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Oracle Application Server 10g (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 J2EE 実行環境編~

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  • Oracle Application Server 10g (10.1.2) for Microsoft Windowsインストール手順 ~J2EE実行環境編~

  • Oracle Application Server 10g (10.1.2) for Microsoft Windows インストール (インストール・タイプ:J2EE and Web Cache)

    目次 目次...................................................................................................................................2 はじめに ...........................................................................................................................3 前提条件 ........................................................................................................................3 インストール概要 .............................................................................................................4 インストール ....................................................................................................................6 インストール事前準備 ..................................................................................................6 ハードウェア要件の確認 ...........................................................................................6 インストールするOSユーザーの確認 ........................................................................9 環境変数の設定........................................................................................................10 ネットワーク ...........................................................................................................12 インストール作業........................................................................................................13 インストール後の確認 ................................................................................................25 サービスのポート番号の確認 ..................................................................................25 Oracle HTTP Serverの「ようこそ」画面の確認 ....................................................26 管理ツールApplication Server Controlの確認........................................................27

    サービスの起動・停止 ....................................................................................................29 Oracle Application Server 10g の起動 ......................................................................29 Oracle Application Server 10g の停止 ......................................................................31 アンインストール ...........................................................................................................33 アンインストール作業 ................................................................................................33

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 2

  • はじめに この資料は、J2EEアプリケーション実行環境をインストールしたい方のための手順書で

    す。 Oracle Application Server 10g (10.1.2)の J2EE実行環境を構築するにあたって、インス

    トール事前準備からインストール後の動作確認までの一連の流れを簡単に説明しています。 この手順でインストールすると、次のコンポーネントが使用できます。 Oracle HTTP Server Oracle Application Server Containers for J2EE (OC4J) Oracle Enterprise Manager Application Server Control

    詳細に関しては、各プラットフォーム別に提供している『Oracle Application Server イ

    ンストレーション・ガイド 10gリリース 2(10.1.2)』、『Oracle Application Server クイック・インストレーションおよびアップグレード・ガイド 10gリリース 2(10.1.2)』および『Oracle Application Serverリリース・ノート 10gリリース2(10.1.2)』をご参照ください。これらのドキュメントは Oracle Technology Network Japanよりダウンロード可能です。

    http://otn.oracle.co.jp/document/products/as10g/index.html

    前提条件 この資料で記述されている手順は、次の OSを対象にしています。

    Microsoft Windows 2000 Service Pack3 以上

    Microsoft Windows Server 2003 (32-bit)

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 3

  • インストール概要 インストールステップは次のようになります。

    インストール事前準備

    J2EE環境のインストール

    インストール後の確認

    •ハードウェア要件確認•ソフトウェア要件確認•ホスト名の確認•インストールするOSユーザー作成

    •Oracle Universal Installerでインストール

    •動作確認

    図 1 インストールステップ

    Oracle Application Server 10g (10.1.2)の J2EE環境をインストールするには、Oracle Universal Installerを使って GUIでインストールします。

    Oracle Universal Installerは、インストーラ起動時にシステム要件を満たしているかどうかの事前チェックを行います。これにより、インストールする前に行う事前チェックの

    もれがなくなります。 本資料では、J2EE 実行環境を使いたい際に必要になる、次の 3 つのコンポーネントを 1台のマシンにインストールする手順を紹介致します。

    Oracle HTTP Server Apache ベースのWebサーバー

    Oracle Application Server Container for J2EE (OC4J) J2EE実行環境(J2EEコンテナ)

    Oracle Enterprise Manager Application Server Control Oracle Application Serverのための管理ツール

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 4

  • OracleHTTPServer OC4J

    マシン(j2eehost.my.company.com)

    Application Server Control

    図 2 インストール構成

    Oracle Universal Installerでインストールする際には、インストール後にすぐ使用することが出来るように、インストール時に設定情報を入力することを求められます。Oracle Universal Installerのステップは次のようになります。

