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Building an Application using Oracle Application Express 5.0: Part 1

はじめる前に

目的

このチュートリアルでは、Oracle Application Express 5.0 を使用して、以下のタスクを実施します。

• Data Workshopを使用した、データの表へのロード

• Application Wizardを使用したデータベース・アプリケーションの作成

• Interactive Reportの変更

• カレンダー・データの作成と更新

• データ・アップロード・ウィザードの追加

• 値リストの作成と適用

• 検証(Validation)の作成

• パッケージ・アプリケーションのインストールと実行

実施時間

約1時間

はじめに

Oracle Application Express (Oracle APEX)は、Oracle Databaseのラピッド(迅速な) Webアプリケーション開発ツールです。Webブラ

ウザのみを使用して、プログラミング経験の少ない場合でも、高速に、そしてセキュアな本格的なアプリケーションを作成してデプロ

イできます。 Oracle Application Expressは完全にサポートされた、そしてコストが掛からないOracle Databaseのオプションです。

このチュートリアルでは、Oracle Application Express 5.0を使用して、様々なページを含むアプリケーションを構築します。

前提

このチュートリアルを開始する前に、以下の準備ができていることを確認してください。

• Oracle Database 11g 以降のバージョンのデータベースにアクセスでき、サンプル・スキーマがインストールされている。

• Oracle DatabaseにOracle Application Express 5.0 がインストールされている。

• HR表にアクセス可能である。(HRサンプル・スキーマはここからダウンロード可能です)

• SQL Developerを使用して、プロシージャのテストやデバッグをしてことがある(チュートリアルを実施したことがある)

• files.zip をダウンロードして、作業ディレクトリに保存してある。

Data Workshopを使用した、データの表へのロード

このトピックでは、PROJECT表へデータをロードします。

1 ブラウザを開、Oracle Application Expressへアクセスします

2 自分のログイン情報を使用してApplication Expressにログインします。ログイン情報を入力して"Login"クリックします。

3 SQL Workshopをクリックし、Utilities > Data Workshopを選択します。

4 Data Loadから、Text Dataを選択します。

5 PROJECTS表へファイルをアップロードします。Load ToにExisting tableを選択し、 Nextをクリックします。

6 Table NameにPROJECTSを選択しNextをクリックします。

7 Browse. . . をクリックし、projects.txt ファイルを C:\Downloads\files ディレクトリから選択します。

8 このファイルはタブ区切りのファイルです。そのためSeparator(区切り)を \t に変更し、Nextをクリックします。

9 列のマッピング情報が表示されます。Load Dataをクリックします。

10 データが正常にロードされます。次のトピックでは、 EMPLOYEES 表に一意制約を付与します。

Application Wizardを使用したデータベース・アプリケーションの作成

このトピックでは、アプリケーション・ウィザード(Application Wizard)を使用して、データベース・アプリケーションを作成します。

EMPLOYEES表のインタラクティブ・レポートのフォームや、PROJET表およびTASKS表のマスター・ディテール・フォームを含む一連

のページを作成します。

1 Application Builder > Database Applications を選択します。

2 Create をクリックします。

.

3 NameにProject Tasks Application と入力して、Nextをクリックします。

4 このウィザード・ウィンドウでは、アプリケーションにページを追加することができます。Create Pageウィザードを使用して、さらにペ

ージを追加します。 Next をクリックします。

5 デフォルトを使用して、Next をクリックします。

6 デフォルトのデータ・フォーマットをアプリケーションに指定します。Date Formatの値リストのアイコンを選択します。

7 データ・フォーマット "12-JAN-2004" を選択します。

8 Nextをクリックします。

9 アプリケーションを作成するため、Create Applicationをクリックします。

10 Home および Login ページを含むアプリケーションが作成されました。さらにページを追加するため、Create Pageをクリック

します。

>.

