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1 横浜山の会 2019 2 月号会報 659 目次 1.山行計画 5.運営委員連絡 2.山行結果 . 会山行の計画編成と山行リーダー 3.例会報告 7.山行報告 7 4.会務連絡 . ヒヤリハット報告 集会予定・会の行事 3 月例会 3 6 () 19:00県民センター 303 号室 来月の例会担当:岡村 編集:小山田、発送:清田 リーダー会 2 26 () 19:00フリースペース(9 or10 階) 拡大委員会 3 12 () 19:00フリースペース(9 or10 階) 2018 年度 総会 3 23 ()1700県民センター306 号室 17:00-20:00 2月号 新人含む 4 人で、赤岳、阿弥陀岳登頂、全員正座!(報告 P.5)

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

目次

1.山行計画 5.運営委員連絡

2.山行結果 6. 会山行の計画編成と山行リーダー

3.例会報告 7.山行報告 7 件

4.会務連絡 8. ヒヤリハット報告

◆集会予定・会の行事 3 月例会 3 月 6 日(水) 19:00~ 県民センター 303 号室

来月の例会担当:岡村 編集:小山田、発送:清田

リーダー会 2 月 26 日(火) 19:00~ フリースペース(9 階 or10 階)

拡大委員会 3 月 12 日(火) 19:00~ フリースペース(9 階 or10 階)

2018 年度

総会 3 月 23 日(土)17:00~ 県民センター306 号室 17:00-20:00

2月号

新人含む 4人で、赤岳、阿弥陀岳登頂、全員正座!(報告 P.5)

.5

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

1.山行計画

2/11(月祝) 雁ヶ腹摺山

L:小林(義)

集合:大月駅 7:19 着の電車

コース:金山鉱泉-雁ヶ腹摺山-楢ノ木尾根

2/17(日) 装備点検

L:佐藤(俊)

集合:相鉄線西谷駅改札口 8:30、直接山田さん

宅に行く人は 9:00

山田さん宅(横浜市保土ヶ谷区西谷)近くの公園

にてテントを設営し、フライに防水処理を行い

ます。ザイルのチェックを行い管理者を割り振

ります。

テント・ザイル以外の装備に関しては、各管理

担当者が事前にチェックを行い、写真を佐藤(俊)

会員に送付してください。2/10 頃までに対応希

望。装備点検終了後、遭難対策訓練を行います。

2/23(土) アイスクライミング

八ヶ岳

L:佐藤(俊)

前日の夜、車で美濃戸口まで行きます。

南沢の大滝または小滝でアイスクライミングを

行います。

4/7(日) お花見山行 場所:検討中

2.山行結果

1/12(土)

~1/14(月) 八ヶ岳:硫黄岳 赤岳-阿弥陀岳 L:岡村、前田、佐藤(俊)、大塚

1/13(日) (個)丹沢:表尾根

(ヤビツ峠-烏尾山) L:小山田、他 1 名

1/13(日) (個)上州:赤城山 L:山田(留)、松田、小濱

1/14(月) 奥多摩:川苔山 L:小林(義)、津澤、池本

1/17(水) (個)湘南:高麗山 L:渡辺(豊)

1/18(木) (個)奥多摩:御岳-日出山

(前日、御岳宿坊泊) L:木藤、他 1 名

1/19(土) 大菩薩南端:大谷ヶ丸

(南稜-滝子山-大谷ヶ丸) L:小林(義)、松田

1/19(土)

~1/20(日)

日光:白根山

(日光湯元-白根山) L:須田(健)、林

1/19(土)

~1/20(日)

(個)八ヶ岳:赤岳鉱泉

(北沢-南沢)

L:小山田、池本、小林(悦)、今井

山田(留)

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

1/26(土) (個)尾瀬岩鞍スキー場 岡村、日比野、山中、西山

1/26(土)

~1/27(日) 八ヶ岳:天狗岳 L:須田(健)、大塚

1/27(日) (個)信州:黒斑山 L:小林(悦)、小山田、池本

1/27(日) (個)首都圏自然歩道

:経ヶ岳-城山 L:西山

1/28(月) (個)北ア:焼岳(山スキー) L:前田

2/2(土)

~2/3(日) 八ヶ岳:北横岳-縞枯山 L:松田、山田(留)、小濱

3.例会報告

日時:2019 年 2 月 6 日(水) 19 時~21 時 場所:県民サポートセンター303 号室

出席:小林(義)、今井、須田(健)、西山、小林(悦)、松田、小濱、山田(留)、森、林、

大山、大塚、池本、渡辺(豊)、佐藤、曲、雫、雨面、岡村、日比野、今、

小山田、河野 計 23 名

1.先月の山行報告

2.山行計画説明と参加者確認

3.机上講習:山の楽しみは想像力、山行企画段階に始る

講師:小林(義)