    ようこそ

    ファイルの場所を指定

    インストールする製品の選択

    インストール・タイプの選択

    インストール前の要件の確認

    構成オプションの選択

    構成ツールの実行

    終了

    ポート構成オプションの指定

    インスタンス名/管理者パスワードの入力

    図 3 Oracle Universal Installerのステップ

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 5

  • インストール インストール手順は、次の 3ステップで説明します。 1. インストール事前準備 2. インストール作業 3. インストール後の確認

    インストール事前準備 インストール前に、システム要件を確認します。Oracle Application Server 10g

    (10.1.2)では、インストーラ(Oracle Universal Installer)によってシステム要件の事

    前チェックが行われ、要件が満たされていないとインストールを開始できません。

    インストールを開始する前に、以降の手順に従って必ずシステム要件を確認して

    ください。

    ハードウェア要件の確認

    1. プロセッサ、メモリ容量の確認

    J2EE実行環境をインストールするためには、300MHzの Intel Pentiumプロ

    セッサ、512MB 以上の物理メモリが必要です。次の手順で確認してくださ

    い。

    「スタート」→「設定」→「コントロール パネル」→「システム」を選択

    します。「全般」タブを選択し、「コンピュータ」で、プロセッサ、メモリ

    容量を確認してください。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 6

  • メモリ容量が少ない場合、使用していないソフトウェアは停止してくださ

    い。他のソフトウェアがメモリを使用していると、インストーラを起動で

    きない場合があります。

    2. ディスク容量の確認

    J2EE実行環境をインストールするためには、400MB以上の空きディスク容

    量が必要です。

    3. TEMPディレクトリ内の領域の確認

    J2EE 実行環境をインストールするためには、TEMP ディレクトリ内に

    256MB以上の領域が必要です。デフォルトで C:¥tempが使用されます。こ

    のディレクトリを変更したい場合は、環境変数 TEMP を編集し、TEMP デ

    ィレクトリとして使用したいディレクトリのフルパスを設定してください。

    4. 総ページング・ファイル・サイズ(仮想メモリ)の確認

    J2EE実行環境をインストールするためには、総ページング・ファイル・サ

    イズ(仮想メモリ)が 512MB以上必要です。次の手順で、確認・変更を行

    ってください。

    Windows 2000 の場合

    「スタート」→「設定」→「コントロール パネル」→「システム」を選択

    します。「詳細」タブを選択します。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 7

  • 「パフォーマンス オプション」をクリックします。

    「変更」をクリックして、仮想メモリの設定を表示および変更します。

    「OK」をクリックします。

    Windows 2003 の場合

    「スタート」→「コントロール パネル」→「システム」を選択します。「詳

    細」タブを選択し、「パフォーマンス」セクションの「設定」をクリックし

    ます。

    「詳細」タブを選択し「変更」をクリックして、仮想メモリの設定を表示

    および変更します。

    5. モニタの確認

    Oracle Universal Installerを GUI環境で実行するためには、256色以上の表示

    が可能なモニタが必要です。次の手順で確認してください。

    「スタート」→「設定」→「コントロール パネル」→「画面」を選択しま

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 8

  • す。「設定」タブを選択します。

    「画面の色」が 256色以上であることを確認します。

    インストールする OSユーザーの確認 インストールを実行する OSユーザーは、Administrators グループに所属してい

    る必要があります。自分が Administrators グループに所属しているかどうかは、

    次の手順で確認します。

    「コンピュータの管理」ダイアログ・ボックスを表示します。

    Windows 2000 の場合:デスクトップ上で「マイ コンピュータ」を右ク

    リックし、「管理」を選択します。