11 Formをクリックします。 Employees表に対して "Report and Form" ページを作成します。

12 "Form on a Table with Report"をクリックします。

13 "Create Page"ウィザードで、 "Page Name"および"Region Title"に"Employees"を入力して Next をクリックします。

14 EMPLOYEES 表を選択して、Nextをクリックします。

15 "Navigation Preference"に"Create a new navigation menu entry"を選択します。 "New Navigation Menu Entry"に

"Employees"が表示されていることを確認し、"Parent Navigation Menu Entry"に"Home"を選択しして、Nextをクリック

します。

16 Reportページに含める列を選択できます。ここでは、デフォルトである全ての列を表示する設定を使用し、Nextをクリックしま

す。

17 "Edit Link Image"からレポートのアイコンを選択し、Nextをクリックします。

18 "Edit Employee"を"Page Name"および"Region Title"に入力し、Nextをクリックします。

19 フォームでは、追加、更新、削除操作をデータベースの表の行に対して行います。行はプライマリ・キー(Primary Key)、また

はROWID擬似列で識別されます。 ここでは"Select Primary Key Column(s) "を選択し、"EMPLOYEE_ID (Number) "列が

"Primary Key Column(1)"に選択されていることを確認し、Nextをクリックします。

20 "Primary Key Column 1"に"Existing sequence"を選択し、"Sequence"に"EMPLOYEES_SEQ"を選択して、Nextをクリックし

ます。

21 "Select Column(s)"で"Move All"アイコンをクリックして全ての列を選択し、Nextをクリックします。

22 Nextをクリックします。

23 選択内容を確認し、Createをクリックします。

24 ページが作成されました。 Employeesレポート・ページの"Save and Run Page"アイコンをクリックします。

25 "Username"と"Password"を入力し、Loginをクリックします。

26 Employeeレポートが表示されます。"Hire Date"にデフォルトのデータ・フォーマットが使用されていることを確認します。いずれ

かの行の編集アイコンをクリックしてフォームを表示します。

27 このページでは、Employeeフォームを編集し、従業員(Employee)のデータを変更できます。次に、さらにページを追加します。

ページ下部の開発ツール・バー(Developer Tool Bar)から、"Application" をクリックします。

28 "Create Page" をクリックします。

29 Formをクリックします。

30 "Master Detai l Form"をクリックします。

31 "Table / View Name"に" PROJECTS"を選択し、Nextをクリックします。

32 Detail表の"Table / View Name"に"TASKS"表を選択します(ここでは"PROJECTS"表にリレーションがある表のみが表示され

ます)。 Nextをクリックします。

33 " Primary Key Type"に"Select Primary Key Column(s)"を両方の表に対して選択し、Nextをクリックします。

34 デフォルトの設定のまま、Nextをクリックします。

35 "Master Options"で、デフォルトの設定のままNextをクリックします。

36 "Layout"で、デフォルトの設定のままNextをクリックします。

37 "Page Attributes"で、デフォルトの設定のままNextをクリックします。

38 "Create a new navigation menu entry" を "Navigation Preference"に指定し、 "Parent Navigation Menu

Entry"に"Home"を選択して、Nextをクリックします。

39 Createをクリックします。

40 " Save and Run Page"をクリックします。

41 Projectsレポートが表示されます。 いずれかの行の編集アイコンをクリックし、Master Detailフォームを表示します。

42 このページは、特定のProjectのタスクを表示するフォームがふくまれます。ただし、現在はまだTasks表にデータが含まれてい

いません。 後のトピックでTasks表にデータを追加します。次のトピックでは、Employeeレポートを変更します。画面下部の開

発ツール・バーから、" Application<n>" ボタンをクリックします。

Interactive Reportの変更

このトピックでは、 Manager IDの変わりにManagerの名前を表示するように問合せを編集し、Employee レポートを変更します。また、

SALARY列のフォーマットを変更します。

1 "2-Employees" ページ・アイコンをクリックします。

2 ページ・デザイナー(Page Designer)が表示されます。 ページ・デザイナーのレンダリング(Rendering)セクションでは、Regionsの

"EMPLOYEES"

をクリックします。

3 "Property Editor"の"Region"セクションでは、SourceプロパティにレポートのSQL文が表示されます。"Edit in Modal"ボタンをク

リックして、SQL文を編集します。

4 MANAGER_IDにManager IDでは無く苗字を表示するため、SQL文を編集します。

5 MANAGER_ID を以下の様に編集して、OKをクリックします。

(select e.LAST_NAME from EMPLOYEES e where e.EMPLOYEE_ID = EMPLOYEES.MANAGER_ID) Manager,