4.そのほか連絡事項

・山行リーダーについて:誰でも山行企画し山行リーダーが出来る ・3月からの新人募集のサイクル:年 2回のカリキュラム設定

5.ヒヤリはっと報告

6.60 周年記念山行;60 座チャレンジ報告

7.60 周年記念行事について:式典、記念誌、記念品について説明

8.日山協山岳保険に関して

今月の例会は会議室が満席状態でした、個人山行も多く報告されていて、

皆さんアクティブに活動しています、自分も温泉山行でも行きたいです…

(例会担当:佐藤俊)

4.会務連絡

例会開催日の予定(予定表に記入ください)

◎総会 3 月 23 日 (土) 306 会議室 17-20 時

4 月 3 日(水) 306 会議室 19-21 時

5 月 9 日(木) 303 会議室 19-21 時 <注 木曜日開催>

6 月 4 日(火) 1503 会議室 19-21 時 <注 火曜日開催>

7 月 3 日(水) 303 会議室 19-21 時

8 月 7 日(水) 306 会議室 19-21 時

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

総会のお知らせ

総会出欠確認のハガキを今月号の原生林に同封しています。3/10(日)までに必着する

ように投函してください。予定がはっきりしている方は早めの投函をお願いします。

5.運営委員連絡

〇会計よりお知らせ

3 月の総会に向けて会計の確認をしています。総会・監査の都合上、入出金は 3月

例会(3/6)で〆切らせていただきます。手元に領収書のある方は 3月の例会に持参、

もしくは日比野まで郵送してください。

例会に持参の方は、前もって金額をお知らせください。郵送の方は、郵貯の振込先

を教えていただけると助かります。ご協力よろしくお願い致します。

〇新人募集のサイクル

・初心者の入会推奨時期を年 2回に設定<前期 3月~5月 後期 9月~11月>

・リーダー会はそれに合わせてカリキュラムを設定

・経験者は入会推奨時期にとらわれず個別対応

〇来期の役員、横浜山の会の体制案検討

拡大委員会 3月 12日(火)19:00~ フリースペース(委員会見学歓迎)

3月 23日総会に向けて今期の纏めと来期の検討を開始しました。

来期への意見や希望や要望、運営の意志のあるかたは各運営委員 又は

会務:日比野へお寄せください。

6.会山行の計画編成と山行リーダー

1/29 リーダー会で検討した件、2 月例会で説明しました。

今まではリーダー会が提起した会山行に応募する事でメンバー募集し山行を組んでい

ました。これからは会員からも希望山行を出して頂き「会山行」の活性化を図っていき

ます。入会時は山に行く目的で横浜山の会に入った訳です。より多くの会員が自主的に

発案し自分なりの山行が実現できるようにしたいとリーダー会は考えています。

会山行とは? ①月例会や ML で事前に発表されている事

②横浜山の会 会員で構成されたパーティである

③山行管理体制で定めた手順でリーダー会承認をえる

これからの基本的な考え方は:

●山行管理体制に従う事で、誰でも山行を企画し山行リーダーが出来る

●リーダー会は会員の発案を尊重し実現を後押しする

●リーダー会は新人研修、遭対訓練、岩トレ等を含む訓練山行をとおし会員が

ステップアップする事へ尽力する

2 月リーダー会で今後の具体的な流れを検討します。

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

八ヶ岳:硫黄岳,赤岳,阿弥陀岳

◆日程 2019年 1月 12日 (土)~14日(月)

