variobase® 及びクラウン用Variobase® ASへのシングルユニット補綴物の最終装着

3.2.2 ブリッジ／バー用Variobase® へのマルチユニット補綴物の最終装着■ Variobase® アバットメントと補綴物をインプラントに取り付けます。■ 取り付けたすべてのアバットメントをスクリューで軽く手締めし、負荷分散が均一になるようにしてください。■ 35 Ncmのトルクでスクリューを締めます。対角線状に締めていきます。

オプションA：スクリュー固定式の最終補綴■ Variobase® アバットメントと補綴物をインプラントに取り付けま

す。SCS又はA Sスクリュードライバーと、ラチェット及びトルクコン

トロールディバイスを使用して、35 Ncmのトルクでスクリューを締

めてください。■ スクリューチャネルはシーリング材を使用して保護します。

オプションB：クラウン用Variobase® ―セメント固定式の最終補綴■ Variobase® アバットメントをインプラントに取り付けます。SCSス

クリュードライバーとラチェット及びトルクコントロールディバイスを

用いて、35 Ncmのトルクでスクリューを締めてください。■ スクリューチャネルはシーリング材で塞ぎます。■ 上部構造をアバットメントにセメントで接着します。■ 余剰セメントを取り除いてください。

　　ヒント）対角線上に締結をすることは大型の補綴物や全顎補綴物をブリッジ／

バー用Variobase® に装着する場合、緩みを避けるために非常に重要

です。

3.2 Variobase® 補綴物の最終装着▼ ステップ2 – 口腔内スキャン

▼ ステップ3 – 補綴物の設計及びミリング

■ 使用するSirona® CAD/CAMシステムのソフトウェアで、Straumann社製品のVariobase® Cを

選択します。■ 同システムのインプラントライブラリからVariobase® Cを選択し、補綴物を設計してください。■ 補綴物を削り出します。

ScanPost® をインプラントに挿入します。

ScanPost® にSirona® スキャンボディを装着します。

口腔内スキャンを実施してください。

　　注）国によって対応状況が異なります。ソフトウェアの対応状況についてはSirona® 社の販売担当まで、

アバットメントの対応状況については弊社の販売担当までお問い合わせください。

3.1.2 接着

■ 補綴物とVariobase® Cとの接続状態を口腔内で確認してください。■ 通法により、補綴物の仕上げを行ってください。■ 2.4.2項「クラウン用Variobase® 及びクラウン用Variobase® ASへのシングルユニット補綴物の