6 Saveをクリックします。

7 SALARYのフォーマットを変更します。ページ・デザイナーの"Rendering"セクションより、"Columns"をクリックして表示します。

8 SALARYをクリックします。

9 ページ・デザイナーで、プロパティ・エディタの"Column"セクションより、" Show All" ボタンをクリックします。

10 "Appearance"の"Format Mask"で値リスト・アイコンをクリックします。

11 $5,234.10 をクリックします。

12 Saveをクリックします。

13 "Save and Run Page"アイコンをクリックします。

14 Manager列が表示され、Salary列のフォーマットが変更されていることを確認します。

15 レポートで、Employee Idを表示せずに、Commission Pct 列を表示します。また、Hire Date列の後ろにManager列を表示します。

そのために、" Actions"ボタンをクリックし、Select Columnsをクリックします。

16 "Do Not Display"のリストから"Commission Pct”を選択し、移動(Move)アイコンをクリックして、"Display in Report"リストに

移動します。

リストから"Employee Id"を選択して、削除(Remove)アイコンをクリックして"Do Not Display"リストへ移動します。

"Manager"列を選択し、上へ移動(Up)アイコンをクリックし、"Hire Date"の下に位置するようにします。

17 Applyをクリックします。

18 Manager列が"Hire Date"列の後ろに表示され、"Commission Pct "列が表示されていることを確認します。

19 今行った変更を保存するため、レポートを保存する必要があります。Actions から Save Reportをクリックします。

20 Saveプル・ダウンから"As Default Report Settings"を選択します。

21 Applyをクリックします。次のトピックでは、Projectsのカレンダー(Calendar)ページを作成します。開発ツール・バーより、

"Application<n>"ボタンをクリックします。

カレンダー・データの作成と更新

このトピックでは、ProjectのPROJECT_END_DATEを表示するカレンダー編集ポップアップ付きの、カレンダーを作成します。終了日

(end date)を変更して、カレンダー内のProjectのリンクがどのように移動するかを確認します。

1 Create Pageをクリックします。

2 Calendar ページ・タイプを選択します。

3 Calendarを選択します。

4 "Page Name"および"Region Name"に"Project Calendar"と入力し、Nextをクリックします。

5 "Create a new navigation menu entry"を選択し、 " New Navigation Menu Entry "に"Calendar"と入力します。また、

"Parent Navigation Menu Entry"に"Home"を選択して、Nextをクリックします。

.

6 "Source Type"に"Table"を選択し、" Table/View Name"に"PROJECTS(table)"を選択して、Nextをクリックします。

7 終了日列(End Date Column)に"PROJECT_END_DATE"を選択し、表示列(Display Column)に"PROJECT_NAME"を選択して、

Nextをクリックします。

8 "Create Page Name"および" Create Page Region Name"に"Projects Calendar"と入力し、" Edit Page Name"および"Edit Page

Region Name"に"Edit Projects Calendar"と入力して、"Next"をクリックします。

9 "Primary Key Type"に"Select Primary Key Column(s)"を選択し、"Primary Key Column 1"に"PROJECT_ID"を選択し、

全部移動(Move All)アイコンをクリックして、全ての列を移動します。

10 Nextをクリックします。

11 デフォルトの設定まま、Nextをクリックします。

12 Createをクリックします。

13 新規に作成されたカレンダー・ページのページ・デザイナーより"Save and Run Page"アイコンをクリックします。

14 プロジェクトが何も表示されないことを確認します。Projectsタブをクリックします。

15 "Email Integration"プロジェクトの編集アイコンをクリックします。

16 "Project End Date"に翌日の日付を入力し、Saveをクリックします。

17 ナビゲーション・メニューから"Calendar"をクリックします。

18 今度は、プロジェクトの終了日までプロジェクトが表示されることを確認します。カレンダーからプロジェクトを変更することが可能

です。"Email Integration"のリンクをクリックします。

19 "Edit Calendar Entry"ポップアップが表示されます。 現在の月の異なる日を"Project End Date"に選択して、Apply Changes

をクリックします。

20 変更した日付に"Project"のリンクが表示されます。開発ツール・バーの"Application<n>"ボタンをクリックします。 次のトピッ

クでは、TASKS表にデータをアップロードする一連のページを作成します。

データ・アップロード・ウィザードの追加

このトピックでは、TASKS表にデータをアップロードするウィザード・ページを作成します。

1 Create Pageをクリックします。

2 ページ・タイプから"Data Loading" を選択して、Nextをクリックします。

3 データ・ロード(Data Load)の"Definition Name"に"Load Tasks" を入力します。"Table Name"に TASKS を選択し、"Unique