◆メンバー L : 岡村、佐藤俊,前田,大塚

最初は赤岳,横岳,硫黄岳と縦走することも考えたが,少し難しそうなので,赤岳・阿弥陀

岳とした。行ってみたら,天気は最高で,とても楽しめた山行だった。

1月 12日(土) 天候:晴れのち雪

早朝岡村 L に車にて大塚,佐藤さんの順にピックアップして頂き登山口駐車場へ向かった。

渋滞なし。初日は行程が長いため直ちに準備を整え,出発。マイカーが入れる最奥地である美

濃戸山荘まで勾配が緩やかな林道歩き。ここから南沢沿いの登山道で,急登は無いものの,重

い荷物を担いでの歩行はこたえる。それでも先頭を交代しながら,何とか標準コースタイムで

行者小屋に到達できた。直ちにテント設営し,アタックの準備に取り掛かった。

アイゼンを装着し,最小限の荷物で硫黄岳(2760 m)を目指して出発。赤岳鉱泉を過ぎたと

ころで,つり気味だった佐藤さんの脚の痛みが強くなってしまった。翌日の赤岳登頂に備え,

佐藤さん単独でテントに戻ることに。岡村 L と大塚二人はそのまま山頂を目指す。空荷とは言

え,日暮れ前のテント帰還を果たすためにはペースを上げる必要がある。歩荷で疲れた脚での

急登を何とかこなすと突如視界が開け,見晴らしの良い稜線に躍り出た。辿り着いた頂上から

は赤岳,阿弥陀岳を一望でき,長い一日の疲れを癒してくれた。日が傾き,雲も出てきたため

下山を急いだ。道中,冬合宿で負った軽度凍

傷の悪化を懸念したが,メンバー皆さんの気

配りを始め,冬合宿時よりも高い気温,手袋

の内側にカイロを貼り付け,手指をよく動か

すといった対策で事なきを得た。

戻ると後発の前田さんが既にテントに到着

していて,佐藤さんと共に寛いでいた模様。

温かいお茶を頂いた後,夕飯の準備に取り掛

かった。今回初めての食事当番であったこと,

私以外のメンバーはベテラン揃いであったこ

とから,誰でも出来るが少し変わったメニュ

ーを志向してみた(下記洋食 2 品)。材料が

少々重かったが,思いのほか好評を頂き嬉しかった。8 時消灯。

1 品目(チリビーンズ)・・・オリーブ油を敷いて加熱した鍋でひき肉 300 g を炒め,キドニ

ービーンズ 1 パック,玉ねぎ 1 個分のみじん切りを順次投入加熱し,ケイジャンスパイスで味

を調えて仕上がり。ビールの共として頂いた。

2 品目(ミネストローネ風スープパスタ)・・・湯にイタリア製ショートパスタ 150 g と塩を

投入。5 分後,乱切りした人参 1 本,ジャガイモ 1 個,玉ねぎ 1 個に,ポークウィンナーをま

とめて投入して加熱。次いでカットトマト 1 パックとガーリックスープの素 2 個を投入し,パ

スタの芯が無くなるまで茹でて完成。人参は芯が残ったので,薄切りにする方がベター。持参

した赤ワインで乾杯した。

(記:大塚)

CT:美濃戸口駐車場 7:50‐美濃戸山荘 8:50‐行者小屋 11:00/12:20

‐(以下アタック)赤岳鉱泉 12:50‐赤岩ノ頭 14:15‐硫黄岳 14:40‐赤岩ノ頭

‐赤岳鉱 15:40‐行者小屋 16:25

会山行 No.2232

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

1月 13日(日) 天候:快晴

朝 5 時起床、外に出した凍ったザックの雪払い、身支度、そして朝食の塩ラーメンと次々に

準備を整え、7 時少し前に出発した、最初の目標は赤岳だ。地蔵尾根に取り付くと半分雪に埋

まった階段を上る、露岩を登り稜線に出た、阿弥陀岳が見えるがその途中に山がある、中岳だ、

赤岳を下ってから急登、下降しなくてはならない、自分に行けるのか不安がよぎった。1枚多

く着込んだので寒く無かったがこの頃には汗をかいていた。赤岳展望荘で休憩を取ってから雪

のついた岩稜を歩く、空がどこまでも青い、快晴だ。赤岳山頂に到着した、雲海から富士山が

見える、アルプスと名の付く

山々が全て見晴らせる素晴らし

い眺め。山頂からの下降ルート

がよく見えない、崖を慎重に下

る、広いコルに出ると正面に三

角形の中岳が立ちはだかる、帰

りもここを降りて登り返すと思

うと心が折れる、中岳を登り素

っ気ないピークに立つが、ほぼ

スルー、阿弥陀のコルまで楽な

下り(後で登り返すのだが。)、阿

弥陀岳も急登だ、雪と岩と鉄は

しごの連続、山頂に到着すると

南八ヶ岳が全て見渡せる、今日

は天気がいいし日も暖かい、し

ばらくゴロ寝する。下山開始、赤

岳を登り返す(その前に中岳を登

り返すが。)、文三郎尾根の分岐ま

でが長かった、登って息を整え、

また昇る感じだ。暖かくなり雪が

アイゼンに張り付く頃、ようやく

文三郎尾根の下降となった、下降

してテント場に着くと営業中の行

者小屋に入り缶ビールで祝杯、美

味い。しばらくまったり休憩して、

テントに帰り夕飯を作った、今夜

はプテチゲだ、山小屋で真澄を調

達して(前田さんご馳走様です)

2 次会開始、今夜も暖かく眠れま

した。

(記:佐藤俊)