    Windows 2003 の場合:デスクトップ上でローカル・コンピュータのアイ

    コンを右クリックし、「管理」を選択します。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 9

  • 左側のフレームで「ローカルユーザーとグループ」を展開し、「ユーザー」を選

    択します。

    右側のフレームで、ユーザーを右クリックして「プロパティ」を選択し、「所属

    するグループ」タブをクリックします。

    自分が Administrators グループのメンバーでない場合、自分を Administrators グ

    ループに追加するように管理者に依頼するか、または Administratorsグループの

    メンバーであるユーザーでログオンしてください。

    環境変数の設定

    J2EE 実行環境をインストールする OS ユーザーは、次の環境変数を設定、設定

    解除する必要があります。

    ORACLE_HOME、ORACLE_SID

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 10

  • 設定されている場合は、解除してください。

    TNS_ADMIN

    設定されている場合は、解除してください。

    PATH

    これらの環境変数に、既存もしくはこれからインストールを行う

    Oracleホーム・ディレクトリが含まれていないことを確認してくだ

    さい。最大 1023文字を超えないこと。

    TEMP

    任意で設定してください。設定解除した場合は、デフォルトで

    C:¥tempに設定されます。設定する場合は、かわりのディレクトリ

    のフルパスを設定してください。

    環境変数の設定は、次の手順で行います。

    「システムのプロパティ」コントロール パネルを表示します。

    Windows 2000 の場合:「スタート」→「設定」→「コントロール パネル」

    →「システム」を選択します。

    Windows 2003 の場合:「スタート」→「コントロール パネル」→「システ

    ム」を選択します。

    「詳細」タブを選択します。

    「環境変数」をクリックします。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 11

  • 変数の値を変更するには、変更する変数を選択し、「編集」をクリックして

    ください。

    ネットワーク

    通常、J2EE実行環境をインストールするコンピュータは、ネットワークに

    接続されています。このようなケースとは異なる、次のような場合は、追

    加の設定が必要となってきます。

    ● DHCP接続のコンピュータへのインストール

    ● 複数のネットワークカードを持つコンピュータへのインストール

    ● 複数の別名を持つコンピュータへのインストール

    ● ネットワークに接続されていないコンピュータへのインストール

    ● 後でネットワークから切断する、静的 IPを持つコンピュータへの

    インストール

    これらのケースに当てはまる場合は、『Oracle Application Server 10g インス

    トレーション・ガイド 10gリリース 2(10.1.2) for Microsoft Windows』の

    4.7を参照して、設定を行ってください。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 12

  • インストール作業 1. Administratorグループに所属している OSユーザーでログインする

    2. Oracle Application Serverのメディアをセット

    CD-ROMの場合:Oracle Application Server Disk 1 を CD-ROMドライブに挿

    入します。

    DVDの場合:Oracle Application Server DVDを DVD-ROMドライブに挿入し

    ます。

    3. インストーラの起動

    コンピュータで自動実行機能がサポートされている場合、インストーラが

    自動的に起動されます。

    コンピュータで自動実行機能がサポートされていない場合は、次の手順で

    インストーラを手動で起動する必要があります。

    CD-ROMの場合:setup.exeファイルをダブルクリックします。

    DVDの場合:application_serverディレクトリ内の setup.exeファイルをダブ

    ルクリックします。

    Oracle Application Server 10gでは、インストーラによってシステム要件の

    事前チェックが行われ、システム要件が満たされていないと「Error :