Column 1"にTASK_IDを選択して、Nextをクリックします。

4 "Task Name"を大文字に変更するルールを作成します。"Column Name"にTASK_NAMEを選択し、 "Rule Name"に"Upper

Task Name"と入力します。次に"Type"に"To Upper Case"を選択して、Addをクリックします。

5 2つの参照(Lookup)を作成する必要があります。 データ・ファイルには、従業員(employee)の苗字(last name)が含まれているの

で、Employees表を参照して"Employee ID"を取得します。 "Column Name"に"ASSIGNED_TO"を選択し、"Table Name"に

"EMPLOYEES"を選択します。 また、"Return Column"に"EMPLOYEE_ID" を選択し、"Upload Column"に"LAST_NAME"を選

択して、Add.をクリックします。

6 プロジェクト(Project)の参照を実施する必要があります。 "Column Name"に"PROJECT_ID"を選択し、"Table Name"に

"PROJECTS"選択します。また、"Column Name"に"PROJECT_ID"を選択し、"Uploaded Column"に"PROJECT_NAME"を選択

して、Addをクリックします。

7 参照が作成されましたので、Nextをクリックします。

8 デフォルトのページが作成されるので、Nextをクリックします。

9 ナビゲーション・メニュー(Navigation Menu)では、 " Navigation Preference"に”Create a new navigation menu entry"を選択しま

す。" New Navigation Menu Entry "に"Data Load"を入力し、"Parent Navigation Menu Entry"にHomeを選択して、 Nextをクリッ

クします。

10 "Cancel"をクリックした場合に、どのページを表示するかを指定する必要があります。 値リストのアイコンをクリックします。

11 "4 Projects"ページのリンクを選択します。

12 "Finish Branch to Page"に"4"(Projectページへのリンク)が表示されるのを確認し、Nextをクリックします。

13 データ・ロード・ウィザードを作成する準備が来ましたので、Createをクリックします。

14 ページ・デザイナーの"Save and Run Page"をクリックします。

15 ウィザードのフローが左に表示されます。最初のウィザード・ページでは、データ・ロード(Data Load)のソースを選択します。タ

スク・データ(Task Data)が含まれるファイルをアップロードします。"File Name"で"Browse..."をクリックし、インポート・フォー

ムからアップロードするファイルを選択します。

16 C:\Downloads\filesフォルダから"tasks.txt"を選択します。"tasks.txt"ファイルはコンマ区切りのファイルのため、区切り文字

(Separator)に',' (コンマ)を選択し、" First Row has Column Names"で"Yes"をチェックしてNextをクリックします。

17 データおよび表のマッピングが表示されます。ここで、3列目が列名(Column Name)に表示されません。これは、ファイル内の

列名がデータベースの表の列名にマッチしなかったためです。そこで、プル・ダウンからCOST列を選択します。

18 その右隣の列については、プル・ダウンから"BUDGET"列を選択します。"Data Validation"ページが表示されます。このページ

はデータベースにインサートされるデータを表示します。 その際には参照が適用され、"PROJECT_NAME"ではなく

"PROJECT_ID"が、"LAST_NAME"ではなく"EMPLOYEE_ID"がインサートされます。

Nextをクリックします。

19 Load Dataをクリックします。

20 16行がインサートされたことが分かります。 Finishをクリックします。

21 Projectsページが表示されます。 プロジェクトの編集アイコンをクリックします。

22 ロードしたプロジェクト(Project)のタスクが表示されます。開発者ツール・バーから"Application<n>"ボタンをクリックします。

次のトピックでは、 ページ内のいくつかのアイテムに対して、値リスト(List of Values: LOV)を作成します。

値リスト(List of Values: LOVs)の作成と適用

このトピックでは、いくつかのページ・アイテムをカスタマイズし、値リスト(LOVs)を表示します。 MANAGER_IDページにLOVを作成し、

次のこれを共有LOV(Shared LOV)に変換します。

加えて、Job(職務)のリストを表示する共有LOV(Shared LOV)を作成し、そのLOVをJOB_IDに関連付けることもできます。

1 "Run Application"をクリックします。

2 "Employees"メニューをクリックします。

3 Employeesレポート内の行の前にある編集アイコンをクリックしします。

4 Manager IDのEMPLOYEE_IDが表示されます。ここで、これを選択リストにし、Managerの名字が表示されるようにします。開発者

ツール・バーの"Edit Page<n>"ボタンをクリックします。

5 ページ・デザイナーのRenderingセクションから、P3_MANAGER_IDページ・アイテムを選択します。

6 ページ・エディタ(Page Editor)内で、ページ・デザイナーのページ・アイテム(Page Item)セクションから、"Type"から"Select List"を