CT:行者小屋 6:50‐地蔵頭 7:55‐赤岳展望荘 8:00/8:25‐赤岳山頂 9:05/

9:30‐赤岳中岳の中間 10:10‐中岳山頂 10:25‐阿弥陀岳山頂 11:35/12:05

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

1月 14日(月) 天候:晴れ

就寝時、テント内は前日よりも冷えている。テント内の結露がゴアのシュラフカバーを通じ

て冷えを感じる。時折上から雫も落ちてくる。やはり端は寒い。それでも睡眠は十分とれた。

5 時頃起床し、微妙に冷えた体にストーブで暖をとる。暖かい。と同時に食事の準備となる。

朝の食当は佐藤シェフ。「これぞ日本の朝食」という感じのメニュー。白米にみそ汁。お好みで

塩昆布、ごま塩、お茶漬けをトッピング。食後のコーヒーサービス付きである。少し塩のきい

たご飯が疲れた体をいたわってくれる。

最終日の行動はテントを回収し、行者小屋から美濃戸登山口まで降りるだけである。行動予

定時間 2 時間位である。あえていうと、昨日のうちに下山可能であったが、ゆっくり宴会がし

たいが為に延泊したようなものである。

登山道も凍っている箇所さえ気を付ければ軽やかな道である。唯一の懸念は、あまりに早い

時間の下山のために、開店している温泉施設があるかであった。しかし、そのような心配は必

要なかった。8 キロほど移動し「尖石温泉縄文の湯」で3日分の疲れを癒す。風呂上がりのコー

ラも炭酸ののどごしが格別である。でも本当はビールなら最高だったかな。

今回の山行は、雪も少なく、風も微風程度、気温も寒すぎることなく、3日間ほぼ快晴。こ

のように条件が良かったのは、普段の私の行いが良いからということは言うまでもないでだろ

う。

(記:前田)

CT:行者小屋 6:45‐美濃戸山荘 8:35

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

奥多摩:川苔山

◆日程 2019年 1月 14日 (月)

◆メンバー L : 小林(義)、池本、津澤

◆天候 晴れ

「1/14日帰り(雪山)ハイキングの計画」と聞き、日帰りだったら行ける!しかも雪山歩き?

と思い、参加させていただきました。

立川駅で小林さんと合流。奥多摩までの電車の中、小林さんの腰痛の話を聞きながら、こっ

そり腰の画像を思い浮かべてしまいました(6時間半の計画…大丈夫かな?と)。

軽い雪山歩きを想像していましたが、バスの中から見る山肌にはほとんど雪は残っていませ

んでした。東京にいると、ただ寒いだけに感じてしまうのに、登山口に着いた時は、寒いけど

ヒンヤリしていて気持ち良い空気だなと思いました。残念ながら、雪はほとんどありませんで

したが、所々凍った沢はきれいで、陽の当たる場所では暖かく、気持ちの良い山行でした。久々

の山行、体力不足、睡眠不足での参加だったので、まだ着かない…と思うこともありましたが、

山頂では天気も良く、小林さんからいただいたビールとおでんは最高でした。

無事に下山することができ、鳩ノ巣駅からの帰りの電車の中で、再び乾杯。小林さん、復帰

おめでとうございます。久々の山行でしたが、やっぱり山歩きは良いなぁ…と思いました。ま

た時間を見つけて参加したいと思います。 (記:津澤)

CT:川乗橋 8:55‐百尋ノ滝 11:00/11:15‐川苔山 12:55/13:40‐大根ノ山ノ神

15:35-鳩ノ巣駅 16:25

会山行 No.2233

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

中央線沿:滝子山・大谷ヶ丸

◆日程 2019年 1月 19日 (土)

◆メンバー L :小林(義)、松田

◆天候 快晴

雲一つない青空!絶好の登山日和だ。この日は秀麗富嶽

十二景の一つ、滝子山に登る。美しい富士山を見ることは楽

しみの一つであった。小林さんと二人で、人気のない笹子駅

を出発した。南陵または「寂ショウ尾根」と呼ばれる破線ル

ートから山頂を目指す。序盤は踏み跡が明瞭で、静かな樹林

帯が続く。尾根に出ると、空気がキンと冷たい。誰もいない

登山道に、二人の鼻水をすする音だけが響く。山頂に近づく

につれ、連続した岩場が現れる。両手を使って岩や木の幹を

掴み、三点支持でよじ登る。岩トレのおかげで恐怖感は無か

った。長い岩場を登り終えると、ご褒美のように富士山が目

の前に待っていた。

さらに1時間ほど歩いた先のピーク、大谷ヶ丸でお昼休

憩をした。小林さんにビールと温めたおでんをいただいた。

寒い中でもビールは美味しかった。その後コンドウ丸、大鹿

山を経て、8時間を超える山歩きを無事に終えた。

今回の山行では、小林さんにマンツーマンで山歩きの楽しみや、歩き方のコツなどを教わる

ことができ、良い勉強になった。山梨の山は馴染みがなかったが、穏やかな登山道、美しい富

士山に魅せられ、すっかり虜になってしまった。 (記:松田)

CT:JR笹子駅 7:40‐寂静尾根-滝子山 11:03/11:25‐大谷ヶ丸 12:37/13:23

‐大鹿山 14:38‐景徳院入口バス停 16:20

会山行 No.2234

急登をこなし滝子山へ

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

北八ヶ岳:天狗岳

◆日程 2019年 1月 26日 (土)~27日(日)