    ~.Continue? (y/n) [n] 」というメッセージが表示されます。メッセージの

    内容を確認してから「n」と入力してインストールを中断し、インストー

    ル事前準備の各項目をもう一度チェックしてください。

    OUIが起動されると、最初に次のようなスプラッシュが表示されます(数

    秒から十数秒かかる場合があります)。

  • 4. 「ようこそ」画面

    「次へ」をクリックします。

    5. 「ファイルの場所の指定」画面

    インストールするOracle Application Serverインスタンスを識別する名前と、

    インストールする先のディレクトリを指定します。今回は「インストール

    先」に「mid_j2ee01」、「パス」に「C:¥oracle¥oracleas1012」と指定してくだ

    さい(インストーラでは、「¥」がバックスラッシュで表示されます)。イン

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 14

  • ストール先のディレクトリが存在しない場合は、インストーラにより自動

    的に作成されます。

    「次へ」をクリックしてください。

    6. 「インストールする製品の選択」画面

    「Oracle Application Server 10g」が選択されていることを確認してください。

    その後、「製品の言語」をクリックして、「選択された言語」に「日本語」

    が含まれていることを確認してください。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 15

  • 含まれていない場合は、「使用可能な言語」で「日本語」をクリックして

    反転させてから「>」アイコンをクリックして日本語を選択し、「OK」を

    クリックしてください。

    「インストールする製品の選択」画面で「次へ」をクリックします。

    7. 「インストール・タイプの選択」画面

    「J2EE and Web Cache」が選択されているのを確認して、「次へ」をクリッ

    クします。

    8. 「インストール前の要件の確認」画面

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 16

  • チェックボックスにチェックを付け、「次へ」をクリックします

    9. 「構成オプションの選択」画面

    インストール時に実行する構成ツールを選択します。

    ここでは、デフォルトのままにします。

    他のオプションは次の時に使用します。これらは、インストール後に構成

    することも可能です。

    コンポーネント 説明

    Oracle HTTP Server Oracle HTTP Serverを使用する際にチェッ

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 17

  • クします。J2EE&Web Cache インストー

    ル・タイプでは、デフォルトでチェックが

    入っています。

    OracleAS Containers for J2EE

    (OC4J)

    OC4J を使用する際にチェックします。

    J2EE&Web Cacheインストール・タイプで

    は、デフォルトでチェックが入っていま

    す。

    OracleAS Web Cache Oracle Application Server Web Cacheを使用

    する際にチェックします。

    OracleAS Farm Repository OracleAS インスタンスをファームの一部

    にするには、このオプションを選択しま

    す。OracleAS インスタンスはファームに

    属すると、インスタンス構成情報の一元管

    理や、クラスタ構成管理が容易にできるよ

    うになります。

    Identity Management Access このオプションを使用すると、アプリケー

    ションで Oracle Application Server Single

    Sign-Onや Oracle Internet Directoryなどの

    Identity Management サービスを利用でき

    るようになります。

    「次へ」をクリックします。

    10. 「ポート構成オプションの指定」画面

    Oracle Application Server 10gのインストーラは、インストール時に、ポート

    番号の競合を回避してサービスにポートを自動的に割り当てます。

    次のようなポート番号の競合を回避します。

    実行中のプロセスが使用しているポート

    同一 OSユーザーで既にインストールされている Oracle Application

    Server 10gで割り当てられているポート

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 18

  • 今回は、「自動」を選択し、「次へ」をクリックします。

    インストール時にポートの指定を行いたい場合は、次の作業を行ってくだ

    さい。

    ① staticports.iniファイルを作成

    インストールメディアに存在するテンプレートを、ローカルディスク

    にコピーします。テンプレートは、次の場所に存在します。(E ドライ

    ブが CD-ROMドライブ、DVDドライブであるとします)

    CD-ROMの場合:E:¥stage¥Response¥staticports.ini

    DVD場合:E:¥application_server¥stage¥Response¥staticports.ini

    ② ローカルディスクにコピーした staticports.iniファイルを編集

    ポート番号をコピーした staticports.ini ファイルで指定します。各コンポ

    ーネントについてポート番号を指定し、「#」を削除して有効にします。

    指定しないコンポーネントについては、インストーラが自動的にポート

    番号を割り当てます。例えば Oracle Application Server の Oracle HTTP

    Server(OHS)が使用するポート番号として 8888を使用したい場合は、次の

    ようになります。 # J2EE and Web Cache Oracle HTTP Server port = 8888

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 19

  • Oracle HTTP Server Listen port = 8888 #Oracle HTTP Server SSL port = port_num #Oracle HTTP Server Listen (SSL) port = port_num #Oracle HTTP Server Diagnostic port = port_num #Oracle HTTP Server Jserv port = port_num #Java Object Cache port = port_num #DCM Java Object Cache port = port_num #Oracle Notification Server Request port = port_num #Oracle Notification Server Local port = port_num #Oracle Notification Server Remote port = port_num #Application Server Control port = port_num #Application Server Control RMI port = port_num #Oracle Management Agent port = port_num #Web Cache HTTP Listen port = port_num #Web Cache HTTP Listen (SSL) port = port_num #Web Cache Administration port = port_num #Web Cache Invalidation port = port_num #Web Cache Statistics port = port_num #Log Loader port = port_num