選択します。

7 メッセージが表示されますので、値リスト(List of Values)を入力する必要があります。 "Page Editor"セクションまでスクロール・ダ

ウンし、" List of Values"プロパティで Typeに"SQL Query"を選択します。次に以下のSQL文を入力して、Saveをクリックします。

select LAST_NAME as display_value, EMPLOYEE_ID as return_value from EMPLOYEES order by 1

8 "Save and Run Page"アイコンをクリックします。

9 Managerの名字(Last Name)がManagerの"Employee ID"のかわりに表示されます。値リスト・アイコンをクリックします。

10 値リストが表示されます。アプリケーションの他のページで、この値リストを使用する場合もあるかもしれません。その場合、こ

れを共有LOV(Shared LOV)にします。 開発者ツール・バーから"Edit Page<n>" ボタンをクリックします。

11 ページ・デザイナーの共有コンポーネント(Shared Components)アイコンをクリックします。

12 共有コンポーネント(Shared Components)ページで、"Other Components"から"Lists of Values"を選択します。

13 Createをクリックします。

14 "From Scratch"を選択し、Nextをクリックします。

15 "Name"に"EMPLOYEE_LIST" を選択し、"Type"に”Dynamic"を選択して、Nextをクリックします。

16 SQLを以下の問合せに変更して、"Create List of Values"をクリックします。

select last_name as display_value, employee_id as return_value from employees order by 1

17 EMPLOYEE_LIST 共有LOV(Shared List of Values) が追加されたことを確認できます。

18 役職名(Job Titles)のリストを表示するため、LOVをもう一つ作成します。ここでは、共有LOV(Shared LOV)を作成し、アイテ

ム・プロパティ(Item Property)ページで参照するようにします。

Createをクリックします。

19 "From Scratch"を選択し、Nextをクリックします。

20 "Name"に"JOB_LIST"を入力し、"Dynamic"ラジオ・ボタンをチェックし、Nextをクリックします。

21 SQL文を以下の様に変更 し、"Create List of Values"をクリックします。

select job_title d, job_id r from jobs order by 1

22 JOB_LIST LOVが作成され、ページ・アイテムからJOB_IDを参照できます。ページ右上の"Edit Page 3"アイコンをクリックしま

す。この"Edit Page"アイコンは、最後に編集したページになります。

23 ページ・デザイナーのRenderingセクションから"P3_MANAGER_ID"アイテムをクリックします。

24 ページ・エディタ(Page Editor)では、ページ・デザイナーのページ・アイテム(Page Item)セクションで、スクロール・ダウンして

"List of Values"プロパティを表示します。"Type"に"Shared Component"を選択し、"List of Values"から"EMPLOYEE_LIST" を

選択してSaveをクリックします。

25 ページ・デザイナのRenderingセクションで、P3_JOB_IDをクリックします。

26 ページ・エディタでは、ページ・デザイナーの"Page Item"セクションで、"Type"を"Text Field"から"Select List"に変更しま

す。

27 "List of Values"プロパティまでスクロール・ダウンします。 "Shared Component"に"Type"を選択し、"List of Values"に

"JOB_LIST"を選択します。

28 "JOB_ID"が空の場合、デフォルトの値を設定する場合があります。 "Show All"をクリックします。

29 ページ・エディタでスクロール・ダウンし、" Null Display Value"に"- Select Job -"を入力してSaveをクリックします。

30 "Save and Run Page"をクリックします。

31 "Job Id"に IDではなく職業(Job)を表示します。 開発者ツールバーの"Edit Page<n>"ボタンをクリックします。 次のトピック

では、 検証(Validation)をこのページに対して作成します。

検証(Validation)の作成

このトピックでは、 Employeesページに2つの検証(Validation)を作成します。1つ目の検証は、マネージャ(Manager)が自分自身にレ

ポートしないことを確認します。2つ目の検証は、雇用日(hire date)が今日より前の日であることを確認します。

1 ページ・デザイナーのページ3(Page 3) のRenderingセクションで、 Processing タブをクリックします。

2 "Validating"で右クリックし、" Create Validation"を選択します。

3 プロパティ・エディタ上のページ・デザイナーのValidationセクションで、"Name"に"Manager cannot report to self" と入力し