◆メンバー L : 須田(健)、大塚

八王子で須田 Lと待ち合わせ,あずさ 5号に乗り込み茅野へ向かった。

1月 26日(土) 天候:晴のち曇

茅野駅でバスに乗り換え登山口に 11:30頃到着。現地は Iスポーツ,K山荘,Kスポーツ各社

が主催するイベントと重なり大賑わい。本日の黒百合ヒュッテは予約で一杯だそう。

混雑の中,アイゼン装着などの準備をし,12 時出発した。2 週前の南八ヶ岳の南沢ルートよ

りも雪の量は多く,アイゼン装着状態で快適に歩けた。14:30黒百合ヒュッテに到着し,早速テ

ントを設営した。到着後予定していた雪トレは時間が半端であり,翌日の登頂に向けて体力を

温存するために省略した。おやつタイムを挟み,17:30 に夕食の準備を始めた。今回で 2 回目

の食事当番だが,須田さんには実験台になって頂くことにし(スミマセン),冬向けのスパイシ

ーなスープカレー(下記)を試してみた。20時就寝。

【レンズ豆のスープカレー】オリーブ油を温めたところに,ガラムマサラ(大さじ 1),ニン

ニクパウダー(大さじ 1)塩コショウミックス(大さじ一杯),乾燥レンズ豆(90g)を軽く炒め

る。香りが出たところで水を目分量(500cc位)投入。火が通った頃に,フライドオニオン(20g),

コンビーフ(1缶),三色野菜(100g),トマトピューレ(小袋 2)を順次投入し,煮込む。数分

後,豆が十分に膨らんだ頃に,ガラムマサラ(大さじ 1)と粉チーズ(大さじ 1)を追加して完

成。須田さんご持参のアルファ米(有難うございます!)にタップリかけて,インスタントチ

ャイと一緒に頂いた。 (記:大塚)

CT:渋の湯(登山口)12:00‐黒百合ヒュッテ 14:30

1月 27日(日) 天候:晴

5 時に起床し,ラーメン(棒ラーメンに乾燥野菜と明太をサンドしたはんぺんを追加)とお

茶で体を温めて出発準備に掛かった。

7 時に出発し,平坦な道を歩くと間もなく眺めの良い中山峠に出た。ここからは稜線歩きで,

高度を上げるにつれ,風が強くなる。はるか前方の東天狗山頂では巻き上げられた雪が西から

東に流されているのが見える。岩場を通りながら進むうち,サングラスが曇ったまま凍結して

会山行 No.2236

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

視界が悪くなったためゴーグルに付け替えた。しばらく進むと今度はゴーグルも曇り出した。

風にあおられる上に,足元を確認しながら進むため,極端に速度が落ちて須田 L から遅れがち

になる。なんとか登頂したが会旗が飛ばされそうになるほどの風。西天狗ヘのルートは吹きさ

らしで更に風が強いとのことで,登頂は断念して引き返すことに。下山するうちに天候が良く

なり,西天狗への未練を感じたが,今の自分の力はここまで,次回の登頂を楽しみにすること

にした。キャンプ地に戻り,テントを撤収,バスの時間を考慮し,すぐに出発した。その時,

私の左頬が黒くなっていることを須田 L に教えられた。山頂近くでのピリッとした感覚がこの

結果に!渋の湯に着いたらちょうど 11:36 のバスが来るタイミング。温泉も心残りだが,後続

のイベント隊が到着すると大混雑になるため,そのまま帰途に就いた。おかげで茅野駅ではゆ

っくり昼食を取れた上,バスも電車も空いており,快適だった。

振り返ると,今回は手足の保温対策はうまくいったが,風に対する顔の防御が不十分だった。

また,呼気で曇らないよう,バラクラバとゴーグルのかけ方を工夫することも安全な歩行には

必要だ。次回に活かし,一つずつレベルを上げていきたい。 (記:大塚)

CT:黒百合ヒュッテ 7:00‐中山峠 7:08‐東天狗 8:15/8:20‐中山峠 9:05

‐黒百合ヒュッテ 9:10/9:45‐渋の湯 11:15

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

八ヶ岳:北横岳-縞枯山

◆日程 2019年 2月 2日 (土)~3日(日)