    ポート番号に関する注意:

    portlist.iniの書式に間違いがあると、インストーラでは警告を表示せず

    にデフォルトのポート番号が割り当てられます。

    65536以上のポート番号を指定することはできません。

    競合しているポート番号を指定した場合は、インストール後に実行さ

    れる構成ツールが正常に終了しない可能性があります。その場合はこ

    の資料の最後に記述されている方法に従って Oracle Application Server

    をアンインストールした後、ポート番号の指定を変更してから再イン

    ストールしてください。

    ③ 作成した staticports.ini ファイルをインストール時の「ポート構成オプ

    ションの指定」画面で指定

    ポート番号についての詳細は、『Oracle Application Server 10g インストレー

    ション・ガイド 10gリリース 2(10.1.2) for Microsoft Windows』の 4.3を

    参照してください。

    11. 「インスタンス名と ias_adminパスワードの指定」画面

    インストールする Oracle Application Serverに一意の名前を付け、管理ユ

    ーザー「ias_admin」のパスワードを指定します。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 20

  • 今回は、「インスタンス名」に「mid_j2ee01」、「ias_adminのパスワード」

    に「oracle10g」と入力してください。また Oracle Application Serverを管理

    する Application Server Controlには、ユーザー「ias_admin」でログインす

    るため、ここで指定したパスワードは必ず覚えておいてください。

    ユーザー「ias_admin」のパスワードに指定可能な文字列には、次のよう

    な制限があります。

    ● 数字 1文字以上を含む、英数字 5文字以上であること

    また指定するインスタンス名には、次のような制限があります。

    ● 英数字(A~Z、a~z、0~9)および”$”、”_”のみ使用可能

    ● 1つのマシンに複数の OracleASインスタンスが存在する場合は、各

    インスタンス名は一意でなくてはならない

    「次へ」をクリックします。

    12. 「サマリー」画面

    インストールされるコンポーネントの一覧が表示されます。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 21