ます。 Validationプロパティで、"Type"に”PL/SQL Function Body (returning Boolean)"を選択し、 以下のコードを入力

します。 また、"Error Message"に任意のメッセージ(例えば"Manager can not report self")を入力し、最後にSaveをクリックし

ます。

if :P3_MANAGER_ID != :P3_EMPLOYEE_ID then return true; else return false; end if ;

4 "Save and Run Page"アイコンをクリックします。

5 現在編集しているのと同じ名字(last name)をリストから選択して、"Apply Changes"をクリックします。

6 エラー・メッセージが表示されます。 もう1つ検証(Validation)を作成します。開発者ツールバーの"Edit Page <n>"ボタンをクリ

ックします。

7 雇用日(hire date)が今日より前の日であることを確認する検証(Validation)を作成します。ページ・デザイナーのProcessingセクショ

ンから、"Validations"を右クリックし、"Create Validation"を選択します。

8 ページ・エディタ(Page Editor)のページ・デザイナーのValidationセクションで、Show Allボタンをクリックします。

9 Identificationプロパティで、"Name"に"Hire Date must be before today"を入力します。"Type"に"PL/SQL Expression"

を選択し、以下のPL/SQL文を入力します。 ”Error Message"のテキスト・エリアにメッセージ(例えば"Hire Date need to be

before today")を入力します。 "Display Location"に"Inl ine with Field and in Notif ication"を選択し、"Associated Item"

に"P3_HIRE_DATE"を選択します。

TO_DATE(:P3_HIRE_DATE,'DD-MM-YYYY') < SYSDATE

10 この検証は、"Create"または"Apply Changes"ボタンがクリックされた場合にのみ必要になります。ページ・エディタでスクロー

ル・ダウンし、"Condition Type"に"Request is Contained in Value"を選択し、"Create,Save"を"Value”に入力します。

最後にSaveをクリックします。

11 検証(Validation)が作成されます。 "Save and Run Page"アイコンをクリックします。

12 年を 2016 に変更して、Saveをクリックします。

13 エラーが表示されます。 開発者ツールバーの"Home"ボタンをクリックします。

Websheetアプリケーションの作成と実行

Websheet アプリケーションは、Wki記法をサポートするページのセットです。 それぞれのページはセクション(Section)の単位で管理

されます。また、ページは階層構造で管理されます。 セクションは使いやすいエディタで編集可能です。

Websheets では以下の機能が提供されます。

• Webブラウザを使用したコンテンツの作成と共有

• 階層構造でのWebページの管理およびページのクロス(相互)・リンク( [[ pagename ]] 記法を使用)

• 組み込まれたData Grid機能による、タブラー・データの作成と管理

• SQLを使用した、データベース内のデータのインタラクティブ・レポート作成

• レポートまたはチャートでの、ページ内のData GridおよびReportの公開

• ファイルやタグ、ノートなどによるページへの注記が可能。関連付けられた画像はページ内にインラインで表示([[image: filename]]

表記を使用)

• ページ・コンテンツの検索 (ページ右上部の検索ボックスを使用)

• ログインの制御が可能。また、ログイン後の読取り、書取り、アプリケーション管理の制御が可能

Websheetアプリケーションを作成するには、Oracle Application Expressのワークスペース(Workspace)にログインして以下を実行し

ます。

1 アプリケーション・ビルダー(Application Builder)タブの下矢印をクリックし、Websheet Applicationを選択します。

2 Click Create.

3 "Name"に"Human Resources Management"を入力し、"Create Websheet"をクリックします。

4 "Run Websheet"をクリックします。

5 入力画面が表示されるので、Application Expressのワークスペースの認証情報を入力し、Loginをクリックします。

6 デフォルトのHome Pageでアプリケーションが作成されます。

パッケージ・アプリケーションのインストールと実行

Oracle Application Expressには、2つのタイプのパッケージ・アプリケーション(Packaged Application)が含まれています。