◆メンバー L : 松田、山田(留)、小濱

初心者向けの軽アイゼンで行ける雪山ハイキングを企画。当初、大菩薩嶺を予定していたが、

積雪量が非常に少なかったため、急遽北横岳へ変更した。

2月 2日(土) 天候:快晴

北横岳は山頂近くまでロープウェイで一気に行くことができる。雪山初心者向けの本や雑誌

に必ず載っているほど人気の山である。今回は雪山を堪能すべく、山小屋に一泊した。

特急あずさで茅野駅へと向かう。車窓からは雲一つない青空と雪を被った山々が見え始め、

一同興奮する。私にとっては初めての八ヶ岳、初めての山小屋泊であり心が躍る。

ロープウェイの麓駅は、スキーヤーで賑わっていた。まずはレストハウスで腹ごしらえをし、

ネットで美味しいと評判の「こけもも大福」をゲットする。

この日は天候に恵まれ、風は穏やか、寒さ

も厳しくはない。八ヶ岳ブルーと一面に広が

る銀世界がきらきらと眩しい。人気の山だけ

あって多くの登山者とすれ違った。晴れて気

温が高いせいか、期待していた霧氷は見られ

なかった。あっという間に北横岳ヒュッテに

到着し、そのまま山頂へと向かう。山頂直下

は傾斜がきつくて上手く歩けない。山田さん

が先頭に立ち、つぼ足で道を作ってくれた。

山頂からの景色はまさに絶景であった。遮る

ものは何も無く、南八ヶ岳、南アルプスから

北アルプスまで見渡すことができる。寒さを忘れて、しばしうっとりと眺めていた。

山小屋は 16 人ほどの客だけで、のんびりと寛ぐことができた。夕食には、めずらしい馬肉の

すき焼きや野沢菜の漬物が出て大満足だった。

(記:松田)

CT:北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 13:10‐北横岳ヒュッテ 14:15‐南峰 14:40

‐北峰 14:50‐北横岳ヒュッテ 15:15(宿泊)

2月 3日(日) 天候:快晴

二日目は縞枯山に向かった。風は少しあるものの、この日も絶好の登山日和だった。縞枯山

は登山者がほとんどいなかったが、トレースは明瞭で安心した。山頂までは急登が続き、今回

一番の難所であった。山頂はあまり眺望がなく、その先の展望台へと向かう。こちらもまた絶

景で、アルプスの山々の眺望を存分に楽しむことができた。

雪歩きの楽しさに帰るのが名残惜しかったが、午前中には登山を終え、上諏訪駅の温泉(片

倉館)に入って帰路についた。

来期はステップアップして、もう少し難易度の高い雪山にチャレンジしたいと思った。

(記:松田)

CT:北横岳ヒュッテ 7:20‐縞枯山荘 8:10‐雨池峠 8:25‐縞枯山 8:55

‐縞枯山展望台 9:15‐北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 10:15

会山行 No.2237

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

秋田駒ヶ岳:秋田駒ヶ岳男女岳(1520m赤岩岳まで)

◆日程 2019年 1月 5日 (土)~6日(日)

◆メンバー L : 林(単独)