  • 内容を確認して、「インストール」をクリックします。

    13. 「インストール」

    ① インストール中

    次のような画面が表示されて、インストールが開始されます。

    ② CD-ROMの交換

    CD-ROM からインストールをしている場合、インストールの途中にデ

    ィスク交換を促すダイアログが表示されます。指示に従って CD-ROM

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 22

  • を交換し、「OK」をクリックしてください。

    14. 「Configuration Assistant」画面

    次の画面のように構成ツールが自動的に実行されます。

    構成ツールが全て終了するのをお待ちください。

    15. 「インストールの終了」画面

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 23

  • 「終了」をクリックすると、次のようなダイアログが表示されます。

    「終了」をクリックすると、次のようなダイアログが表示されます。

    「はい」をクリックし、インストーラを終了します。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 24

  • インストール後の確認 インストール後は、全てのサービスが起動しています。各サービスの画面にア

    クセスし動作確認をします。

    Oracle HTTP Serverのポート番号と Oracle Enterprise Manager Application Server

    Controlのポート番号を確認し、そのポート番号を使用して Oracle HTTP Server

    と Application Server Control にアクセスします。

    サービスのポート番号の確認

    1. ファイル「C:¥oracle¥oracleas1012¥install¥portlist.ini」の確認

    このファイルはインストール時に割り当てられたポート番号になります。

    「Oracle HTTP Server port」と「Application Server Control port」の値を確認し

    てください。

    例: Oracle HTTP Server Jserv port = 8007 ;OracleAS Components reserve the following ports at install time. ;As a post-installation step, you can reconfigure a component to use a different port. ;Those changes will not be visible in this file. [System] Host Name =j2eehost.jp.oracle.com [Ports] Oracle HTTP Server port = 80 Oracle HTTP Server Listen port = 80 Oracle HTTP Server SSL port = 443 Oracle HTTP Server Listen (SSL) port = 443 Application Server Control RMI port = 1850 Oracle Notification Server Request port = 6003 Oracle Notification Server Local port = 6100 Oracle Notification Server Remote port = 6200 Oracle HTTP Server Diagnostic port = 7200 Java Object Cache port = 7000 Log Loader port = 44000 DCM Java Object Cache port = 7100 Oracle Management Agent port = 1830 Application Server Control port = 1810 Web Cache HTTP Listen port = 7778 Web Cache HTTP Listen (SSL) port = 4444 Web Cache Administration port = 4000 Web Cache Invalidation port = 4001 Web Cache Statistics port = 4002

  • Oracle HTTP Serverの「ようこそ」画面の確認

    1. ブラウザを起動し、次の URLにアクセスしてください。

    http://:

    ここでのポート番号は「Oracle HTTP Server port」を示します。

    .:については、「インストールの終

    了」画面に表示される Oracle HTTP Serverにアクセスするための URL、ま

    たはファイル「C:¥oracle¥oracleas1012¥install¥portlist.ini」の「Host Name」項

    目および「Oracle HTTP Server port」項目の値を参照してください。

    2. Oracle HTTP Serverの「ようこそ」画面が表示されます。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 26

    http://
  • 管理ツール Application Server Controlの確認

    Application Server Controlは、コンポーネントの起動・停止や設定の変更、アプ

    リケーションの配布を行うための管理ツールです。

    1. Application Server Controlへのアクセス

    ブラウザを起動し、次の URLにアクセスしてください。

    http://:

    .については、「インストールの終了」画面に表示

    される Oracle HTTP Server にアクセスするための URL、またはファイル

    「C:¥oracle¥oracleas1012¥install¥portlist.ini」の「Host Name」項目、については「Application Server Control port」項目の値を参照して

    ください。ログインダイアログが表示されます。

    ユーザー名:ias_admin

    パスワード:インストール時に指定した「ias_admin」のパスワード(今回は

    「oracle10g」)

    と入力してください。

    2. OracleASインスタンスの情報が表示されます。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 27

    http://
  • この画面から、Oracle Application Server 10gの各コンポーネントの起動停

    止や設定変更、アプリケーションのデプロイなどの管理作業を行うことが

    できます。なお、コンポーネントの起動、停止はコマンドラインのツール

    「opmnctl」から行うことも可能です。また設定の変更やアプリケーション

    のデプロイは、コマンドラインのツール「dcmctl」から行うことも可能で

    す。Application Server Control、コマンドラインでの管理については、「Oracle

    Application Server 10g 管理者ガイド」を参照してください。

    インストールした直後は、Oracle Application Server 10g のインストール・

    タイプ J2EE and Web Cacheが提供するすべてのサービスが起動していま

    す。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 28

  • サービスの起動・停止 Oracle Application Server 10gを起動、停止するための手順を紹介します。

    Oracle Application Server 10g の起動 Oracle Application Server 10gのサーバー・インスタンスは、サービスより起動す

    る他に、Application Server Control から各コンポーネントの起動、Microsoft

    Windowsの「スタート」メニューより起動できます。

    サービスより起動する場合は、次の手順で行ってください。

    1. Oracle Application Server 10g(インストール・タイプ:J2EE and Web Cache)

    の提供するすべてのコンポーネントを起動

    「コントロール パネル」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

    「OracleProcessManager」というサービスを開始します。

    2. 管理ツール Application Server Controlの起動

    「コントロール パネル」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 29

  • 「OracleASControl」というサービスを開始します。

    Application Server Control が起動したことを確認してください。

    サービスで「OracleASControl」を先に起動する

    と、「OracleProcessManager」がサービス上起動し

    ますが、Oracle Application Server 10g(インストール・タイプ:J2EE and

    Web Cache)の提供するすべてのコンポーネントが使用可能にはなっ

    ていないので、Application Server Control管理画面にアクセスし、各

    コンポーネントを起動することが必要です。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 30

  • Oracle Application Server 10g の停止 Oracle Application Server 10gのサーバー・インスタンスは、サービスより停止す