• サンプル・アプリケーション(Sample Aplication)

• 生産性向上アプリケーション(Productivity Application)

サンプルおよび生産性向上の両方のアプリケーションとも、特定のビジネス要件に対応するためのアプリケーションです。サンプル

と生産性向上アプリケーションの主な違いはサポート・レベルの違いになります。 デフォルトで、サンプル・アプリケーションは完全に

編集(変更)が可能です。しかし、生産性向上アプリケーションの場合、編集(変更)する前にアンロックする必要があります。生産性

向上アプリケーションをアンロックした場合、将来のアップグレードやOracle Supportによるサポートが受けられない場合があります。

パッケージ・アプリケーションをインストールするには、Oracle Application Expressワークスペースにログインし、以下のステップを実

施します。

パッケージ・アプリケーションのインストール

1 Homeページで、"Packaged Apps"をクリックします。

2 "Packaged App Gallery"をクリックします。

3 パッケージ・アプリケーションのページが表示されます。"Checklist Manager"アプリケーションのイメージをクリックしてインストー

ルを実施します。

4 サマリー・ページが表示されます。" Instal l Appl ication"をクリックします。

5 認証スキーマ(Authentication scheme)を指定します。このチュートリアルでは、"Authentication"に"Application Express

Accounts" を選択して、Nextをクリックします。

6 "Instal l Appl ication"をクリックします。

7 Runをクリックします。

8 ログイン情報を入力し、Loginをクリックします。

9 アプリケーションがインストールされました。 "IT projects"をクリックします。

10 このチェックリストはITプロジェクト(IT Project)を表示します。それぞれの行がプロジェクトを表し、列が完了したタスクを表しま

す。 タスク完了率を変更する場合、該当の円をクリックし、"Change Percent"から適切なものを選択し、Applyをクリックしま

す。

生産性向上アプリケーションのアンロック

生産性向上アプリケーションがインストールされた後、アプリケーションは直接実行することが可能です。アプリケーションを編集(変

更)する場合は、アンロックが必要になります。生産性向上アプリケーションをアンロックするには、Oracle Application Express ワー

クスペースにログインし、以下のステップを実施します。

1 Application Builderをクリックします。

2 先ほどインストールした"Checklist Manager"アプリケーションをクリックします。

3 "Checklist Manager"アプリケーションの"Packaged Application Details"ページで、Manageをクリックします。

4 Unlockをクリックします。

5 Unlock Applicationをクリックします。

6 アプリケーションがアンロックされました。

サンプル・アプリケーションのインストールと実行

デフォルトでは、サンプル・アプリケーションは完全に編集(変更)可能です。アンロックする必要はありません。以下のステップにした

がって、サンプル・アプリケーションをインストールして実行します。

1 "Packaged Apps Gallery"をクリックします。

2 パッケージ・アプリケーションは、サンプル・アプリケーションと生産性向上アプリケーションの組合せです。全てのサンプル・アプリ

ケーションは、アプリケーション名の下のサブ・スクリプトに"Sample Application"と表示されています。

3 "Sample Calendar"アプリケーションをクリックしてインストールします。

4 サマリー・ページが表示されます。"Instal l Application"をクリックします。

5 " Authentication"に"Application Express Accounts"を選択し、Nextをクリックします。

6 "Instal l Appl ication"をクリックします。

7 Runアイコンをクリックします。

8 アプリケーションがインストールされました。アプリケーションは自動的にアンロックされます。

参考情報

このチュートリアルでは、以下のことを学びました。

• Data Workshopを使用した、データの表へのロード

• Application Wizardを使用したデータベース・アプリケーションの作成

• Interactive Reportの変更

• カレンダー・データの作成と更新

• データ・アップロード・ウィザードの追加

• 値リストの作成と適用

• 検証(Validation)の作成

• パッケージ・アプリケーションのインストールと実行

リソース

• APEX OTN Home Page

• Application Express 4.2についてもっと学びたい場合は、 Oracle Learning LibraryにあるOBEを参照して下さい。

• Oracle Application Express: Developing Web Applications

• Oracle University

Credits

• Lead Curriculum Developer: Anupama Mandya

Other Contributors: David Peake

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