会社の計画年休取得の関係で 7 日(月)が休みとなったので、土日月の 2 泊 3 日で山に行こ

うと思い、戸隠の高妻山かあまり行ったことのない南ア深南部を検討していたが、今季初の冬

山で 2 泊の山に行く自信がなく家族も心配したため、1 泊山行+温泉泊の合わせ技一本狙いに

変更。温泉なら東北だろう(最近はどうしても温泉主体になってしまう)…昨年夏に行けなか

った和賀山塊がいいけど、公共交通機関で登山口まで行けて帰りに新幹線が使えるところは…

と探して隣りの秋田駒ヶ岳に決定。

東北には 7 年余りいたが、ほとんど会越国境か南東北(宮城・山形・福島)の山ばかり行っ

ていて、北東北(青森・秋田・岩手)の山に行ったのは 5 月の岩手山と 3 月の神室山ぐらい。

それでも宮城・山形・秋田県境にある虎毛山塊には仙台にいた 2014 年、2015 年の 2 シーズン

の冬から春にかけて馬鹿みたいに通った。近くにある鳴子温泉郷の存在も虎毛通いの大きな要

因。湯めぐりチケットを駆使して中山平温泉の湯めぐりスタンプラリーで年間 10 湯を達成し、

ご当地キャラ「ゆころん」の特性バスタオルと風呂桶をゲット。虎毛では夏道のある縦走路や

禿岳の数本を除いて冬の記録があるルートはほとんど無く(あるいは公表されていないだけか

もしれないが)、他パーティーに会うことは皆無。1 人か 2 人の山行ばかりで、ほぼ全てがノン

トレースのファーストラッセルだったが、オリジナルなラインを歩き、行く度に新たな発見が

あることにプリミティブな悦びを感じていた。北東北でもそんな山行をやっていきたい、初め

て行くエリアなので、今回は土地勘と山域の概念を掴むという目的も兼ねて秋田へ向かった。

1月 5日(土) 天候:曇り時々雪

前夜、家を出てすぐにスノーシューを忘れたことに気が付き引き返す。危うく丸腰で向かう

ところだった。横浜を出発した夜行バスは、朝 6 時ぐらいに横手に着き、大曲、角館を経由し

て田沢湖駅前へ。定刻より早く到着し、発車直前の乳頭温泉行のバスに飛び乗った。1 時間に 1

本のバスなのでツイている。他の乗客はおらず貸切状態。冬の入山口となる「アルパこまくさ」

で降車。「アルパこまくさ」は温泉も併設されている贅沢すぎる登山基地。週末なので他の山ヤ

やスキーヤーがいると思ったが、その気配もない。入山準備の後、スノーシューを履いて出発。

施設の裏から歩き始めるが、いきなり膝まで埋まるラッセル。やがて正月のスキーのトレース

と思しき僅かな窪みと合流すると、底のあるラッセルとなり、かなり楽になる。雪が降ったり、

時折青空が覗いたりと目まぐるしく天気が変わる中、スキー場跡地を東へ向かう。途中で車道

(駒ヶ岳線)に合流する所が分からず、早めに右へ入ってしまい、少しロスしたものの、出発

して 3 時間半で車道に出る。ここからは車道を辿っていけば八合目小屋に着くはず…だが、ガ

スの中、降雪が激しくなり、車道の判別も難しくなり、連番が振られたカーブミラーを見つけ

ながらのオリエンテーリング状態。残り 4~5 つぐらいの所で登り方向に進んでしまい、地形的

におかしいことに気付き引き返す。沢を横断するように橋が架かっているのだろうが、完全に

雪に覆われていて判別がつかない。やがてカーブミラーがあり一安心。やがて大きな小屋(休

憩所)が見えてきた。入口が分からず、裏に回り込むと半分雪に埋まった梯子が見えた。スノ

ーシューを外して梯子を登り、扉もちゃんと開いてくれた。が、誰もいない。1 階は窓があって

明るいので、食事は 1 階で取る。寒いが、ビールが旨い。ラジオで聞いた天気予報では明日も

同じような天気らしい。物凄く寒いので、2 階で小屋天にしてシュラフに潜り込んだ。(記:林)

CT:アルパこまくさ 9:40‐八合目小屋 15:30

個人山行

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

1月 6日(日) 天候:雪時々曇り

4 時起床予定だったが、少し寝坊した。寒さの余り寝た気がしないが、一応は眠れたという

ことか。天気予報は変わらず曇り時々雪という感じ。計画では男女岳、男岳を踏み、横岳、湯

森岳、笹森岳を経由して乳頭温泉郷へ下る縦走だったが、昨日のような天気だとかなり厳しい

…男女岳、男岳から五百羅漢経由で水沢温泉郷に下るのが精一杯か?朝食後、外を見ると、ま

さかのホワイトアウト。小屋から敗退?ともあれ、行動を縛られたくないので全装備を背負っ

て出発。外に出ると、少しガスっているが、雲が薄く青空が透けて見えそうな気もする。判断

のポイントを間違えないように行ける所まで行こうと男女岳に向かって小尾根を登っていく。

隣りの尾根と合流し、這松のモナカ雪が断続する所でウンザリしてやめようかとも思ったが、

やがて吹きっ晒しの堅雪となり、気を取り直す。小高いピークに出た所で少し下った先にはぼ

んやりとだが、大きな斜面が見える。このまま進むと、強風、ホワイトアウトで下山時のリス

クが増すが、何よりもピークに立ったところで何も見えなければ意味が無い…そもそもピーク

に立つこと自体は区切りではあるが、目的ではないはず…そんな逡巡を繰り返して阿保らしく

なり、ここで引き返すことに決めた。登ってきたトレースは消えかけた箇所もあったが、概ね

残っていたので気楽な下山。敗退を決めた今、気分は既に観光モード。温泉、ビール、美味し

い食事が待っている。そんな気分で下っていると、ふと光が射した。光源である東の空を見上

げると、一部だけぽっかりと青空があり、太陽?が見えた…上部に齧られたような凹みがあり、

一瞬月?かと思ったが、そんなはずはない…部分日食か!そういえば朝のラジオで言っていた

ような…ほとんど曇っているせいか普通に肉眼で直視できる。急いでカメラを取り出し、黒雲

が被さる寸前でシャッターを押す。悪天にも関わらず、お天道様が披露してくれたサプライズ

なご褒美にますます気分も良くなり、ルンルン敗退行となった。難なく小屋まで戻り、車道に

出ると前日のトレースは結構消えていて、相変わらずのオリエンテーリング状態。順調にカー

ブミラーをカウントし、そろそろスキー場跡地に入る辺りか…と思っていたら、道路脇の灌木

に赤布を発見。これが目印だと判断して樹林帯に入ると、進行方向からスキーヤーが登ってき

た。入山して初めて人に会う。会話を交わすと、今日は CAT が入っていないので道路と合流す

る辺りまでとのこと。CAT は雪上車のことを指すらしい。トレースを辿って「アルパこまくさ」

に到着。まずはバスの待合いを兼ねて温泉 1 湯目、バスと徒歩で宿泊する「駒ヶ岳温泉」に移

動して 2 湯目、夜は無料送迎サービスの乳頭温泉「鶴の湯」で 3 湯目と、自分へのご褒美尽く

しの温泉三昧。さて、今冬の目標は和賀山塊。行くぜ、東北。冬のごほうび! (記:林)

CT:八合目小屋 7:20‐男女岳下 1520m付近 8:45‐八合目小屋 9:20

‐アルパこまくさ 12:50

初日 スキー場跡地の登高 一瞬覗いた小さな青空に現れた部分日食!