    る他に、Application Server Control から各コンポーネントの停止、Microsoft

    Windowsの「スタート」メニューより停止できます。

    サービスより停止する場合は、次の手順で行ってください。

    1. 管理ツール Application Server Controlの停止 Application Server Control が起動している場合は、まず Application Server

    Controlを停止させます。

    「コントロール パネル」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

    「OracleASControl」というサービスを停止します。

    Application Server Control が停止したことを確認してください。

    2. Oracle Application Server 10g(インストール・タイプ:J2EE and Web Cache)

    の提供するすべてのコンポーネントを停止

    「コントロール パネル」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 31

  • 「OracleProcessManager」というサービスを停止します。

    Oracle Application Server 10gの停止が完了しました。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 32

  • アンインストール インストールした、スタンドアロンの Oracle Application Serverインスタンスをアンイ

    ンストールする方法をご紹介します。

    アンインストール作業 1. コンポーネントの停止

    「サービスの起動・停止」の章を参照して、Oracle Application Server 10gを

    停止します。

    デフォルトでは、OracleASのサービスは、スタートアップの種類が「自

    動」になっています。次の手順で「手動」に切り替えて置いてください。

    サービスの「OracleASControl」と「OracleProcessManager」を右クリックし、サービスのプロパティでスタ

    ートアップの種類を「手動」に切り替えます。

    2. インストーラの起動

    インストールユーザーでログインします。

    「スタート」→「プログラム」→「Oracle – 」→「Oracle

    Installation Products」→「Universal Installer」を選択し、Oracle Universal

    Installer(OUI)を起動します。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 33

  • 3. 「ようこそ」画面

    「製品の削除」をクリックします。

    4. 削除するインスタンスの指定

    削除するインスタンスをチェックします。今回は「mid_j2ee01」をチェック

    して、「削除」をクリックします。

    5. 確認ダイアログ

    削除するコンポーネントの詳細が表示されます。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 34

  • 「はい」をクリックしてください。

    6. 削除ダイアログ

    次のようなダイアログで削除の進行状況が表示されます。

    7. 削除完了ダイアログ

    削除が完了すると、次のようなダイアログが表示されます。

    「閉じる」をクリックします。

    8. インストーラの終了

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 35

  • 「取消」をクリックして、OUIを終了させてください。

    9. ファイル・ディレクトリの削除

    OUI では削除されない、削除済みの Oracle ホーム・ディレクトリのファイ

    ルを全て削除します。今回は「C:¥oracle¥oracleas1012」を削除してください。

    以上でアンインストールは完了です。

    Oracle 製品全部を削除する場合は、レジストリ情報を編集する必要が

    あります。『Oracle Application Server インストレーション・ガイド 10gリ

    リース 2(10.1.2)』の F.8を参照してください。

    Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Microsoft Windows インストール手順 ~J2EE実行環境編~ 36

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    Corporation の商標または登録商標です。その他の製品名及びサービス名はそれぞれの所有者の商標または登録商標の

    可能性があります。

    目次はじめに前提条件

    インストール概要インストールインストール事前準備ハードウェア要件の確認インストールするOSユーザーの確認環境変数の設定ネットワーク

    インストール作業インストール後の確認サービスのポート番号の確認Oracle HTTP Serverの「ようこそ」画面の確認管理ツールApplication Server Controlの確認

    サービスの起動・停止Oracle Application Server 10g の起動Oracle Application Server 10g の停止

    アンインストールアンインストール作業