装着」の指示事項に従って、補綴物をVariobase® Cに接着してください。■ 口腔内への最終装着を行います。

　　注）接着後にアバットメントを焼成しないでください。

Sirona® CEREC® ソフトウェアの選択画面

セメンテーション

エイド

*品番末尾のV4 : 4個入り※セメンテーションエイドは非売品です。

4. 製品一覧

インプラントアナログ

ティッシュレベル

インプラントレベル

ナローCrossFit®（NC）

GH 2 mmGH 1 mm GH 3 mm GH 1 mm GH 2 mm GH 3 mm

レギュラーCrossFit®（RC）

ボーンレベル

デジタル用インプラントアナログ

スキャンボディ

025.2900 025.4900048.356

048.268

048.268V4*

023.0015

023.0015V4*

048.269

048.269V4*

023.0016

023.0016V4*

023.0018

023.0018V4*

023.0017

023.0017V4*

023.2756

023.2756-04*

023.4759

023.4759-04*

クラウン用

アバットメント高さ

バーンアウト

コーピング

バーンアウト

コーピング

ベーサル

スクリュー

*品番末尾のV4 : 4個入り

インプラントレベルインプラントレベル

GH 1 mm

バーンアウト

コーピング

ベーサル

/ オクルーザル

スクリュー

NC RCRN WN

® ブリッジ／バー用

ボーンレベル & ボーンレベルテーパード

4.1.1 Variobase® ブリッジ／バー用

※ ※

セメンテーション

エイド

*品番末尾のV4 : 4個入り※セメンテーションエイドは非売品です。

4. 製品一覧

インプラントアナログ

ナローCrossFit®（NC）

GH 2 mmGH 1 mm GH 3 mm GH 1 mm GH 2 mm GH 3 mm

レギュラーCrossFit®（RC）

ボーンレベル

デジタル用インプラントアナログ

スキャンボディ

025.2900 025.4900048.356

048.268

048.268V4*

023.0015

023.0015V4*

048.269

048.269V4*

023.0016

023.0016V4*

023.0018

023.0018V4*

023.0017

023.0017V4*

023.2756

023.2756-04*

023.4759

023.4759-04*

クラウン用

アバットメント高さ

バーンアウト

コーピング

バーンアウト

コーピング

ベーサル

スクリュー

*品番末尾のV4 : 4個入り

インプラントレベルインプラントレベル

GH 1 mm

バーンアウト

コーピング

ベーサル

/ オクルーザル

スクリュー

NC RCRN WN

® ブリッジ／バー用

ボーンレベル & ボーンレベルテーパード

4.1.1 Variobase® ブリッジ／バー用

※ ※

SCSスクリュードライバー

ASスクリュードライバー

ラチェット

品番図製品寸法マテリアル

ポリッシングエイド及びアナログホルダー

ステンレススチール

（L）15 mm

（L）21 mm

（L）27 mm

（L）15 mm

（L）21 mm

（L）27 mm

（L）20 mm

（L）26 mm

（L）32 mm

（L）84 mm

（L）16 mm

ラチェット用SCSスクリュードライバー（極短）

ラチェット用SCSスクリュードライバー（短）

ラチェット用SCSスクリュードライバー（長）

ラチェット用ASスクリュードライバー（極短）

ラチェット用ASスクリュードライバー（短）

ラチェット用ASスクリュードライバー（長）

ハンドピース用ASスクリュードライバー（極短）

ハンドピース用ASスクリュードライバー（短）

ハンドピース用ASスクリュードライバー（長）

ラチェット（サービスインスツルメント付き）

NCポリッシングエイド

RCポリッシングエイド

*4個入り。

048.906 025.0055

023.0025 023.0026

022.0084

022.0093

022.0087

022.0096

048.877 048.878

048.880 048.881

048.897 048.898

GH 1 mm

クラウン用

バーンアウト

コーピング

高さ

ベーサル

スクリュー

クラウン用

スクリュー

4.1.2 Variobase® AS

4.1.3 Variobase® C

ボーンレベル

GH 1 mm

ボーンレベル

046.049 トルクコントロールディバイス（L）82 mm

本カタログに掲載されている製品は、下記の医療機器承認／認証／届出番号を得ています。

ストローマン Variobase アバットメント BL 　高度管理医療機器　　30100BZX00196000

ストローマン Variobase アバットメント TL 　高度管理医療機器　　30100BZX00203000

ストローマン暫間アバットメント（減菌済） BL 　高度管理医療機器　　22800BZX00373000

ストローマン CARES アバットメント TL 　高度管理医療機器　　22800BZX00053000

CARES スキャナー D7 Plus 　一般医療機器　　13BlX101630 0 0207

ストローマン技工用アナログ　一般医療機器　　13BlX101630 0 0301

ストローマン技工用インプレッション　一般医療機器　　13BlX10163000304

ストローマン補綴用ツール　一般医療機器　　13BlX10163000306

ストローマンインプラント用マニュアルツール　一般医療機器　　13BlX10163000305

ストローマン技工用ジェネラルツール　一般医療機器　　13BlX10163000303

販売名承認/認証/届出番号分類

SCSスクリュードライバー

ASスクリュードライバー

ラチェット

品番図製品寸法マテリアル

ポリッシングエイド及びアナログホルダー

ステンレススチール

（L）15 mm

（L）21 mm

（L）27 mm

（L）15 mm

（L）21 mm

（L）27 mm

（L）20 mm

（L）26 mm

（L）32 mm

（L）84 mm

（L）16 mm

ラチェット用SCSスクリュードライバー（極短）

ラチェット用SCSスクリュードライバー（短）

ラチェット用SCSスクリュードライバー（長）

ラチェット用ASスクリュードライバー（極短）

ラチェット用ASスクリュードライバー（短）

ラチェット用ASスクリュードライバー（長）

ハンドピース用ASスクリュードライバー（極短）

ハンドピース用ASスクリュードライバー（短）

ハンドピース用ASスクリュードライバー（長）

ラチェット（サービスインスツルメント付き）

NCポリッシングエイド

RCポリッシングエイド

*4個入り。

048.906 025.0055

023.0025 023.0026

022.0084

022.0093

022.0087

022.0096

048.877 048.878

048.880 048.881

048.897 048.898

GH 1 mm

クラウン用

バーンアウト

コーピング

高さ

ベーサル

スクリュー

クラウン用

スクリュー

4.1.2 Variobase® AS

4.1.3 Variobase® C

ボーンレベル

GH 1 mm

ボーンレベル

046.049 トルクコントロールディバイス（L）82 mm

本カタログに掲載されている製品は、下記の医療機器承認／認証／届出番号を得ています。

ストローマン Variobase アバットメント BL 　高度管理医療機器　　30100BZX00196000

ストローマン Variobase アバットメント TL 　高度管理医療機器　　30100BZX00203000

ストローマン暫間アバットメント（減菌済） BL 　高度管理医療機器　　22800BZX00373000

ストローマン CARES アバットメント TL 　高度管理医療機器　　22800BZX00053000

CARES スキャナー D7 Plus 　一般医療機器　　13BlX101630 0 0207

ストローマン技工用アナログ　一般医療機器　　13BlX101630 0 0301

ストローマン技工用インプレッション　一般医療機器　　13BlX10163000304

ストローマン補綴用ツール　一般医療機器　　13BlX10163000306

ストローマンインプラント用マニュアルツール　一般医療機器　　13BlX10163000305

ストローマン技工用ジェネラルツール　一般医療機器　　13BlX10163000303

販売名承認/認証/届出番号分類

本文またはその一部をInstitut Straumann AGの書面による許可なくして複製または発行することはできません。Straumann® および他の商標とStraumann® のロゴは、Straumann Holdings AGおよびその関連会社の商標および登録商標です。

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Technical Information

Straumann® Variobase®

Basic Information

technical information...jpc0135 2019.12 2k np 本文またはその一部をinstitut straumann...

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