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

大磯丘陵:高麗山 168m

◆日程 2019年 1月 18日 (金)

◆メンバー L : 渡辺 豊

◆天候 無風快晴

目的 ①高麗山の自然と、文化の匂いわきたつ大磯の地を味わう。

②おまけで茅ヶ崎美術館の版画展を鑑賞する。

湘南平 湘南平の展望台は 360度の眺望だ。さえぎるものが何もない。風景が真っすぐ心に

入ってくる。無風快晴の青空が周囲の山々をこれでもかと際立たせていた。

島崎藤村 ―まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき

前にさしたる花櫛の 花ある君と思いけり― (初恋)

四月最初のラジオ講座が藤村の初恋だった。わきたつも匂うがごとき文学の世界に短波放

送のイヤホンを強く耳に押し当てた。高校三年のことだった。

藤村の墓が地福寺にある。小さなロウバイが咲いていた。

超厚化粧 大磯駅前に観光案内所がある。案内のご婦人と藤村の「初恋」の話で盛り上がっ

た。切れの良い語り口と、チャーミングな超厚化粧に心をえぐられた。あんまり強烈だっ

たので、鴫立庵のお土産どら焼き一個 180 円を、帰りに届けた。匂うがごとき文化の町大

磯には厚化粧がよく似合う。

楊谷寺谷戸横穴群 「ようこくじやとおうけつぐん」は、大磯駅から 20分位登った所にある

古墳時代のお墓あとです。大勢の人が暮らしていた。奈良時代には、高句麗人が高度な文

化を伝えた。現在は未公開の別荘邸宅が砂浜海岸に立ち並ぶ。今後、時期は未定だが一般

開放が決まったらしい。厚化粧でチャーミングな観光案内所のご婦人が教えてくれた。

茅ヶ崎美術館 庭園に小川が流れ、梅の老木が見事だった。ヒヨドリがのんびりと水浴びを

していた。ジョウビタキやシジュウカラが 2 メートル先の枝から逃げない。圧巻はウグイ

スだった。目の前すぐの枝にしばらくとまっていた。ふつうはやぶの中から姿を現さない。

超ラッキー。安心してさえずっている小鳥たちに、穏やかな湘南の町茅ヶ崎を感じた。

サザンオールスターズの曲が静かにながれていた。 (記:渡辺 豊)

CT:自宅 8:50-JR大磯駅 10:30-湘南平 11:30-楊谷寺谷戸横穴群 11:45

-地福寺(島崎藤村の墓)12:20-鴫立庵(西行ゆかりの地)13:00

-茅ヶ崎美術館 13:40-自宅 16:00

「高麗山 168mと富士山」2019.1.18

個人山行

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横浜山の会 2019 年 2 月号会報 第 659 号

ひやりハッと 報告

山行名 ( ルー

ト) 南八ヶ岳 赤岳-阿弥陀岳 日程 2019 年 1 月 12 日

メンバー 岡村、大塚、前田、佐藤俊 報告者名 佐藤俊

①ひやりハッと内容(いつ、誰が、どうした)

共同装備であるガスヘッド、およびガスを装備しなかった。 前田さんとコンロ2台装備だったため食事の支度は出来たが、ガスが足りなくなる懸念があった

②考えうる原因

共同装備表の読み漏れ、佐藤の思い込みによる

個人装備のチェック、食料チェックまでやったが思い込み違いでコンロとガスの装備担当は自分ではないと思い込んでいた。

③今後の対応案や提案 等

装備チェックを行う際は、共同装備、備考欄まで必ず目を通すようにする。

④他の会員への参考情報、その他

多人数向けのガスコンロは会の共同装備にありますので管理者または装備係に相談してください。

計画書の提出先 [email protected] 個人山行も計画書の事前提出

報告書の提出先 [email protected] 山行終了後の会員間の情報共有

編集後記

例会山行だけでなく、個人山行も盛んに行われています。山登りに対する思い、感じ方、方

法論は本当に人それぞれですね。お寄せいただいた報告を読むごとに、勉強になります。ま

ずは安全に留意して山を楽しみたいです。

横浜山の会 会報「原生林」 2019年 2月号(第 659号)

発行責任者:雫 裕司(会長) 編集担当:小山田 発送担当:清田